2023年 第6回活動 協三DL
ボディ、キャブ内全塗装

2023年910
Update : 2023/09/12

台風13号はなくなり「台風一過」で爽やかになるかと思いましたが、朝から蒸し暑い日となりました。

前回、塗装剥離をした部分を高圧洗浄で奇麗に洗い流しましたので、表面を軽く拭いてボディとキャブ内の塗装となりました。

高圧洗浄が乾いた後には薄っすらと汚れが溜まりましたので、軽く表面を拭き掃除です。

車体の塗装は、先ずは塗り辛いところから始めました。

色は前回と同様に調合した、当時の協三工業色風。この写真では少し明るく見えてしまっていますが。

平らな所はローラーで、細かなところは刷毛で。今回は12名の参加があり、午前中には車体は粗方塗れました。

「私ね、保存機関車のロッドが銀色に塗られているのが嫌なんですよ」と語る会員と、10月のまつりに向けてボールドウィンのロッドも磨きました。そんな考え方で2006年に塗装修復した際にロッドや動輪に塗られた塗装は剥がしたのでした。その代わり定期的に油を付けたり、磨いたり必要なのですが。

キャブ内はまだ旧塗装が凸凹だっりするところがありまして、気になる所を研磨。その後に塗装となりました。

力作業は殆どありませんでしたが、好天ながら蒸し暑い日で、午前中の作業が終わると首に巻いたタオルが汗で濡れて重たくなっていました。スタミナが失われた感じでした。

昼にほっともっとの特のりタル弁当とブラスサラダでスタミナをつけて(!?)、午後は主にキャブの窓枠の塗装となりました。写真では白っぽいですが、キャブ内と同様のクリーム色です。

粗方塗装が終わると、誰かが塗装を眺めて、塗れてないところを探して、追加で塗っていきます。

イイ感じの協三工業色(?)に仕上がって来ました。

ほぼ塗り上がった協三工業製10tDL。

塗終わった頃に、雨樋にゴミが詰まっていることが判明!! 数十年間のゴミ、枯葉などが詰まっているようで簡単には掃除できませんでした。

大体塗終わったキャブ内。床の方は次回ですね。

まあ、こんな感じで、そこそこ塗終わったものの完成には遠く、まつりまでに2日ほど追加作業をして仕上げる予定です。

北見営林局時代の「43」号機としていた本機ですが、昨年「48号機ではなかったか説」が出てきました。

そんなわけでマグネットシートで43号機と48号機を作って貼ってみました。さてお披露目時にはどちらになるのでしょうか?

午後4時頃、作業を終えて、まつりに向けてのミーティングです。9月24日(日)、10月15日(日)の2日を追加作業と予定しました。確定し次第、会員にはメール等でお知らせします。
※尚、見学に来られても展示棟「親機館」が外装工事中ですので、協三DL以外の保存車両等はご覧いただけません。

4時半頃にミーティングが終了すると、山奥の根利は太陽が沈むところでした。