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★ あいち森と緑づくり環境活動・学習推進事業成果報告会で、生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)に
おける愛知環境カウンセラー協会の取組を報告しました。
日時:2011年3月6日(日)13:00~16:30
場所:愛地球博記念公園 地球市民交流センター
テーマ:緑と水でつながる食といのち ~COP10生物交流フェア出展、環境教育教材開発
あいち森と緑づくり税の助成金を活用し、独自提案による環境保全活動・環境学習事業を実施しました。
★ 「先生と親子のためのエネルギー教育フェア 2011 」で、模擬授業 ”日本で一番受けてみたい授業” を
担当予定でした。
* 前日に発生した 東日本大地震発生のため、急遽中止
日時:2011年3月12日(土) 15:00~16:00 模擬授業C
場所:パナソニックセンター東京 有明スタジオ
テーマ:どーする?地球のあした-ストップ温暖化教室
主催:経済産業省資源エネルギー庁
昨年は「日本エネルギー環境教育学会エネルギー教育フェア2009年」で模擬授業 ”日本で一番受けてみたい授業” を担当しました。
★ とよたエコドライブプロジェクト成果発表会で実行委員長として、全体概要説明を行いました。
豊田市長も最後まで参加くださいました。
日時:2011年3月13日(日) 14:00~
場所:スカイホール豊田
テーマ:平成22年度 とよたエコドライブプロジェクト 成果発表
★ 岐阜県可児市生活学校で、環境に配慮した消費者のあり方についてお話しました。
日時:2011年5月10日(火)10:00~12:00
場所:今渡公民館 視聴覚室
テーマ:グリーンコンシューマー(緑の消費者)になろう!
原料に何を使っているのか、どこで誰がどのように作っているのか、どのように使われ、使い終わった後の
有害排気物の管理や3Rの体制はあるか、ライフサイクルアセスメント(LCA)の考え方を導入しているかなど、
物が製造され、使用、廃棄されるまでの一生は、案外見えにくい部分があります。
1989年にスタートしたエコマークは、ISO14024で定めるタイプⅠの環境ラベルです。
第三者機関により、ラベルの使用が認められています。
エコマーク付き商品として、トレー to トレーの仕組みがある食品トレーや、マジック・蛍光ペンの替えインク、
割れた陶器を集めて作り変えた皿や湯のみ、ペットボトルをリサイクルした軍手や化学雑巾、
ホタテの貝殻を有効利用した消しゴム、蛍光管内にごく微量入っている水銀(有害廃棄物)の除去に
成功して作り変えたガラスコップなどの実物をお見せしながら話しました。3R+7R=10Rも紹介しました。
毎日の暮らしは選択の積み重ねです。消費者は商品を自由に選ぶ権利を持っていますが、安易に商品を選ばない、
過剰消費に気をつける、再生可能エネルギーや資源のことを考える、容器包装を削減するなど、商品の選択には
責任が伴います。これからは、持続可能な社会につながる企業や商品を選ぶことが一層重要になります。
消費者の声と行動が社会を変えます。
昨年11月に「あしたのまち・くらしづくり全国フォーラム」でコーディネーターを担当したことがきっかけとなり、
この講座は開催されました。
可児市生活学校さんはごみ削減、資源の有効利用、レジ袋削減運動などにとり組まれており、意識の高い方々でした。
★ 豊田・加茂菜の花プロジェクトの総会でお話しました。
日時:2011年5月14日(土)13:00~
場所:とよた市民活動センター(松坂屋上 A館 9 階)
テーマ:環境モデル都市の市民の役割
豊田市は、環境モデル都市に選ばれています。(2009年1月22日指定)
その他の環境モデル都市は以下のとおり。
北海道下川町、帯広市、富山市、横浜市、北九州市、水俣市、東京都千代田区、長野県飯田市、京都市、
大阪府堺市、高知県梼原町、沖縄県宮古島市
豊田市のキャッチコピーは「ハイブリッド・シティ とよた」。
環境モデル都市アクションプランを策定し、産官学民で環境への取組が推進しています。
