2024年 第7回活動
線路を曲げてホイットカムGLの移動
ポイント用レールを置いてみる
2024年9月8日 於:林業機械化センター 展示棟「親機館」
Update : 2024/10/02
2024年9月8日 於:林業機械化センター 展示棟「親機館」
Update : 2024/10/02
前回8月4日の活動でホイットカム社製ガソリン機関車の移動が完了しなかったことで、この日も線路を敷いての移動作業となりました。
連日雨模様の北関東でしたが、この日は穏やかな天気で始まりました。
左は、会員の一人が持ち込んだ小さなテーブルのレイアウト。その昔、遊んでいたものを埃を払って持ってきたもので、1/87のボールドウィン製蒸気機関車と、なぜか1/150の南部縦貫鉄道のレールバスがグルグルと走っていました。
前回はほぼ直線のレールをユニックと人力で斜めに移動してホイットカムGLを斜め前方へ出しましたが、今回は地道にレールを曲げてホイットカムGLとの線路と接続しての移動としました。
みんなで交代で、少しずつレールを曲げて行きます。
9kg/mの少し細いレールですので、15kg/mと比べると格段に楽に曲がりますが、それでもこの作業は疲れます。一か所か二か所を曲げると交代。
「まあ、一時間もあれば曲がるだろう」との当初の見積通り、一時間でホイットカムGLの載る線路と繋がりました。
下の4枚の写真が、レールが曲げられていく様子です。
最後は微妙にレールの位置がずれていますので、ホイットカムGLをジャッキアップしてレールに架かる荷重を軽減して、ハンマーでレールを叩いて移動し接続が完了しました。
作業開始から、接続完了までで、ちょうど一時間でした。
線路が繋がれば、機関車を押すだけ。下り勾配と、その先も以前と比べると勾配が少ないため、6人ほどで屋根の下まで移動できました。
移動後のカーブをした線路が良い感じです。
撤去するのが惜しいですが、レールの締結部分を外していきます。
レールはユニックで撤去して、積み込み、邪魔にならないところへ片付けました。
線路の全てを片付けて、お昼になりました。
今回は地元沼田のシャインマスカット付きでした!!
午後は、「直線ポイント」のレールを引っ張り出して、並べてみることとしました。
この「直線ポイント」なるものが、どんな物なのかが理解できないので、実際に並べて置いてみようという事です。ここに保存されていた一組も、会で所有している三組も、恐らく木曽森林鉄道で使われていたものなのですが、全て直線ポイントなのです。
しかし、作業を始めるとポツリポツリと雨が降り出し、午後2時前に豪雨となったのでした。
強い雨は、排水が間に合わず、辺り一面が10cm近い水溜りになっていきました。今年の豪雨はとんでもないです。
一時間ほど雨は降り、午後3時から再開となり、レールを並べてみました。
直線ポイントはトングレール部分が両側とも直線になっており、右写真の手前側のところのいずれかのレールを少し曲げるだけで、右分岐にも、左分岐にも、両開きにもなる便利なもので当時は重宝されたらしいですが、スペースの少ないこの場所には不向きです。またクロッシング部分の角度も無いので、場所を取ってしまいます。
直線ポイントを眺めて、あーだ、こーだ言って、午後4時前にレールを片付け解散となりました。
とりあえずは、この写真の左手に敷いた線路と、ボールドウィンSLの載る線路を繋げることは出来そうです。当面は仮設でしょうから、繋げてみれば楽しいでしょうね。
10月は木曽で5日が森林鉄道サミット、6日が林鉄フェスに一部会員が参加し、ここでの活動は20日となります。