根利森林鉄道まつりの記録
Archive of the Neri Forest Railway Festival From 2006
Create : 2022/04/30 17:32
Archive of the Neri Forest Railway Festival From 2006
Create : 2022/04/30 17:32
2006年「よみがえれボールドウィン実行委員会」が発足した年、最初に塗装修復を行ったのが、「ボールドウィン」社製の蒸気機関車です。修復した機関車のお披露目として、2006年10月29日に、まつりを開催しました。
2007年は協三工業製10tディーゼル機関車の塗装修復を行い、10月21日にお披露目イベントを開催しました。
2008年はアメリカのホイットカム(Whitcomb)社製の修復を開始し、塗装修復が終わったところでお披露目イベントを行いました。10月9日でした。この後、この機関車の修復は続きました。
1926年製のアメリカのホイットカム(Whitcomb)社製の修復は機関にもおよび、この年、46年振りに走行可能となりました。この年に修復していた運材台車を牽引し、10月4巣に運材列車として走行を披露しました。
ここで修復していた車両たちが、秋に開催される「第34回全国育樹祭(群馬県開催)」に展示されることとなり、それを記念して7月25日に開催しました。
特別企画トークイベントととして「根利の森林鉄道を語る」が、名取紀之 氏(レイルマガジン編集長)、西 裕之 氏(森林鉄道研究家)、安藤 勝 氏(林業機械化センター所長)、東宮 進 氏(よみがえれボールドウィン実行委員会)等により開催されました。
2013年は5年間を掛けて修復してきている木曽森林鉄道のB型客車のお披露目がメインでした。まだ修復途中でしたが、B型客車の構造が見える状態でのお披露目でした。
2013年は生憎の雨で、修復中のB型客車を見られなかった人がいるとのことで、2014年もトラス構造が見える状態の木曽森林鉄道B型客車をもう一度、と7月27日にもう一度お披露目となりました。外板が終わった状態での展示でした。
2008年から徐々に開始し、2010年より本格的に修復をしてきた木曽B型客車が完了しお披露目となりました。上松運輸営林署機工課で製造された客車は、ここ沼田市根利でおよそ60年ぶりに限りなく新造に近い美しい姿でみごとによみがえりました。