【目指すもの】
・活発な市民活動と強い経済活動に支えられた活力ある低炭素社会の実現
・地球温暖化問題を解決する過程で、市民・企業が創意工夫や無駄を省く知恵を生み出すことにより、
エコで元気なまちを実現する
【取組方針】
1.“くるまのまち” ならではの「先進の交通まちづくり」
2.産業技術の集積を活かした低炭素社会における「新しい産業都市のモデル」
3.広大な森林と都市がお互いに支えあう「豊かで美しい森づくり」
4.ライフスタイル・ビジネススタイルの変革を誘導、持続できる「低炭素社会実現モデル」
市民団体、企業、大学等研究機関、行政等26団体で構成する「とよたエコドライブプロジェクト」も始動。
会場は満席でした。豊田市長、愛知県農林水産部食育推進課長、豊田市市議会議員のご挨拶の後にお話しました。
★ おかざき環境教育フォーラム主催講演会で、節電の取組方法についてお話しました。
日時:2011年7月3日(日)14:00~16:00
場所:岡崎市勤労文化センター ホール
テーマ:未来を創るのはわたしたち -この夏を乗り切るための節電・省エネ対策
東日本大地震および中部電力:浜岡原子力発電所の原子炉全面停止(5月9日)を受け、7月1日から
中部地区でも、15%の「節電」が開始されました。期間は9月末までの3ヶ月間。
この夏を乗り切るために、自分事として熱心に拝聴くださいました。
青と黄色のカードを使い、〇と×の節電クイズを10問出題し、具体的な節電メニューを紹介しました。
家庭で消費するエネルギー源の割合は、電気50.1%、都市ガス20.5%、LPガス10.5%、灯油17.8%、
太陽熱その他1.1%(2008年度、出展:エネルギー白書2010)。
生活面で消費されるエネルギーは、1965年度の約2.2倍に増加しています。
便利で快適な暮らしを保ちつつ、賢いエネルギーの利用を考える重要性を伝えました。
★ 愛知県阿久比町で、緑のカーテンと節電をテーマにお話しました。
日時:2011年7月12日(火)10:00~11:30
場所:阿久比町中央公民館
テーマ:緑のカーテンと地球温暖化防止-いま私たちにできること
主催者の「あぐいくらしの会」は、一般家庭等への緑のカーテン設置とコンテスト、料理・染色教室等の
開催を目的に、平成23年度あいち森と緑づくり環境活動・学習推進事業を受託されています。
年間企画の一つとして、地球温暖化防止に向け、誰もが手軽にはじめられる「緑のカーテン」の効用と、
暮らしの中でできる夏の節電・省エネポイントについてお話しました。
100名の町民が、5月から緑のカーテンを各家庭で育てていらっしゃいます。
各家庭の緑のカーテンの写真が、会場の壁一面に貼り出されていました。
設置の仕方やツルの這わせ方などを工夫されており、100枚の個性溢れる緑のカーテンの写真に圧倒されました。
町民の熱意が伝わってきました。阿久比町役場と「あぐいくらしの会」の連携が功を奏していました。
阿久比町民生部環境衛生課、および消費生活担当の職員も拝聴くださいました。
★ 中部経済産業局主催「おもしろ科学館 2011 in 瑞浪」で、省エネ・節電生活ランドを3日間担当しました。
日時:2011年8月26日(金)~28日(日)
場所:瑞浪市総合文化センター
テーマ:なるほどエネルギーランド ~省エネ節電生活ランド
2007年、2009年、2010年に続き、4回目の担当です。
夏休み最後の週末。家族連れなど多数の人でにぎわいました。ラジオで広報展開され、岐阜県可児市、多治見市、
恵那市、中津川市、愛知県春日井市、小牧市、岡崎市からも来場者がありました。
〇と× をしるした手作りのうちわを来場者に渡し、節電クイズを実施しました。
電力計を使ったLED電球、電球型蛍光灯、白熱球の実験ショー、手回し発電機を利用したLED電球と白熱球の
エネルギー比較実験は子どもはもちろん、大人の方々にも好評でした。
★ 愛知県一宮市役所主催の消費生活講座を担当しました。毎月1回開かれている連続講座です。
日時:2011年8月31日(水)10:00~11:30
場所:一宮市スポーツ文化センター 小ホール
テーマ:エコライフすごろくを楽しもう!
