講座、セミナー、シンポジウムなど 2021年の環境学習はこちら
★名古屋市千種生涯学習センターで、なごや環境大学公開講座 を担当しました。
日時:2021年1月23日(土) 10:00~12:00
場所:名古屋市千種生涯学習センター 視聴覚室
テーマ:食品ロスを減らす方法とは?~未来世代に向けたひと工夫
コロナ禍で人数を絞り開催されました。参加者は30~70代。
土曜のため、現役世代の男性が多い状況でした。
食べ残しや期限切れ、手つかずなどから発生する食品ロス。
食品ロスの発生量は、年間612万トン。内訳は、家庭系284万トン、事業系328万トンとなっています。
(平成29年度・2017年度:農林水産省、環境省:2020年4月14日発表)
日本は食材の多くを輸入に頼る一方で、廃棄される食糧である「食品ロス」が大きな問題となっています。
食品ロスが発生する理由、食品ロスを抑える工夫などについて学び、食生活と環境にやさしい行動を考えました。
食品ロス削減方法を知り、家庭から「もったいない」を減らしましょう。
★一宮市主催、令和2年度 第2回環境学習講座を担当しました。
日時:2021年2月 6日(土) 13:30~14:30
場所:一宮市 エコハウス138
テーマ:地球温暖化から防災を考える
昨年12/9の第1回環境学習講座に続き、2回目の担当です。
今回のテーマは市民の関心が高かったようで、定員を超える申込がありました。
広い部屋を確保頂き、換気を行い、希望者全員が参加されました。
非常用持ち出し袋の中身や、災害時に特に必要な物、災害備蓄品の適切な管理
(ローリングストック法)、賞味期限切れ災害備蓄用ミネラルウォーターは飲めること、
自助、公助、共助など地域やコミュニティーでの防災の重要性をお伝えしました。
2019年6月30日に、メキシコ第2の都市グアダラハラで、大量の雹(ひょう)が降りました。
雹は直径5㍉以上の氷の粒。最も多い所で2m積もり、押し流された車もあります。
webで動画が視聴できます。https://www.afpbb.com/articles/-/3233146
米国在住時の2014年1月に、メキシコ南東部のカリブ海沿岸に位置するカンクンに行きました。
1月でも海で泳げる、温暖な地域です。
多くのホテルが建ち並ぶカンクンは、2010年にCOP16(第16回気候変動枠組み条約締約国会議)を開催。
住民は半そで、短パン姿。暑い気候のメキシコで、6月末に大量の雹が降った事実に驚きます。
映画の1シーンに見えますが、現実に起きたことに、異常気象を実感します。
日本では、1998年に地球温暖化対策推進法が、2018年に気候変動適応法が公布されました。
温室効果ガスの排出抑制を行う「緩和策」だけでなく、すでに現れている影響や中長期的に避けられない
影響に対し、被害を回避・軽減する「適応策」が求められています。
参加者には、講座終了後に長期保存食の「尾西わかめごはん」が配布されました。
賞味期限は2021年7月でした。ローリングストック法も紹介しました。
2020年12月9日の第1回講座と同様、ケーブルテレビICCの取材が入りました。
2月8~13日 に「街ネタプラス」で複数回放送されました。
環境カウンセラーの「メディア情報」欄にも掲載されました。
★豊田市環境学習施設 eco-T(エコット)で環境講座を担当しました。
日時:2021年7月3日(土) 13:30~15:30
場所:豊田市環境学習施設 eco-T 多目的室
テーマ:ハンバーガーから考えるSDGs
急激な人口増加により、世界人口は2050年までに98億人に達すると予測されている中、
地球温暖化による気候変動、エネルギー、水・自然資源の減少、食料不足などの課題が山積しています。
持続可能な未来に向け、市民の行動変革が求められています。
そこで、ハンバーガーから見た環境問題とSDGsの関係について考えました。
バンズや揚げ油などに使われるパーム油による森林破壊や現地労働者の人権問題、
フライ魚やエビなどの水産資源の減少、包装材である紙の大量消費と廃棄のあり方、
プラスチック製品・容器の多用と廃ブラによる海洋汚染など様々な問題が見受けられます。
これらの課題は、SDGsの目標12「つくる責任、つかう責任」、目標14「海の豊かさを守ろう」、
目標15「陸の豊かさも守ろう」、目標8「働きがいも経済成長も」、
目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」などと、深いつながりがあります。
消費には責任が伴います。商品購入時に味や安さだけでなく、魚を獲り過ぎたり自然を壊したりせず、
生態系や生物多様性を守り、きちんとルールを守って獲り、作られた商品を選ぶ。
エコラベルの意味や情報を正しく知る。未来のことも考えてみる。
