岩手富士産業製 特殊軽量機関車

IWATEFUJI SANGYO Light weight locomotive

Update : 2022/04/30 17:21

Update : 2022/04/30 17:21 2009年10月3日の走る動画、運材台車を連結する動画を下に追加しました。

1926 WHITCOMB gasoline locomotive
1926年製 ホイットカム社製 ガソリン機関車

「よみがえれボールドウィン実行委員会」が塗装修復を開始して3年目、2008年に塗装修復を開始しました。このホイットカムは非常に保存状態が良く、簡単な構造であったため、エンジンの補器類も取り外し清掃し、錆びて貼りついていた多盤クラッチも分解清掃し組付けました。
その結果、2009年6月には修復途中でしたがエンジンが始動し、動態化を目指して修復が続けられました。そのため水漏れのあったラジエータコアの修復、交換などを行い、2009年10月の第4回 根利森林鉄道まつりにて運材台車を牽引して走ることとなりました。

2008年5月18日、木曽森林鉄道で活躍したホイットカム社製ガソリン機関車の修復を始めた時の画像と、人力で押す動画です。この日は修復作業を始めるために、仮設線路を作り、敷いての機関車の入換でした。奥に展示されていたホイットカム機関車を、線路を敷きながら、機関車を押したり引いたりして、一番表に出したのでした。
6月15日はホイットカム機関車の修復のための分解が始まり、外した部品の一つ一つが磨かれていきました。7月13日には、台枠上に載っている車体の全てが取り外され、裸の状態になりました。

2009年6月21日、木曽森林鉄道で活躍したホイットカム社製ガソリン機関車の修復を始めて、ちょうど2年目、エンジンの補器類を取り付けたので、エンジン始動を試してみました。
ほのかにエンジンが掛かる兆しが見えたものの、結局は人力で押して屋根下に移動して終わりとなりました。

2009年7月12日、木曽森林鉄道で活躍したホイットカム社製ガソリン機関車の修復を始めて、ちょうど2年目、キャブやマグネトーなど、取り外せる部品は取り外して分解、掃除をして、ただ取り付けたという状況でした。エンジン始動を試みて2回目。45年間静態保存されていた4気筒 5,200ccエンジンが爆音とともに息を吹き返したときです。
まだまだ修復途中で、この日はラジエーターの水漏れを確認し、ラジエーターコアを取り外しています。しかし、これを機に、この機関車の動態化が進んでいきました。

2008年5月から修復を始めた1926年製の米国ホイットカム社製ガソリン機関車が、2009年9月21日に46年振りに走った日です。


2008年5月から修復を始めた1926年製の米国ホイットカム社製ガソリン機関車が、2009年9月21日に46年振りに走った日です。
そして第4回 根利森林鉄道まつりで、運材台車を牽引して走ることとなりました。

修復した1926年製機関車を走らせる!! 46年間保存されてきたガソリン機関車を試運転!

2009年、動態化したホイットカムを第4回 根利森林鉄道まつりでお披露目することとなり、前日の10月3日に試運転をしたときの動画です。

修復した1926年製機関車に修復した運材台車を連結!!

2009年には、運材台車も修復して来ており、第4回 根利森林鉄道まつりに向けて、10月3日試運転にて、動態化したホイットカムに修復した運材台車を連結、牽引する動画です。