講座、セミナー、シンポジウムなど 2024年の環境学習はこちら
★江南市主催、環境講座でお話しました。
日時:2024年2月3日(土)14:00~15:30
場所:江南市民文化会館 Home & nicoホール
テーマ:今こそ考えたい地球環境とSDGs-省エネの技を知ってみんなで実践!
(財)省エネルギーセンターからの講師派遣事業として担当しました。
主催者から、SDGsの話題も取り入れて欲しいとの要望が事前に届きました。
地球温暖化の仕組みと影響、異常気象、沈みゆく楽園ツバル、エネルギーとくらし、
省エネでデコ活、省エネの秘訣、冬の省エネ対策、省エネ家電の選び方、
節水・3Rで省エネ、省エネとSDGsの関係性などをお話しました。
小学生の親子も参加されました。ワークシート「AとBの家を比べて省エネを探そう!」や、
手回し発電機による白熱電球とLED電球のエネルギー消費比較実験、
2択の省エネクイズなどを出題し、双方向のやり取りで実施しました。
ワークシートは受講者が持ち帰り、家庭の省エネリーダーとして活用いただくよう伝えました。
愛知県地球温暖化防止活動推進員の方々もご参加くださいました。
北野天神社の紅梅🌸が、綺麗に咲き始めていました。
★ 経済産業省 資源エネルギー庁、原子力発電環境整備機構 (NUMO)共催
高レベル放射性廃棄物の地層処分事業の学習にかかる全国交流会 で、
エネルギーミライズの学習成果を報告しました。
日時:2024年2月18日(日)10:00~13:30
場所:ベルサール東京 日本橋 東京日本橋タワー5階
エネルギーミライズは、環境をキーワードに繋がる大学生を含む愛知、三重、岐阜県在住者で
構成されています。学習は2020年からスタートし、2023度で4年目です。
幌延深地層研究センター、日本原燃原子燃料サイクル施設、九州工業大学訪問を通した学びや、
「エネルギー環境教育」をテーマに、六ヶ所村立第一中学校長、六ヶ所村「読書愛好会」の方々、
科学技術コミュニケーション研究所もっと知りもっと語る会 のメンバーと意見交換を
持った際の学びなどを報告しました。
繋がる + 広がる + 深まる ➡ 学習活動の更なる広がりに期待しています。
エネルギーミライズ活動レポート2021年度、2020年度、知爽の人
★名古屋市高年大学鯱城(こじょう)学園 学生会主催研修会でお話しました。
日時:2024年2月26日(月)10:00~11:00
場所:伏見ライフプラザ 鯱城ホール
テーマ:食品ロス削減に向けて
年に1度行われる研修会の位置づけです。
1・2年生の生徒全員がホールに集まり、受講くださいました。
青とピンクのポストイットを使い、食品ロスを題材に2択のクイズを出題。
インタラクティブな手法をとり入れ、楽しく能動的に理解を深める学びの場としました。
食品の期限表示には、過ぎたら食べない方がよい期限の消費期限と、
おいしく食べることができる期限の賞味期限があります。
「期限表示」の意味を正しく知れば、食品を無駄なく食べきることができるだけでなく、
食費の無駄遣いも防ぐことができ、食品ロス削減につながります。
食品の期限表示に気づくきっかけとして、「消費期限、それとも 賞味期限?」の
ワークシートにも取り組んでいただきました。
高年大学の学生達は、社会貢献の一環として、フードドライブ活動を実施されています。
最後に学びのギフトとして「食品残渣等から製造される飼料であるエコフィードによる
食の資源循環にも関心を持ちましょう」とお伝えしました。
★(株)アルプス技研さんで、2024年度上期社内研修講師を担当しました。
期間:2024年4月1日 ~ 9月30日
場所:(株)アルプス技研、全国28拠点で動画視聴によるeラーニングを実施
テーマ:食品ロス削減に向けて-SDGsの概念と行動変容
3月中にパワーポイント資料等を作成し、60分間の教材動画を本社で撮影しました。
4月1日から社内配信が開始され、全国28拠点でeラーニングが実施されました。
食品ロスの現状と課題、削減取組、世界の推進状況、SDGsと食品ロスの関係などを紹介しました。
学びを広げるため、ワークシートの活用も推奨しました。
