2023年 第4回活動 協三DL再塗装 青を作る
2023年7月9日
Update : 2023/07/14
Update : 2023/07/14
7月9日の第回活動での協三工業製10tディーゼル機関車(DL)の再塗装の模様です。
第4回の活動の朝、赤城南面方向は小雨で涼しい日かと思いきや、下田沢から峠を越えて根利に着いたとたんに晴れ始めて、この日も暑い一日となりました。
写真は下田沢を走り抜けるVWビートルから。
朝集まったら、先ずはミーティング。今回は協三DLの再塗装の段取りと「第11回 根利森林鉄道まつり」での披露の件などなど
ミーティングが終わると木曽森林鉄道のB型客車もボールドウィン蒸気機関車も眩しい日差しを浴びていました。
協三DLは、ボンネットの扉類を取り外し、再塗装の準備。
キャブドアの窓枠の合いが悪かったので、会員の大工さんが登場して、現物合わせで調整してくれました。ただ、窓枠が「ケヤキ」でしたので、削れなくて苦闘していました。
台枠部分の塗装の下に残る製造時の塗装。黒い塗装で縁取りをしたようなところが元の塗色。この色を目標に、小さな容器で色を調合して試し塗り。
イイ感じの色が確認できたので、実際に車体を塗るように塗料を調合。製造時と思われる色に、かなり近づいたはずです。
キャブのフロントウィンドーの窓枠も外しました。マイナスのネジで四角いナット「角ナット」。内側は角ナットのサイズの四角い穴で、締め付けた後には、やはり四角い木で塞いであるという、丁寧な仕事でした。
調合した協三ブルー(!?)を、まずはボンネットの扉に塗っていきました。
キャブのフロントウィンドー枠の取り外し。見えないところに、白アリ(?)の巣の跡があり、かなり腐っておりました。
再塗装のためにドアの「43」を削り取りました。
2007年時点では「43」号機と判断しましたが、「48号機では」と云う話も出ており、秋の祭り前までに答えを導き出して、新しい塗装の上に書いてお披露目をしたいところです。
「だいたい3時のおやつ」は、「沼田のスイカ!?」
暑い日でしたので、水分補給に美味しいスイカはありがたかったです。沼田はイイね~。スイカ畑があるから。
協三ブルーでボンネット、キャブの扉類を塗って、最後に余った塗料で、車体正面を塗ってみました。
キャブから取り外してある運転席シート。座面が、とても醜いことになっておりますので、座面のみ別のもので作成しようかと考えています。
今回も作業自体は午後3時半頃まで。その後5時頃までミーティングをして終了となりました。
私たちが調合した「協三ブルー」はいかがでしょうか? まあ、写真ではちょっと分かり辛いですね。でも、少しは当時の協三工業の青に近づいたと思います。
次回活動は8月6日の予定です。