2024年 第9回活動
秋の冷たい雨の中、
機関車たちの冬ごもり
2024年11月10日 於:林業機械化センター 展示棟「親機館」
Update : 2024/11/23
2024年11月10日 於:林業機械化センター 展示棟「親機館」
Update : 2024/11/23
11月10日は、関東平野の群馬県前橋市も寒くなり、朝、根利へ向かうと途中から小雨が。そして、根利の林業機械化センターに到着すると、早く着いた会員がブルーシートをかけ始めていました。
予定では午前中は軌道調査、午後保存車両他の冬ごもりでしたが、雨が強くならないうちにブルーシートを掛けてしまおうということの様でした。
そして、雨のために軌道調査は中止。今回は少人数という事もあり、午前中から、冬ごもりとなりました。
赤城山の北側、12月に入れば雪も降り、大変寒い根利ですから、古い毛布などを下に掛けて、その上にブルーシートを被せました。
写真は毛布が掛けられたボールドウィン製蒸気機関車とホイットカム製ガソリン機関車。
10時40分、今回は4名で頑張っていましたので、休憩。
根利の山々の木々は、微妙に色づいてきていましたが、今年はまだまだな感じでした。
右上は協三工業製ディーゼル機関車のキャブ内。再塗装時に取り外した部品を取り付ける段取りなどをしております。
左は手作りの特殊軽量機関車の実物大模型。根利の森林鉄道では昭和30年代は、こんな小さな機関車が山トロ(丸太を積むトロッコ)を数両従えて山を登っていました。丸太を積んだ後、山トロは動力は使わずに1両ずつブレーキを掛けながら下りました。
ブルーシートの上に、透明なビニールシートもかけて、協三工業製ディーゼル機関車、ホイットカム製GLも覆って行きます。
ボールドウィンSL、ホイットカムGL、協三DL、木曽B型客車と冬ごもりの準備完了。
保存車両の手前は、今年も常設を前提に線路を敷設しましたので、線路が長く伸びていて良い雰囲気です。
秋ですね~。落ち葉や枯草にまみれた線路が、とても良い雰囲気です。
保存車両たちの前は今年の敷設ですが、既に何年も前から敷かれていたように馴染んでいます。嬉しい!!
会員の一人が、協三工業製10tディーゼル機関車の鉄道模型を持って来て、運材台車を繋いで見せびらかしておりました。イイ感じの丸太ですが、これは自宅の庭の木の枝とのこと。素晴らしい!!
午後の作業は、運材台車と実物大の手作り木製模型の特殊軽量機関車。
作業は1時間かからずに、笑顔の中、終了。
小雨で寒いことと、少人数で頑張ってしまいましたので、今回は午後2時過ぎに解散となりました。
来年春までは保存森林鉄道車両たちの見学はできません。冬ごもりから明けるのは来年、2025年4月中旬の「総会」の日となります。ご承知ください。
右写真は、私、信沢あつしが1979年から乗っている1969年モデルのVWビートル。2024年も快適に前橋から根利を毎回往復してくれました。でも、これからの時期は雪が怖いので行きませんよ~。