持続可能な環境意識に基づく買い物は、自然の恵みとの関係性を築き直すチャンスになり得ます。
ハンバーガーをきっかけに、暮らしのあり方が持続可能な仕組みに変われば、世界が変わります。
私たちの「美味しい、楽しい」が地球の「悲しい」にならないよう、私たちにできることを考えました。
当日の朝、マクドナルド店でフィレオフィッシュバーガー、プレミアムローストコーヒー、
チキンナゲットなどを購入しました。
紙袋を含め、どのパッケージにもFSC認証マークが付いていました。
フィレオフィッシュの箱には、MSC認証の魚のマークが付いていました。
トレーマットの裏面に環境クイズを掲載。自然を守る3つのマークと商品を線で結びつけます。
家族で楽しくマークの意味を知ることができます。
一方イオンは、プライベートブランドのトップバリューのチョコレートに、
フェアトレードマークを付けて販売しています。
「イオンは、国際フェアトレード認証カカオ調達制度に参加しています。」とメッセージが、
パッケージに掲載されています。
カカオ80%のオーガニック&フェアトレードダークチョコレートは、1枚248円。
袋入り国際フェアトレード認証チョコレートはアーモンド、ピーナッツ、クリーミーともに1袋238円。
フェアトレード商品ですが、お値打ち価格になっています。
このような商品が増え、どの店舗でも買えるようになることを望んでいます。
★愛知県金融広報委員会からの依頼で、金融広報アドバイザー協議会でお話しました。
日時:2021年7月12日(月)14:00~15:30
場所:アイリス愛知、コスモス
テーマ:SDGsにつながるエシカル消費
消費には責任が伴います。
・消費者は、自分の選択がおよぼす影響に関心を持つ
・味や安さ、品質だけでなく、魚をとり過ぎたり、森や自然を壊したりせず、きちんとルールを守って獲り、作られた商品を選ぶ
・商品を買う時に、未来のことも考えてみる
・消費者の「私が変わる、未来を変える」エシカルな行動が、世界の未来を変える“チカラ”を持っていることに気づく
環境意識に基づく買い物をすれば、自然の恵みとの関係性を築き直すチャンスとなり得ます。
消費者も事業者も環境も犠牲にしない社会を目指し、一人ひとりが努力と工夫を重ねていく消費者市民社会を築くことが重要です。
私たちの消費の有り方が変われば、世界が変わります。
青とピンクのポストイットを使い、インタラクティブなやり取りで環境に関する2択クイズを出題。
愛知県金融広報アドバイザー、日本銀行名古屋支店、財務省東海財務局の担当者が拝聴くださいました。
愛知県はエシカル消費を推進しています。「私が変わる 未来を変える エシカル×あいち」
https://www.pref.aichi.jp/kenmin/ethical/index.html
★大府市役所からの依頼で、親子向け地球温暖化防止・省エネ講座を担当しました。
*(財)省エネルギーセンター講師派遣事業
日時:2021年7月23日(金)13:30~15:00
場所:大府市、吉田公民館
テーマ:どーする?地球のあした−ストップおんだんか、地球環境と省エネルギーを考えよう
大府市は本年1月に、自治体として「2050年二酸化炭素排出実質ゼロ」を表明されました。
夏休み親子講座として地域に根ざした公民館で、地球温暖化防止と家庭の省エネを狙いとした講座を実施。
幼児、小学1年〜5年生とその保護者、地域環境委員の方々、公民館長が参加くださいました。
講座内でエネルギーとは、エネルギーと環境、エネルギーとくらし、電気とくらし、電気の省エネ、
家電製品の上手な使い方・選び方、くらしの省エネなどについて説明しました。
温暖化ポンチョを利用し、地球温暖化の仕組みを解説。
大府市役所環境課の担当者が「地球」になり、温暖化を体現してくださいました。
手回し発電機による白熱電球とLED電球のエネルギー消費量比較実験は、小学生男子が前に出て、
実演してくれました。
省エネに関する2択クイズは、2色のポストイットを活用し、参加者全員で情報共有しました。
(財)省エネルギーセンター制作「よくわかる省エネルギー」のDVDを活用し、
「省エネ実践行動:家庭生活における衣・食・住・車の省エネ実践方法とその効果」の動画を、
ご覧いただきました。(約7分)
大人向けに、配布資料『スマートライフおすすめBOOK』から該当ページを紹介しました。
拝読後、省エネに取り組まれる際の情報ツールとして家族全員で活用いただくよう伝えました。
★大府市役所からの依頼で、親子向け地球温暖化防止・省エネ講座を担当しました。
*(財)省エネルギーセンター講師派遣事業
日時:2021年7月25日(日)10:00~12:00
場所:大府市、東山公民館
テーマ:どーする?地球のあした−ストップおんだんか、地球環境と省エネルギーを考えよう
日曜開催のため、父親と小学生の子どもたちが一緒に参加したファミリーが複数ありました。
