(P.142-144)
・代表的なモバイル端末
(1)情報通信端末
携帯電話/PHS(フィーチャーフォン)
スマートフォン
利用者が汎用的な( ① )上で( ② )を自由に追加して機能拡張やカスタマイズができる
携帯電話及びPHS【MCPC定義】
(2)情報処理端末
PC:ノートPCや通信機能をもつ( ③ )や( ④ )
タブレット端末:キーボードとディスプレイを一体化
(3)その他の端末
表示視聴端末
情報収集端末
①オペレーティングシステム
②アプリケーション
③MID(Mobile Internet Device)
④UMPC(Ultra Mobile PC)
(P.145)
・端末の移動可能性と移動範囲
①携帯電話
②PHS
③ダイヤルアップ接続
(P.149)
・ヒューマンtoマシンコミュニケーションとマシンtoマシンコミュニケーションは、
マシンと対向するコミュニケーションという形態で( ① )という呼び方がされている
①マシン・タイプ・コミュニケーション
(P.158)
・携帯電話はPHSは( ① )という方式で遠隔通信を行っている
①セルラー型システム
(P.159-P163)
・セルラー型システムで端末が関与している機能を9個応えよ
①待受け基地局の選択機能
②デマンド・アサイン機能
③ページ機能
④位置登録機能
⑤秘匿(暗号化)と認証
⑥通信チャンネルの選択
⑦ハンドオーバ機能
⑧送信電力制御機能
⑨受信専用機能
・セルラー型システムで端が関与している機能の詳細
(a)アクセス先基地局の選択機能
端末は電源が投入された時点でその周辺の基地局のうち、最も( ① )が高い基地局を選択する。
この基地局は、端末が発信接続のときにアクセスしたり、着信接続のための端末呼出し信号(ページ信号)を
受信するための基地局となる。
(b)デマンド・アサイン機能
無線チャンネルは、非通信中の端末には割り当てられてなく、端末が通信開始を要求したとき初めて割り当てられる。
通信を行ってない端末に通信チャンネルが占有されず、利用効率が上がる。
(c)ページ機能
端末に着信要求があった場合、コアネットワークの装置は、端末が位置するエリア(位置登録エリア)内にある全基地局に
端末の識別情報を一斉送信するように要求する。(この動作を( ② )といい、その信号を( ③ )という)
(d)位置登録機能
セルラー型システムは、複数のセルによって( ④ )を構成している。サービスエリアを構成するセルは、
一斉呼び出しの為に1つまたは、複数のセルを一くくりにした論理的な( ⑤ )に分割されている。
( ⑤ )毎に付与された識別番号を( ⑥ )という。
位置登録エリアは一斉呼び出しエリアと同等のエリアであり、エリア内の端末に対して着信があった場合に
位置登録エリア内の全てのセルの端末に( ③ )が送られる。
(e)秘匿(暗号化)と認証
・秘匿
送信側で信号を秘匿(暗号化)する為の処理を行い、正当な当事者(受信者)のみがそれを復元する事を保障する。
・認証
正規のユーザと通信サービス提供者のみが知る手順でアクセスさせることによって、そのアクセスが正当であると判断する
(f)通信チャンネルの選択
・通信チャネルを選択する上で、考慮される特性
(1)情報転送速度
(2)連続性/間欠性
(3)可変情報速度性
(4)方向性(一方向/両方向)
(5)個別性/同報性
(g)ハンドオーバ機能
・端末が通信中にセル間をまたがって移動した場合、異動先の基地局の通信チャネルに切り替えて使用すること
(h)受信専用機能
・この形態の例は、( ⑦ )( ⑧ )( ⑨ )が挙げられる
①電界強度
②ページ
③ページ信号
④サービスエリア
⑤位置登録エリア
⑥LAI(Location Area ID)
⑦ページャ
⑧テレビ放送
⑨ラジオ放送
(P.164)
・ヒューマン・インタフェースを構築する上で重要なこと
人間の( ① )と( ② )に適合している必要がある。
①情報認識性
②情報表現性
(P.165-166)
・端末への入力形態
(a)キーによる入力
・( ① )やテンキー及び矢印キー
文字入力の方法
-文字モード切替法
-キーを複数回押下する方法
5ストローク法:かな文字入力
3ストローク法:英文字入力
(b)タッチパネルによる入力
・ディスプレイをキーボードに代用できるため、端末サイズを小さくできる。
(c)音声による入力
・音声認識および解釈機構を端末に実装するか、コアネットワーク側に処理機構を置く必要がある。
・ハンズフリーとして有用。
(d)画像による入力
・デジカメにより文字やバーコードあるいは( ② )を読み取るなど。
(e)その他の入力
