「正しい企業活動をする企業が増えれば社会は良くなる」
多くの人にとって人生の大半の時間を過ごし生活基盤である企業の安定的成長は、個人の生活の安定安心をもたらす。ゆえに、“より良き社会づくり”への企業の社会的役割は大きく、企業の社会的使命といえる。
「環境は自己の人格の半分を形成する」(20世紀初頭スペインの思想家オルテガ)――人間の成長期且つ活動期を過ごす企業の良し悪しが、人生を人として正しく生き抜けるか否かをも決める――正しい企業が増えれば、豊かなより善い社会づくりと人格形成の両面に貢献すると言える。
“企業は人なり”
正しい企業づくりには、人間として正しい考えもった経営者・経営陣が不可欠である
その上で、企業目的(社会的使命)を深く考え、目的にそった理念を掲げ、理念をすべての判断基準に、人を活かし育てながら企業活動を不断なく進め、企業文化まで高められるリーダーを選ぶ人事評価が要となる。
また、経営陣になるかどうかに関わらず、人として正しい考えをもった人間になろうとすることが基本であり、そのために、連載記事3「生きるために大切なこと」を記す。