重視事項

効果的な坑重力筋の活用

全ての動作は、足の踏みつけによる地面からの反作用を捕らえることで、坑重力筋を足裏から頭頂まで上下に引き合う中心線を効果的に地上動作に活用する坑重力機構が発揮できる。

 

逆もまた、真なり。

逆に地上の動作が正しければ、効果的に地面からの反作用を活用できる。

 

 

その動作が正しいとは

六合、上下中心を重視した守中用中、三尖相照、形曲力直、螺旋力、上下前後左右に均一に働く力等、練習上における必須事項が体得できているかである。

 

 

正しい力とは

踏みつければ、地面が鏡のように上下中心線を重視した地上の動作へ最も効果的に正しい力を反射させる明鏡止水の様である。

 

正しい梃子入れとは

正しい踏みつけが最も効果的な反作用を発揮する力点となり、正しい接触が最

 も効果的に相手側の仮借の力を捕らえる支点となり、正しい発力は、最も均一に

六合を伴った力量が作用点となる。ある力が働けば、必ず反対に働く力が発生する。

正に矛盾の力であり、明鏡止水の様である。

地上の動作は、地面からの最良の反作用を活用して、対人による相手との接触箇所の表面は、その全身の反対側裏面への最良の反作用を活用して、最良の反面操作により表面へ作用させ、梃子入れを自由自在に操る。