(2021/12/06) 滋賀県立高島高校でアジア・アフリカの水・衛生に関する講義をしました。

2021年12月6日に,滋賀県立高島高校で文理探究科の約80名の学生に対し,アジア・アフリカの水・衛生に関する講義をしました。講義では,日本の下水道事業の現状と江戸時代のし尿経済から,し尿の肥料価値を活用するためのし尿分離型トイレの導入を考えました。次に,住民自らによる衛生リスクの可視化アクションリサーチを合わせて考え,ハードとソフトの両面からのアプローチの重要性を生徒らと学びました。

  • タイトル:アジア・アフリカの水・衛生:サニテーションの価値とは


  • 講義内容:世界の5歳未満の子どもの主要死亡原因の一つである下痢の58%は水・衛生の不備により引き起こされており,持続可能な開発目標でもサニテーションは重要な課題として取り上げられている。アジア・アフリカでの研究事例を交えながら,サニテーションの現状とその実現に向けた取り組みを紹介する。