仲間の活動のお手伝い

赤沢森林鉄道No.86塗装作業 参加 塗装剥離編

2022年10月10日
Create : 2022/10/12 Update : 2022/1
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2022/11/30 12:30 この日の模様を月刊とれいん12月号に掲載

11月21日発売の月刊とれいん2022年12月号の「線路は続くよ、いつまでも」にこの日の活動を掲載しています。興味ある方は購入ください。

以降は以下を掲載予定です。
2022年12月発売 2023年1月号(カラー2ページ)
 王滝森林鉄道の会/りんてつ倶楽部 王滝村公民館まつり 体験乗車
2023年1月発売 2023年2月号(カラー2ページ)
 赤沢森林鉄道86号機修復 10月15日~完了まで

2022/10/14 11:16
2022年10月10日の模様を YouTube にアップしました。

木曽森林鉄道の酒井工作所製 86号機の塗装剥離の模様です。
赤沢森林鉄道にも乗車して来ましたので、その動画も含まれています。
楽しいですよ。

11日~14日は現地の方が引き続き下塗り等の作業を行い、15日に上塗りの予定です。

2021年9月22日の、"SAKAI WORKS" 酒井工作所製86号機。

突然の上松町観光協会からのメールではありましたが、木曽森林鉄道の酒井工作所製の86号機を塗装修復するとのことで、10月10日(日)に赤沢森林鉄道に行って来ました。

尚、2022年10月15日(土)にも修復活動があります。詳しくは上松町観光協会 (TEL.0264-52-1133) に問い合わせください。

朝4時過ぎに群馬県前橋市を出て「道の駅しもにた」で会員1名を拾ったところでは雨はほぼ上がり、長野に入り和田峠、塩尻峠を越えると日が差して虹が出ましたが、国道19号線の木曽路に入ると再び雨となってしまいました。

上松も午前は小雨、昼頃には上がるような予報でしたが、到着したころには本格的というか、激しい雨となり、結局は活動している間中、雨は強くなったり弱くなったりの日でした。

朝、赤沢自然養林に着くと既に会員1名が到着しており、私を含め当会会員3名で参加しました。

作業は森林鉄道記念館の脇の屋根のある部分で行われました。この日は、主に塗装の剥離作業でした。

私たちは、ボンネット部分の塗装剥離をさせてもらいました。

錆びたところから剥離をしていくと、塗装は2度されており、表面のアイボリーの下に黄色が塗られ、その下はなく鉄板が現れました。黄色も元々の塗装とも思えない感じでしたので、最初に保存した時に総剥離をしたのではないかと思います。そして、その後、現在の色に塗られたようです。

赤沢森林鉄道は木曽森林鉄道と総称される木曽の森林鉄道「小川森林鉄道」の「赤沢支線」だったところです。小川森林鉄道の終点が赤沢で、そこから先に延びていた赤沢支線の2.2キロを利用して観光用の鉄道となったものです。

昼休みを兼ねて、一往復乗車させていただきました。観光用の鉄道ではありますが、ほぼ赤沢線の跡を走ります。周囲には伐採された跡も見られ、現在の終点丸山渡停車場の手前からは、旧赤沢線の線路が分岐しています。終点の停車時間は5分でしたが、機回しを見ると駆け足で旧赤沢線跡に行き、留置されている車両群も一瞬ですが見てきました。

始点は「森林鉄道記念館」。構内に車庫のような建物があり、それが森林鉄道記念館です。

中は機関庫の風情で、木曽のボールドウィン1号機を含め、何両もの車両が保存されています。車両以外にも森林鉄道に関わる様々なものが展示されています。


ずっと雨でしたが、屋根下での作業であまり気にならず、午前、午後と作業が出来、午後3時過ぎに私たちは撤収となりました。

帰る頃には、雨はほぼ上がり、帰る途中で小中尾停車場のスイッチバックの痕跡を見て、上松の周囲の森林鉄道遺構を見て帰って来ました。

作業で筋肉痛はありますが、大変楽しくて、嬉しい一日でした。

次回は前記の通り、10月15日です。私たちはまたメンバーを入れ替えて参加します。

2022年10月10日、往時の森林鉄道の雰囲気が満載の赤沢森林鉄道。