★名古屋市高年大学鯱城(こじょう)学園 暮らし専攻2年の授業を担当しました。
日時:2024年6月7日(金)13:30~15:00
場所:伏見ライフプラザ 鯱城学園 講義室
テーマ:エシカル消費とは?-未来世代のために出来ること
わが国の衣類👗の輸入浸透率は98%(出典:日本繊維組合「日本のアパレル市場と輸入品概況2022」)。
国産品はわずか2%です。日本で購入する衣服👕の殆どは、海外の人が作っています。
2013年4月24日、バングラデシュの首都ダッカで、8階建てビル「ラナ・プラザ」が崩壊しました。
死者1,134人、負傷者2,500人以上の大惨事になりました。
身体障がい者となった元労働者の方々は、現在も苦しい状況にあります。
世界展開する欧米や日本のファストファッション👚が、バングラデシュの劣悪な労働環境や
安価な労働力に依存して、経営利益を上げている状況が浮き彫りとなりました。
サステナブルファッション👕について、私たちに出来ることを考えました。
★昨年に続き 刈谷市「令和6年度 かりやエコフレンドリー事業」連続講座の第1回目を担当しました。
日時:2024年6月22日(土)9:30~11:30
場所:刈谷市社会教育センター
テーマ:地球温暖化の緩和策とSDGsの推進に向けて-省エネでデコ活しよう!
(財)省エネルギーセンターからの講師派遣事業として実施しました。
刈谷市主催連続講座「かりやエコフレンドリー事業」は、今年4年目を迎えます。
6回のうち5回以上講座に参加すると、SDGsバッチがプレゼントされます。
刈谷市さんの意向により、ペーパーレス対応で、PPT資料は配布なしで実施しました。
学びを行動に移すべく、資料撮影はOKとしました。
参加者は、9歳の小学4年生3名を含み、70代まで幅広い年齢層の方々。
地球温暖化の仕組みは、環境省発行「こども環境白書」の掲載情報、愛知県環境学習副読本
「わたしたちと環境」などを活用しました。
温暖化ポンチョを利用し、地球温暖化を見える可したパフォーマンスも行いました。
省エネ推進の一環として環境省が推奨する「デコ活」、今年度から運用開始された
「熱中症特別警戒アラート」について、説明しました。
ワークシート「AとBの家を比べて省エネを探そう!」は、Aのスライドをスクリーンに映し、
省エネできていない箇所を発言してもらいました。この後、小学4年男児に、手回し発電機を
利用した白熱電球とLED電球のエネルギー消費比較実験を実施しました。
(財)省エネルギーセンター制作DVD「だめだめ家族の省エネ挑戦」の映像を活用(約7分)。
2択の省エネクイズを出題し、2色のポストイットを活用して、楽しく学びにつなげました。
刈谷市さんから、刈谷知立みらい電力(株)提供の「熱中症予防行動」ウチワが、
参加者にプレゼントされました。
刈谷知立みらい電力(株)は、刈谷市、知立市、東邦ガス、碧海信用金庫が共同出資し設立した
地域新電力会社。刈谷知立環境組合クリーンセンターの廃棄物処理施設でつくられた、
再生可能エネルギー由来の電力などを、刈谷市、知立市の公共施設などに供給。
地域経済活性化に寄与し、エネルギーの地産地消、脱炭素化推進に取り組まれています。
★江南市主催 環境講座でお話しました。 募集チラシ
日時:2024年7月7日(日)10:00~10:00
場所:江南市民文化会館 Home & nicoホール
テーマ:食の省エネ -親子で学ぶ食育講座
(財)省エネルギーセンターからの講師派遣事業として担当しました。
主催者から、食の省エネとSDGsを焦点に、親子で学ぶ食育講座の要望がありました。
食品ロスとは何か、家庭の食品ロスの現状、経済的損失、世界の食料不均衡、
環境への影響などを題材に、〇・×を表裏に大きく表示した手作りウチワを活用し、
2択の食ロスクイズを出題。親子で楽しく学び、行動に結びつける学びとしました。
野菜生産時を題材に、露地栽培とハウス栽培のエネルギー比較を示したグラフに
野菜のイラストを追加し、環境負荷の差を説明。
その後、手作りしたワークシート「旬はいつ?」を配布。
野菜(きゅうり、ほうれん草など)、果物(キウイ)、魚(サンマ、真サバ)などの
