2024年 第3回活動

展示用線路の延長 パート2

2024年62日 於:林業機械化センター 展示棟「親機館」
Update : 2024/06/06

3回の作業の模様をYoutube動画にしました。

雨が降り出す中での作業の模様をご覧ください。

Update:2024/06/26 19:15

第2回では協三工業製ディーゼル機関車前の線路を延長しましたが、今回はボールドウィン製蒸気機関車前の展示用線路を延長しました。

敷設するに当たり、丁度良い長さの軌框がありましたので、それを仮置きしてみますと、レールが変にカーブをしていました。それをベンダーを使って修正するのも大変ですので、特殊軽量機関車が走行していた線路の直線部分のレールを使用することとしました。

特殊軽量機関車走行していた線路の直線部分のレールを外して、ボールドウィン前の延長用に使用します。

一旦、廃線のような状態ですが、次回の活動で、別のレールを敷く予定です。

今までは隣の敷地に向かって登り勾配で軌框を敷設していましたが、前回同様に勾配の土盛部分を削って、展示用線路が水平になるようにしました。

朝、到着したころから怪しい天気でしたが、10時から作業を始めて1時間もしないうちに、雨が降ってきました。そこで雨が激しくならないうちに、ロープを張ってブルーシートを掛けて作業箇所に屋根を掛けました。

この後、昼頃には豪雨になりました。

既に敷設されているところも少し土盛がしてありましたので、その枕木を外して下の土を避けましたが、犬釘を抜くのが大変なんです。今回は、会員の一人が犬釘用のバールを作って持ってきていましたので、前回よりは少々楽でした。

開始から1時間少々で、線路敷設場所を水平に掘ることが完了し、枕木を並べました。

並べた枕木の上にレールを置いてみて、スマフォの水準器で水平を確認し、枕木の高さを調整しながらの作業となりましたが、意外と水平だったのには驚きでした。

午前中は、ここで終了。枕木が置かれ、その上にレールが載っています。天気が悪い割には、意外と進捗しました。

午後は、レールを正しい位置に置いて、既存のレールと締結しました。そして、天候が悪化するとの天気予報から、犬釘は仮止めで数か所のみとし、前回同様に土で枕木まで埋め戻しを行いました。

午後2時前には、レールは止めてありませんが、良い雰囲気の線路となりました。線路の終端には枕木を置き、コーンを置いて危なくないようにしました。次回は犬釘打ちをして完了でしょうか。

天候が悪化する前、午後2時には作業を終わらせ、ミーティングの後に解散となりました。

これで両方の展示線の機関車の、人力、手押しでの出し入れが容易になったはずです。そして、従来の軌框を置いただけよりも、随分と見栄えが良くなりました。次回活動が楽しみです。