2024年 第4回活動
線路工事と協三工業DLキャブ内の塗装など
2024年6月16日 於:林業機械化センター 展示棟「親機館」
Update : 2024/06/19
第4回の作業の模様をYoutube動画にしました。
好天の下での線路工事と、協三工業製ディーゼル機関車のキャブ内塗装でした。見どころは、協三DLを引き出す、押し戻すシーンです。ユニックに牽かれてはいますが、機関車が動くのは楽しい光景です。
Update:2024/06/26 19:15
第4回は延長した線路の犬釘打ち、その延長用に転用してしまった線路の再敷設。そして協三工業製ディーゼル機関車を表に出して、キャブ内の修復作業を行いました。
協三DLは昨年、塗装をしましたが、キャブ内の床付近、取り外した一部部品が塗装せずに残っていたからです。
レールを転用してしまった線路跡に、別の少しカーブをした軌框を持って来て接続しました。
軌框になっていますので、そのままユニックで近くまで運んで、人力で移動、調整して敷設しました。元々曲がっていた線路のお陰で逆S字型になり、大変良い感じになりました。
元々敷設してあった線路とレールがずれていて開いてしまった大きな隙間は、犬釘を少し緩めて木ハンマーで叩いて接続しました。
作業を始めて40分ほどで線路が繋がり、元通りになりました。
前回も犬釘を抜く用の「釘抜」を会員が作って持って来ていましたが、今回は改良新製品(!?)も持って来て、良い感じで犬釘を抜いたり、緩めたりが出来ました。
犬釘用のバールの柄が長いので切ったついでに、レールの試し切り。
今後の線路の敷設に備えて、どんな感じなのかを試してみました。12kg/mレールが約5分ほどで良い感じに切れました。
協三DLを前に出すために、線路の上に積んであった軌框の片付け。そのついでに、運材台車の回転枕(ステイクポスト)も場所を移しました。
山の中の草生したところに何気なく積んである線路が大変良い雰囲気だと思うのでした。
今年延長した線路は、今までと違って水平ですので、協三工業製10t DLも、ユニックで容易に引き出せました。
ただ、敷設した線路に10tの機関車が載りましたら、線路が少し沈み込んでしまいましたので、次回以降に枕木の下をビーターで突き固めるなどしないといけませんね。
久しぶり、一年ぶり(?)に屋根の下から出てきた協三DL。いいですね。太陽の下で見る機関車は。この日は、これだけでも楽しいのでした。そして昼食前に会員の奥さんから地元の「沼田のさくらんぼ」も届いたのでした。
昼食後は、ボールドウィン製SLの前に延長した線路の犬釘打ち。
ゲージを確認しながら、交代で打っていきました。まあ、これも楽しいのです。そして、犬釘が打たれると、線路の見た目もグンと良くなるのでした。
表に出した協三DL。
どうですか? 良い感じですよね。やっぱり、表に出して眺めたいです。
犬釘打ちが終わると、キャブ内の清掃、そして外していた部品の塗装剥離、塗装作業と入って行きました。
「43」のナンバーは位置決め、見た目の確認の仮止めです。次回以降、43を刷毛を使って黒ペンキで描く作業となります。
協三DLのキャブ内の部品の塗装剥離と塗装作業。
緊急用のエアブレーキの配管などのようですが、詳細は不明です。(笑)
協三DLのキャブ内の床の塗装作業。
まあ、結構腐っていたのですが、そこそこ良い感じになりました。
思い起こせば、最初は車体の全てが錆びていたのでした。2007年に一度錆を落として塗装をしているので、意外と外観は奇麗なのです。
協三DLのキャブ内の部品の塗装は終わりましたが、取付は次回以降です。キャブの床の塗装が乾いていませんし。
そして、短いですが、機関車の前方の線路が延びたのが素晴らしいです。静態保存ですが、線路が続いていると走り出しそうに見えてきます。
次回の第5回活動は7月7日の七夕の日の予定です。興味ある方は、是非遊びに来てください。