旬について、該当する季節(春夏秋冬)に〇を付けていただき、
旬の食べものを選択する重要性について考えていただきました。
買い方、保存、調理の工夫、過剰除去を改める方法、消費者の役割、フードドライブ、
SDGs目標12、ターゲット12.3などを紹介。
規格外品として曲がったきゅうり、足が2本ある大根を持参し、講座内で紹介しました。
親子を対象とした講座は、中心課題の年齢をどこに置くか、表現方法をどうするかなど、
講座組立は非常に難しいと感じています。
消費者庁発行食品ロス削減ガイドブック、食品ロス削減啓発冊子消費者庁×うんこドリル等を活用。
小学2年(女の子)、4年(男の子)、6年(女の子)の姉弟は、両親を含め、
家族全員で参加くださいました。
終了後、受講者は短冊に願いごとを書き、笹に七夕飾りをしました。
★豊川市役所で職員を対象に「第3次豊川市役所地球温暖化対策実行計画」に係る研修を担当しました。
日時:2024年9月5日(木)13:30~14:30
場所:豊川市役所 本31会議室
テーマ:デコ活で地球温暖化防止
豊川市は、職場ごとに地球温暖化防止推進員を任命されています。
第3次豊川市地球温暖化対策実行計画策定を受け本庁職員、消防士、保育士等約60名が受講されました。
豊川市の竹本市長は、2050年にCO2排出量を実質ゼロにする「豊川市ゼロカーボンシティ宣言」を
7月16日に宣言されました。(宣言文)
温室効果ガスの排出抑制等を行う「緩和策」だけでなく、すでに現れている影響や中長期的に
避けられない影響に対し、被害を回避・軽減する「適応策」の推進が求められていることから、
2018年に気候変動適応法が公布されました。この2つの法律は、車の両輪の関係にあります。
気候変動適応法は2023年4月に改正。熱中症による死亡者数を、2030年に現状の年間約1300人から
半減する目標を掲げた「熱中症対策実行計画」が、閣議決定されました。
救急搬送・救急医療体制の適正利用と充実、高齢者世帯の見回り、エアコンのあるシェルター整備
なども追記されました。
従前から運用してきた「熱中症警戒アラート」に加え、気温が著しく高くなり、
熱中症の重大な被害が生じるおそれのある場合に新たに「熱中症特別警戒アラート」を発表。
令和6年4月24日から運用が開始されました。
環境省:熱中症予防情報サイトと、Lineを活用した熱中症警戒アラートの入手方法を紹介し、
利用を推奨しました。
気候変動解決に向け、国民一人ひとりがライフスタイルを変えていかなければなりません。
環境省が2023年8月3日に発表された、脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る
国民運動の「デコ活」も紹介しました。
公用車の電気自動車が活躍し、太陽光発電システム発電状況がロビーに明示されていました。
豊川市のキャラクター「いなりん」が、今年も出迎えてくれました。
★(株)日本アルファさんの社内研修で、食品ロスについてお話しました。
日時:2024年9月7日(土)13:00~15:00
場所:(株)日本アルファ 本社事務室、東日本工場:オンライン併催
テーマ:食品ロス削減-概要と取組の推進に向けて
住宅設備機器の企画、製造、販売業の(株)日本アルファさんは、環境省が策定された
環境マネジメントシステム(EMS)であるエコアクション21登録認証事業者です。
三重県の本社と千葉県の東日本工場をオンラインで繋ぎ、毎年秋に環境に係る
社内研修を実施されています。
今年度のテーマは、食品ロス。
食品ロスの現状と課題、削減取組、エコアクション21から見た食品製造事業者の好事例、
食品ロスをリサイクルして作られる飼料のエコフィード、デコ活、職場でフードドライブ、
SDGsと食品ロスの関係性など、ワークシートや食ロスクイズを出題しお話しました。
社長も拝聴くださいました。 若いスタッフが多く、明るい雰囲気の事業者さんでした。
★愛知消費者協会主催、第7回「消費者のつどい」でお話しました。
日時:2024年11月25日(月)13:30~15:00 *台風10号の影響で8/28から日程変更
場所:名古屋市教育館
