仲間の活動のお手伝い

赤沢森林鉄道No.86塗装作業 参加 上塗り

2022年10月24
Create : 2022/10/
27

2022/11/21 02:40
2022年10月24日の模様を YouTube にアップしました。

木曽森林鉄道の酒井工作所製 86号機のクリーム色の上塗り塗装の模様です。
10月28日に台枠周りのエンジ色の塗装をしたようです。

2021年9月22日の、"SAKAI WORKS" 酒井工作所製86号機。

上松町観光協会からのメール連絡で行った木曽森林鉄道の酒井工作所製の86号機を塗装修復。10月10日(日)、15日(土)と二日間、赤沢森林鉄道に行き塗装の剥離、下塗り作業をして「機会があったら、また行きたい」と思っていたところに10月24日に上塗り作業の連絡で、ついつい行ってきてしまいました。よみがえれボールドウィン実行委員会からの参加は、今回は私、信沢あつしの一人でした。

左写真は、2021年9月22日の"SAKAI WORKS" 酒井工作所製86号機。屋根やラジエータの下が赤茶色く錆び、ボンネットのクリーム色が剥げだし下の黄色い塗装が出てきていました。この再塗装です。


今回はガソリンが満タンでしたので、朝4時半頃に群馬県前橋市を出ました。途中で通勤時間帯とはなりましたが、ほぼ予定通り、午前10時2分に赤沢自然休養林内の赤沢森林鉄道に到着しました。

到着すると、さっそく86号機を屋根下から押し出す作業に加わりました!! 来る途中は群馬から、木曽の鳥居トンネルまでは雨でしたが、その後は晴れ。屋外作業となりました。

朝イチの列車でしょうか、すぐに北陸重機のHKWが客車列車を牽引して「森林鉄道博物館停車場」に入線して来ました。

前回、10月15日の続きの作業、下塗りからでしたが、下地仕上げがされていない箇所がありましたので、その部分の錆び落とし、表面を平滑に磨く作業などとなりました。

フロントのラジエータの細かな部分の塗装剥離をするベテランの方たち。ベテランの3名は、それぞれの個性を発揮して、阿吽の呼吸(!?)で作業をしておりました。

今回は地元のペンキ屋さんも助っ人で来てくれました。下地が終わったところから、窓などのマスキングをして下塗りです。

前回の時に、窓枠などのマスキングはしておきたかったのですけれど、そう思いつつも、色々とやっていると忘れてしまってね…。


ベテランが気にしていた排気筒。これが斜めに立っているのを直したいと。しかし、この排気筒のパイプは厚くて、重たくて、簡単には曲げたり、削ったりできなそうなもの。かなり難しそうでありまして、とりあえずはベンディングなのでした。

午前中は下地仕上げで終わり、下塗りをしたのは一部のみでお昼になりました、

私はお昼休みに写真撮影。紅葉が美しくなり出した赤沢森林鉄道。そして原木を積んだ運材台車を牽引した状態のボールドウィン1号機。実は、22日、23日と撮影会がありまして、いつもと違う車両配置となっていたので、それを楽しませていただきました。

午後は、ペンキ屋さんが刷毛やローラーで塗り辛い部分を、吹き付け塗装で下塗り。私たちは塗りやすいところを塗っていきました。

午後2時過ぎから、本格的に上塗りとなりました。私たちが塗りやすいところを勝手に好きなだけ塗っていき、ペンキ屋さんが塗れていないところや、ムラのある個所に吹き付けていく連係プレーで進みました。

ボンネットのカバーもキレイに塗り上がりました。向こうでは鋼鉄製の丈夫なラジエータグリルを磨いています。運材台車に角材を並べた長物車(?)の上での作業です。贅沢な感じがします。

キャブドアや、外した窓枠が忘れ去られていて、マスキングもしてありませんでしたので、窓ガラスにマスキングをして、午後3時になり、私の作業は、ここまで。

その後はペンキ屋さんが引き継いで塗ってくれました。

その後、たまたま遊びに来ていたマニアな人との会話も楽しんで、帰路に就いたのでした。

この日のよみがえれボールドウィン実行委員会からの参加は私一人でしたので、あまり写真も撮れませんでしたが、作業に没頭する瞬間もありまして、なかなか楽しかったのでした。

とりあえずクリームで塗るべきところは上がりました。この後は、台枠周りのエンジ色と仕上げの「No.86」のペイントですね。

いつやるのでしょうかね、気になりますね。ただ、この日の朝は高い山に雪が降ったとの話もありまして、これからは雪が気になります。降らなそうなら、また行きたいですけれど…。

デハ。

2022年10月24日、木曽森林鉄道86号機、塗装修復の模様