(2021/12/16) アフリカ地域研究会水・衛生に関する発表をしました。

2021年12月16日に,アフリカ地域研究会で,サブサハラ・アフリカの水・衛生に関する発表をしました。発表では,トイレ利用者および日常でのWASHの実践の観点から,自律的なサニテーションの実現のための,マラウイとザンビアでの取組みを紹介しました。世界の多くの地域で共通する課題でありながらも,解決のためには地域独自の文脈の重要性が再確認されました。

  • 会議名:第255回アフリカ地域研究会


  • タイトル:水・衛生とサブサハラ・アフリカ


  • 講義内容:サブサハラ・アフリカには基礎的な水、サニテーション(トイレとし尿管理)および手洗い設備を利用していない人がそれぞれ4.0億、6.9億および8.2億人いると推計される。水は人の生活に欠かせず、サニテーションは人が集まれば大なり小なり生じる問題であり、COVID-19により手洗いは突如脚光を浴びた。水・衛生の意味を今一度考え直し、これをどう社会で実現するか。現場での実践研究に基づき考える。