テーマ:エシカル消費、持続可能な社会を目指して-未来世代のために出来ること
「消費者のつどい」は、愛知県内5つの支部(名古屋・尾北・尾東・西三河・東三河) の
消費者団体が参集し、年次大会として開催されます。
中には、行政担当者と自治体所有のバスで名古屋にいらっしゃった消費者団体さんもありました。
「衣服の一生を考えよう」を中心課題とし、お話しました。
絵本『じゅんびはいいかい、名もなきこざるとエシカルな冒険』を活用し、
インドの綿花畑での児童労働の実態や、バングラディシュの縫製工場などを読み聞かせしました。
2013年4月24日にバングラディシュの首都ダッカで起きた、ファッション史上最悪の事故、
「ラナ・プラザの悲劇」について、その背景などを紹介しました。
2択のクイズや、Tシャツが店頭に並ぶまでの工程を考えるワーク、意見出しなど、
インタラクティブなやり取りで、エシカル消費の学びを深めました。
エシカル消費を発信する「広報あいち」(2021年7月4日)の新聞全面広告も紹介しました。
世界の未来を変える可能性を持つ「エシカル消費」。
持続可能な環境意識に基づく買い物は、自然の恵みとの関係性を築き直すチャンスになります。
誰も犠牲にしない商品を「知り」「選び」「買う」消費者の小さな行動が、大きな力になります。
愛知県さんや名古屋市さん、市町村の消費者行政ご担当者も拝聴くださり、盛会でした。
★【 なごや環境大学共育講座 】できることからはじめる!食品ロス削減 5回連続講座
第1回:2024年11月7日(木) 身の回りの食品ロス~日本の現状と課題から考える *公開講座
第2回 11月14日(木) 家庭で食品ロス削減~保存や調理の工夫から考える
第3回 11月21日(木) 買い物で食品ロス削減~商品の選び方から考える
第4回 11月28日(木) 外食で食品ロス削減~企業や団体の取組から考える
第5回 12月 5日(木) 私たちにできること~世界の取組やSDGsから考える
場所:名古屋市守山生涯学習センター 各回 10:00~12:00
名古屋市社会教育主事の先生と、企画内容を考えました。受講者は75%が男性。
中には講座終了後にスーパーに出掛け、販売されている豆腐の殆どが賞味期限表示であり、
驚いたと話された方もいました。
最終回は全員が出席くださいました。食品ロス削減への関心の高さを感じました。
【受講者が捨てたことがある食品とその理由】
・みかん:冷蔵庫に入れていたが、つぶれた箇所に白カビ発生。
・朝、仏様に供えたご飯:下げるのを忘れて出掛け、夜には傷んでいた。
・家庭菜園で採れた野菜(多種類)を畑に放置。家庭でも食べきれずに捨てた。
・レンコン:5日前に買い、冷蔵庫で保存していたが、パックの中で傷んでいた。
・きゅうり:数本が袋に入ったお値打ち品を買った。全部食べきれず、しなびた。
・モヤシ:冷蔵庫内で傷み、未開封のまま捨てた。
・煎餅:食べ残したらしけってしまい、美味しくなかった。
・バナナ:食べ頃まで待ったら、一気に黒くなった。
・牛乳:一人暮らしのため1ℓを飲み切れず、1/5を捨てた。
【外食で食べ残した理由】
◎ レストランなどの飲食店
・予測より量が多かった。
・途中でお腹が一杯になった。
・味が濃(辛)過ぎた。
・カロリーが気になりだした。
・苦手な食材が入っていた。
・肉が硬かった。
◎ 宴会
・注文し過ぎ。
・もっと食べれたが他の人に配慮し、遠慮した。
・話に夢中で食事がおろそかになった。
★令和6年度 環境カウンセラーオンライン事例発表会で報告しました。
日時:2024年12月21日(土)14:00~16:40
報告タイトル:「 食品ロス削減、エシカル消費、EA21等からの学びと連携」
当事業の目的は、以下の3点。
1.環境カウンセラー活動の紹介
2.環境カウンセラーの認知度向上
3.環境カウンセラーの利活用推進
環境省大臣官房総合政策課環境教育推進室室長補佐のご挨拶に続き、
全国に点在する環境カウンセラー7名が、活動事例報告を行いました。
環境カウンセラー活動を広く多くの人に知って頂くべく、当日の動画は後日公開されます。
発表概要をまとめた報告書(冊子)が、2024年度中に発行されます。