ホイットカム 点検、整備

2021年4月19日

2017年に一度エンジンを掛けたものの、その後、不調におちいっていたホイットカム社製のガソリン機関車ですが、今年は走らせたいと、2021年の活動開始前に旧車の整備士とともに点検整備を行いました。

午前中は、一番怪しかった点火系。点火順、点火タイミングを確認、調整しました。

点火系の確認、調整が終わり、昼食後にエンジンを掛けようとしたところ、スターターモーターが回りません。モーターを確認すると内部の端子部分が経年疲労でしょう、ハンダ付けの境目辺りで折れていました。とりあえず、応急的にハンダ付けでつなぎます。

ガソリンを送りエンジンの始動を何度か試みていると、今度はキャブからガソリンがオーバーフローしてきました。

キャブレターを分解してフロート室を確認。どうも、フロートが悪いのか、キャブが傾いて付いているのか、少しずつ漏れ出していました。

じっくりと確認して作業をしてこの日は時間切れ。でも、スターターの配線を直して、5月以降に再チャレンジすることとなりました。

その後も旧車の整備士とも色々と話し合い、走りそうだという結論に至りました。今年は、ホイットカムが走ってくれることでしょう。