・端末に対して情報を直接入力しない
GPS→緯度/経度レベルでの位置
地磁気センサ→水平方向に対する方位
加速度センサ→垂直方向に対する向き
複数の加速度センサ→運動状態や運動後の位置
①QWERTYキーボード
②QRコード
(P.167)
・端末への出力形態
(P.168)
・モバイル端末に装置を接続する目的
モバイル端末の機能を高める
モバイル端末に付与されていないヒューマン・インタフェースを使用できるようにする
(P.169-171)
・各マシン・インターフェースの分類と特徴
a.内蔵型インターフェース
-メモリ、カード型データ通信専用端末、無線LANカード、UIM(加入者識別モジュール)など
b.有線インタフェース
-プリンタ、ディスプレイ、LANなど特定機器や装置間あるいはアプリケーション間で特有の信号を転送する専用的なもの
-共通ケーブルを用いられる汎用的なもの
c.無線インタフェース
-電波を用いた( ① )や( ② )
-赤外線
①無線LAN
②Bluetooth
(P.175)
・Bluetooth v1.1の主要諸元
①2402M
②2480M
③79
④1600
⑤1M
・Bluetoothの仕様の普及啓蒙活動を行う企業を( ① )といい、仕様に賛同する企業のことを( ② )という。
①プロモータ
②アダプタ
・Bluetoothの仕様v.1.2は、無線LANの周波数競合を避ける為に特定のチャネルを避けてホッピングする( ① )を盛り込んでいる
①AFH(Adaptive Frequency Hopping)
・Bluetoothの最小のホッピングチャネル数は( ① )と定められている
①20
・Bluetooth仕様V2.0+EDR
*EDRは「Enhanced Data Rate」の略称
*V1.2の伝送速度が1Mbpsだったのに対し、2~3Mbpsに向上
*V1.1及びV1.2の後方互換性がある
*2つのデータ伝送モードをもつ
-π/4-QDPSK変調による2Mbps伝送モード
-8DPSKによる3Mbps伝送モード
・Bluetoothを導入する場合の検討事項
*無線LANと併用するか
*どの伝送モードを利用するか
*システムの用途からどの( ① )を選択するか
①プロファイル
・プロファイルとは、主な用途ごとに各階層のプロトコルをどう使うかをあらかじめ仕様化したもの
(P.182-)
・構成部品の小型化
*個々の部品の小型化
-集積回路の導入
-RF回路の小型化
-二次電池の軽量化・高エネルギー密度化
*実装技術の進歩
-1.( ① )
・端子としてピンが二列にならべられ、基盤に開けられた穴(スルーホール)に挿し、ハンダで固定する。
-2.( ② )
・表面実装タイプで、基板にスルーホールが必要ない。
→TSOP(Thin SOP):SOPの薄型化
-3.( ③ )
・SOPの2列2方向端子に対して、4方向端子にしたもの。
→TQFE(Thin QFE):QFPの薄型化
-4.( ④ )
・さらなる小型化・薄型化のため2次元状に端子を配列したもの。
→CSP(Chip Scale Package):BGAの薄型化・小型化
*プリント基板の改善
-折り曲げ可能な基板
-多層配線化
①DIP(Dual In-line Package)
②SOP(Small Outline Package)
③QFP(Quad Flat Packge)
④BGA(Ball Grid Array)
・制御要素の統合
*それぞれが独立した制御要素を1つの装置に収容することを( ① )という
*デジタル無線信号を処理・制御するためにプロセッサを( ② )という
-デジタル変復調,チャネルコーディング機能などが含まれている
*特にユーザアプリケーションに専用化されたプロセッサを( ③ )という
-音声コーデック,画像コーデックなどを含んでいる
*ベースバンドチップとアプリケーションチップが統合化されたものもある
①統合化
②ベースバンドチップ
③アプリケーションプロセッサ
・ハードウェア機器機能のソフトウェア化
*ソフトウェア化とは、従来ハードウェアで行っていた処理をソフトウェアで実行すること。
・必要な無線方式やプロトコルが随時実行することができるようになる方式を( ① )という。以下の機構が必要
-多様な変調方式に対応できるプログラマブル変調機能
-多様な符号化方式に対応できるプログラマブル復号機能
-プログラマブルな周波数変換機能とIF帯域幅を柔軟に変化できる機能
-プログラムダウンロード機能を有し、上記の機能を実行する処理プログラムと通信プロトコル処理用プログラムを実行できるプロセッサ
①ソフトウェア無線