講座内で、エネルギーとは、エネルギーと環境、エネルギーとくらし、電気とくらし、電気の省エネ、
家電製品の上手な使い方・選び方、くらしの省エネなどについて説明しました。
温暖化ポンチョを利用し、地球温暖化の仕組みを解説。
大府市役所環境課の担当者が「地球」になり、温暖化を体現してくださいました。
手回し発電機による白熱電球とLED電球のエネルギー消費量比較実験は、小学2年生の女の子が
母親と実演してくれました。
省エネに関する2択の〇×クイズは、以前に住友信託銀行で夏休み講座を担当した際、
行員が手作りしてくださった内輪を利用。
(財)省エネルギーセンター制作「よくわかる省エネルギー」のDVDを活用し、
「省エネ実践行動:家庭生活における衣・食・住・車の省エネ実践方法とその効果」の動画を
ご覧いただきました。(約7分)
ケーブルテレビ知多メディアスネットワークの取材が入りました。
講座の様子を撮影し、休憩時間に子どもたちがインタビューを受けました。
7/27(火)17時から、エリアニュースで放送されます。翌日から再放送が流れます。
大府市は、本年1月にゼロカーボンシティを目指すことを表明。
第3次大府市環境基本計画で、2050年度をめどに温室効果ガス排出量を実質ゼロにする目標を掲げています。
移動の脱炭素化取組として、7月9日に電気自動車を導入。*
環境課の担当者は、この公用車に乗って会場入りし、自動車ゼロエミッション化を
さらに推進していくことなど話されました。
電気自動車は、講座終了後に子どもたちや市民のみなさんにお披露目されました。
*三菱自動車工業「MINICAB-MiEV(ミニキャブ・ミーブ)
★刈谷市役所主催 かりやエコフレンドリー事業で、市民を対象とした環境講座を担当しました。
日時:2021年8月7日(土) 10:00~11:30
場所:刈谷市社会教育センター 401研修室
テーマ:地球温暖化防止とSDGs-私たちにできること
当事業は、6回連続講座。
今回は愛知県「温暖化まなびネット」を活用されたため、依頼主は愛知県環境局地球温暖化対策課さん。
インターンシップの大学生2名が、講座進行をサポートくださいました。
暮らしとエネルギー、化石燃料と地球温暖化の関係、地球温暖化の仕組みと気候変動、
異常気象の発生など様々な影響、地球温暖化の緩和策、適応策、くらしの省エネポイント、
地球温暖化防止とSDGsの関係性などを説明。
温暖化ポンチョを活用し、地球温暖化の仕組みを解説。
インターン生が「地球」になり、実演してくださいました。
手回し発電機による白熱電球とLED電球のエネルギー消費比較実験は、小学5年生の女子が実施。
参加者とのインタラクティブなやり取りを重視しすべく、省エネクイズは〇×を表示した内輪を、
SDGsに関する2択クイズは、青とピンクのポストイットを利用しました。
中には、SDGsの目標達成年を「2050年」と表示される方もいました。
省エネクイズと答えは持ち帰り、家庭内で省エネの輪を広げるツールとして活用されるよう伝えました。
次回(10/9)のテーマは、「電気の知識を深めよう」。
名古屋にある「でんきの科学館」にバスで出掛けます。
愛知県は8/8から8/31まで、まん延防止等重点措置が適用されます。
10月にはコロナが落ち着いていますように。
★横浜市立大学同窓会主催 YCU REUNION SDGsオンラインセミナーを担当しました。
日時:2021年8月10日(火) 20:00~22:00
場所:Zoomオンライン
テーマ:SDGsにつながるサステナブル・シーフード
世界の水産資源はこの40年で半分に減少しています。
将来の漁獲を先食いする恐れがあり、この状況が続くと未来世代は魚が食べられなくなる
可能性があります。
いつまでも魚を食べ続けることができるよう、水産資源と海洋環境に配慮し、
適切に管理された持続可能な漁業で獲られた天然の水産物にMSC認証が、
養殖による水産物にはASC認証が表示されています。
これらは「海のエコラベル」と呼ばれています。
暮らしの有り方が持続可能な仕組みに変われば、世界が変わります。
私たちの「美味しい」が、地球の「悲しい」にならないよう、今 できることを考えました。
現役の学生を含め、幅広い年齢層、ご経歴、お立場の方が参加くださいました。
動画なども取り入れ、順調に進行することができました。
横浜市立大学同窓会Facebookページ:
https://www.facebook.com/groups/1609973329262356/permalink/2873675026225507
★一宮市商工観光課主催消費生活講座は、新型コロナウイルス蔓延の影響で中止となりました。
日時:2021年9月17日(金)14:00~15:30
場所:尾張一宮駅前ビル
テーマ:ハンバーガーから考えるエシカル消費-私達にできること