第10回 根利森林鉄道まつり
協三工業DL 再塗装披露・撮影会
根利道・根利森林鉄道遺構を歩く

2023年10月22日
Update : 2023/10/26

2023年10月22日、周囲の山々が色付き始めた中、群馬県沼田市利根町根利の林業機械化センターで第10回 根利森林鉄道まつりを開催しました。
2023年は4月より協三工業製10tディーゼル機関車の再塗装を行い、この日に披露、写真撮影会となりました。また、初めての企画として根利道・根利森林鉄道遺構を歩きました。

朝晩が冷え込むようになりましたが、この日は雲一つない好天に恵まれ、昼を過ぎて協三DLに日が当たり始めると、撮影会も本番に!! 参加者のみんなで押して機関車の位置をずらして撮影したり、ボールドウィン製蒸気機関車を押し出してと、日が陰り出す14時30分頃まで、大騒ぎ、大喜びの撮影会となりました。

根利道と根利森林鉄道遺構を歩く

根利は旧街道「根利道」の中心「根利宿」であり、福島の会津の荷と関東の荷が交換される場所、物流の要衝地として江戸から明治にかけて栄えました。昭和になると森林鉄道が敷設され、林業で栄えました。そんな根利道と森林鉄道が交差する根利宿周辺の往時の遺構を訪ねて歩きました。往復2km程ですが、濃厚な散策となりました。

参加者も加わってボールドウィンSLを押して、協三DLと並べての撮影。

「は~い、みんな下がりましょう!!」などと、みんなで声を掛け合って、写真に写り込まないようにして、統率の取れた楽しい撮影会でした。

ホイットカム製ガソリン機関車も押すわ、ボールドウィンSL、協三DLも押して、みなさん楽しそうでした。なかなか実際の機関車に触れることもありませんし、それを押したりできるのですから、大の大人も大騒ぎで、はしゃいでいたのでした。

午後2時過ぎ、横田会長が閉会宣言…をするものの、その後も撮影会は続き、最後は参加者全員で機関車を屋根下に収めて終了となりました。

今回製作した「協三10t DL Tシャツ」。協三DLのカラーに合わせたシャツに背中にイラスト、胸には「43」号機と「協三工業」の文字が入り、大変好評でした。

午前は根利道・根利森林鉄道を歩き、午後は撮影会。参加者もスタッフも一緒になって、大騒ぎ、大はしゃぎの大変楽しい一日となりました。

こんなに楽しいのであれば、また来年も開催したいですね。
次回の根利森林鉄道まつりも宜しくお願い致します。来賓の皆様、地元根利の皆様、参加者の皆様、本当にありがとうございました。