・ 信用リスク: 大まかにいえば、貸したお金とその利息の返済が遅れるか、全部が返ってこないことなど。
・ 信用リスクモデル構築の目的: 信用リスクを測定し、信用リスクを制御する方法を明らかにすること。
特徴
第1 信用リスクは、直接には測定できない。
第2 3つの道具が必要なる。
2-1 デフォルトが生じる可能性を示すデフォルト確率(PD: Probability of Default )
2-2 デフォルトが生じた場合のデフォルトした債券額の回収率(RR: Recovery Rate )、または、1から回収率を引いたデフォルト時損失率(LGD: Loss Given Default )
2-3 2つあるいはそれ以上の与信先が同時にデフォルトする確率(JPD: Joint Probability of Default )と、それをもとに計算されるデフォルト相関(R)
第3 ポートフォリオ全体の信用リスク、損失額や貸倒れ額は、市場リスクを有する資産ポートフォリオ分布とは異なった形をしている。
第4 信用リスクを抱えている経済主体は、様々な規模や種類のものがある。
1.2 信用リスクをめぐる制度と信用リスク規制の重要性
>第2章 デフォルトリスクのある資産の評価(証券アナリスト2次レベル)
Contents > 2sp.証券分析とポートフォリオ・マネジメント(証券アナリスト2次レベル) > 第10回 信用リスクモデル(証券アナリスト2次レベル) >
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