2023年 第3回活動 協三DL再塗装開始

2023年618
Update : 2023/07/08

Update : 2023/07/14

618日の協三工業製10tディーゼル機関車(DL)の再塗装開始の模様です。この日も暑かったのです。群馬の山中ですが、今や夏は関東平野並みに暑かったです。

動きの少ない動画ですが、写真では分からない部分が見られるかと思います。

第3回の活動も好天に恵まれました。林業機械化センターの親機館に到着すると、日陰を作るためのブルーシートが貼られていました。

今年は協三工業DLの再塗装ですが、前回は再塗装のために、仮設の線路で車両群を大移動して、いよいよ今回より再塗装に入りました。

ここに保存されている協三工業DLは、2007年時点では津別営林署の「43号機」と判断していましたが、「48号機」という説が登場し、今回も朝から資料や写真を持ち出して、ナンバー談義となりました。

そのために線路を仮設しますので、トロッコに枕木を乗せて運び出しました。

便利ですねトロッコは。重たい枕木を一度に何本も運べるのですから。

ドアの再塗装、キャブ内の再塗装のために、先ずはキャブドアが取り外されました。

とりあえず外せる部ふんは取り外し、古い塗装表面を削り落としていました。

お昼は、群馬のソールフード登利平の「竹弁当」。

2007年に書かれた「43」号機の文字も削り取られました。

さて、塗装完了時には、何号機になるのでしょうか。

もし、本機関車に関する情報をお持ちの方がおりましたら、ご協力を宜しくお願い致します。

協三工業DLのキャブ内での作業の様子。

塗装を剥がして、過去に塗られた塗装の色を確認しました。

一番下は赤茶色い錆止めの様で、その上に塗膜の薄いクリーム色、王滝時代と思わせる淡い緑色、保存時された時に塗られたと思う濃い緑色。そして表面は2007年に塗られたクリーム色でした。

取り外したキャブ内のエアブレーキの配管。

今回はキャブの外装の塗装表面を削り、午後2時からキャブ部分の塗装を行い、ボンネット上部蓋も塗りました。

前回、2007年の塗装が良かったため、作業はスムーズに進みました。

更に移動して、ホイットカムGLと並べました。

これも今まで見られなかった光景です。しばしの撮影会となりました。

外したキャブのドアを裏側から分解。

2007年に再塗装はしているようですが、窓の建付けが悪いことが判明。前回は、短期間で忙しく作業をしましたので、ちょっと雑でしたかね。

キャブのみ再塗装をした協三工業DL。

塗り上がってみると、まだ少し明るい感じがします。塗色を再考して、塗り直しかもしれません。

午後3時半過ぎまで作業を行い、4時過ぎに解散となりました。

ドアの窓枠の建付け、キャブ内の塗装は、車体、キャブ内の塗色の問題。また台枠部分の塗装が意外と悪かったこと。更にはナンバーの問題もあり、簡単な再塗装を想定していましたが、意外と時間が掛かるかも知れません。

次回、第4回は7月9日。塗装作業は各部を分解して行いますし、分業でしますので、素人の方でも、お子さんでも参加できるところもあります。是非、入会して参加して、実物の機関車に触れて、体感して楽しんでください。会員は、随時募集しています。