今後の消費生活に活かせる環境配慮ポイントを紹介しました。みなさん元気にエコライフすごろくを体験くださいました。
★ 名古屋市高年大学:鯱城(こじょう)学園で、環境学科の授業を担当しました。 1年生(26期生)
日時:2011年10月3日(月) 13:00~14:30
場所:名古屋市伏見ライフプラザ 鯱城(こじょう)学園
テーマ:エコライフすごろくから学ぶ環境配慮行動
午後の講座ですが、誰一人眠ることなく、みなさん積極的に学習に取り組まれていました。
鯱城学園の環境講座は、6年前 (21期生)から毎年担当しています。
★ 愛知県技術士会のH23年度定例会で、海のエコラベルと消費者の役割についてお話しました。
日時:2011年10月8日(土) 15:00~17:00
場所:中部電力(株) 東桜会館
テーマ:海のエコラベルと消費者の役割 -食卓から考える生物多様性
水産資源の現状と課題、生物多様性保全の取り組みについて紹介しました。
海のエコラベルは、海洋管理協議会の認定制度である青色のMSCと、マリン・エコラベル・ジャパンの認証制度
に基づいた黄色のMEL-Jの2つがあります。
水産エコラベルの更なる普及に向け、消費者の役割の重要性を伝えました。
担当後の技術交流会で、技術士の皆様と情報交換を持ち、有意義なひとときとなりました。
愛知県技術士会HPに定例会の報告が掲載されました。
★ 安城市役所主催の環境アドバイザー対象講座で、地球温暖化防止と地域環境リーダーの役割についてお話しました。
日時:2011年12月17日(土)13:30~15:30
場所:安城市民会館
テーマ:地球温暖化防止と私たちの暮らし~環境アドバイザーとしての役割
公共的課題に対し、政府や産業界のみならず、市民が主体的に議論に参加し行動することが求められています。
2009年9月26日に世界45の国と地域で行われた世界市民会議(WWViews=World Wide Views)の手法を用い、
ワークショップ形式で進行しました。
気候変動とそれがもたらす結果、長期目標と緊急度、温室効果ガス排出への対応、技術・適応策コストの4つの
テーマセッションのビデオ映像を視聴後に、それぞれの設問に対する投票を行い、意見交換を持ちました。
南アフリカ・ダーバンで今月開かれたCOP17 気候変動枠組み条約第17回締約国会議で、対策の空白をつくらないよう
2012年末で期限を迎える京都議定書の温室効果ガス削減義務期間を延長することが合意されました。
第2約束期間は明確に決まらず、2013年から5年間か8年間。
来年カタールのドーハで開かれるCOP18で期間が決められます。
先進国と途上国の二分法を廃し、2020年に米国や中国など温暖化ガスの大排出国を含め、すべての国が参加する
新しい枠組みづくりを発効させることを盛り込んだ体制の枠組みを、2015年までに決めることに合意しました。
京都議定書の延長期間に参加せず、新枠組まで自主的な対策を実施する日本は、法的削減目標のない
「空白期間」に入ります。
わが家のCO2排出量ダイエット作戦、あいち環境学習情報ライブラリー、あいち食育いきいき検定も紹介しました。
★ 春日井市役所主催のエコセミナーで、冬の省エネについてお話しました。
日時:2011年12月21日(水)10:00~12:00
場所:高蔵寺ふれあいセンター 第2集会室
テーマ:はじめよう 地球のためにできること ~冬の省エネのワザを教えます
(財)省エネルギーセンターからの講師派遣事業でした。省エネルギー普及指導員として携わりました。
春日井市役所さんの広報が行き届いており、会場は満席でした。眠る人はゼロ。
省エネクイズを取り入れながら進めました。みなさん大変熱心に拝聴くださいました。
夏の需給対策として、火力発電所の定期検査を繰り延べたことにより、運転できる発電機が少なくなっています。
冬の電力使用はピークが夏ほどではありませんが、暖房需要が朝と夜に高まるため、朝から晩まで高い状態が続きます。
体感温度に作用する要素は、温度、湿度、風、放射、服装、作業状況などです。
家庭においては、特に夕方17時頃~21時頃の省エネ・節電協力が求められています。