◎流通情報システム
製品がメーカーから消費者へ届くまでの流通の様々な情報を管理するシステム。
◎物流情報システム
倉庫の状況や運送状況を管理するためのシステム。
◎公共情報システム
不特定多数の人々に対する公共性・社会性のあるシステム。
◎医療情報システム
医療機関におけるさまざまな業務を管理するためのシステム。
◎金融情報システム
金融に関する様々な情報を管理・利用するためのシステム。
◎電子政府
行政内部や行政と国民・事業者との間で書類ベース、対面ベースで行われている業務を
オンライン化し、情報ネットワークを通じて省庁横断的、国・地方一体的に情報を瞬時
に共有・活用する新たな行政を実現するもの。
◎POSシステム(Point of Sales)
商品が販売された時点で、売上に関する情報や店内の在庫状況などを本社にて管理す
るためのシステム。
◎XBRL(eXtensible Business Reporting Language)
企業の財務諸表などを記述するためのXMLベースの言語。金融、監査、会計、コンピ
ュータなどの企業、団体からなる業界団体、XBRL Internationalによって仕様が制定さ
れている。
◎スマートグリッド
既存の電力網を再構築し、IT技術でリアルタイムなエネルギー需要を把握して効率良く
電気を送電するしくみ。
◎ユビキタスコンピューティング
人間の生活環境の中にコンピュータチップとネットワークが組み込まれ、ユーザーはコ
ンピュータの所在を意識することなく、コンピュータの機能を利用できる環境のこと。
◎エンジニアリングシステムの意義と目的
●エンジニアリングシステム
製品の設計・製造などの作業を自動化するためのシステムで、生産管理や在庫管理の
効率化などを目的としたエンジニアリング分野におけるIT活用のこと。
◎生産管理システム
●MRP(Material Requirements Planning)
生産計画に従い、部品表や在庫データを用いて資材の所要量を算出すること。
●PDM(Product Data Management)
製品データ管理の略称で、工業製品の開発において、設計開発から保守廃棄までの製
品ライフサイクル全体に関係するデータを統合的に管理するシステムのこと。
●CAE(Computer Aided Engineering)
コンピュータによる設計支援。高度な科学技術計算を用いてさまざまな製品モデル等
のシミュレーションや解析を行なうこと。
◎EC(電子商取引)
コンピュータネットワークを利用して、それぞれの情報を交換することによって、商取
引を行えるようにしたもの。受発注を行うものを電子受発注システム、調達に限定した
ものを電子調達システム。
●電子決済システム
現金を用いずに電子的なデータ交換により決済する仕組み。
○ICカード
セキュリティを高めるため、ICチップを組み込んだキャッシュカードまたはクレジ
ットカードまたはタグのこと。
○RFID(Radio Frequency IDentification)
微小な無線チップにより人やモノを識別・管理する仕組み。近距離無線通信機能を
付加した非接触型のものや演算処理機能を持つものをスマートカードという。
◎ECの形態
○CtoC (Customer to Customer) :個人間取引(ネットオークションなど)
○BtoC (Business to Customer) :企業対個人取引(インターネットショッピングなど)
○BtoB (Business to Business) :企業間取引
○GtoC (Government to Customer) :政府対個人取引(住民票などの申請)
○GtoB (Government to Business) :政府対企業取引(公共事業の電子入札など)
○GtoG (Government to Government) :政府間取引(自治体間の住民票データの送受信
◎EDI(Electronic Data Interchange)
電子データ交換とも言い、商取引に関する情報を標準化した規約(プロトコル)に統一
して、企業間でインターネットなどの通信回線を通してやり取りすること。
◎ソーシャルメディア(SNS,ミニブログほか)
インターネット上で展開される情報メディアのあり方で、個人による情報発信や個人間
のコミュニケーション、人の結びつきを利用した情報流通などといった社会的な要素を
含んだメディアのこと。
◎ロングテール
インターネットを用いた物品販売の手法、または概念の1つであり、販売機会の少ない
商品でもアイテム数を幅広く取り揃えることで、 総体としての売上げを大きくするも
の。
消費分野で使用される機器を民生機器と呼ぶ。一般家庭で使われる電化製品や個人用の情
報機器などである。
◎ユビキタスコンピューティング
どこでもコンピュータにアクセスできる環境と定義している。つまり、どこにいてもネ
ットワークに接続されたコンピュータを自分のものとして使うことの出来る環境を実現
しようという考え。
●ユビキタスの特徴
○ネットワークへの接続
○コンピュータを使うことを意識させない
○状況に応じて提供するサービスが変わる
●ウェアラブルコンピュータ
身につけて利用するコンピュータ。ヘッドマウントディスプレイを表示装置にしたポ
ケットサイズの超小型パソコンや、センサーと無線通信機能を組み込んで遠隔地から
健康状態を把握できる服など、様々な技術が研究されている。
●センサネットワーク
複数のセンサ付無線端末を空間に散在させ、それらが協調して環境や物理的状況を採
取することを可能とする無線ネットワークのこと。M2Mで使用するコア技術。
●情報家電
インターネットなどネットワークに接続できる通信機能を備えたテレビや冷蔵庫、エ
アコンなどの家電製品のこと。
●通信端末機器
IP電話や携帯電話・PDAなどのこと。
産業すなわち生産分野で使用される機器が産業機械である。産業用ロボットや工場設備機
器・エレベータなどさまざまな産業分野で使われている。
◎産業機器の例
産業用ロボット、自動倉庫、自動販売機、ATM、医療機器、患者モニタリング装置、
空調制御装置など。