日本意拳協会について
日本意拳協会本部(大阪)は、
王岳銘先生、岳崢先生が、
複雑多岐にわたる現在社会において、厳しい勤務環境及び生活環境などから、
両先生は、自から社会の一員として
時間的、金銭的、身体的な制限、職場、家族関係、地域活動など、
とても良好な練習環境など満たされいない状況下において、
これらの環境に適合した意拳を研究され教授していただいたものです。
このことについて、両先生は、次のことを言われました。
「目的は、趣味、健康、自衛の為のもので、他の趣味も人生経験も多く持ち、人生を楽しみなさい。」
「武術ばかりの人生では、面白くありません。武術以外から学ぶことも多くあります。それが生きた教えです。」
また、王岳銘先生は、
「当面のことを一生懸命やりなさい。」
「他人を納得させることではなく、自分が納得することが大切。」
「問題ない」
と言うのが口癖で、
「自分の考え方や独創的なやり方のない人はだめです」
とも言われてました。
岳崢先生は、
「何でも一生懸命する時は、他人の評価など気にするな。」
が口癖でした。
武術の他にも多くの経験をもたれる両先生の自信のある言葉、
「気にするな」、「問題ない」
が、非常に印象的でした。
このことから、両先生のライフスタイルと指導要領から、自分が求める近い環境のカテゴリーで、たいへん共感したのが、いまだ継続している理由です。
また、逆に
◆練習時間が多く、時間的束縛を受けない方
◆社会的にも家庭的にも制限を受けない生活環境への配慮等が少なくて済む方
◆金銭にも余裕がある方
は、特に最も重要なこととして、その環境に適合したカテゴリーから見て、自分に近い環境の指導者のもと、最良のところで習うことです。
例えば、何時間も練習環境のある中で研究された指導者に習うなら、習う方も少なくとも同じ条件以上で習うことを推奨します。