2016年度
【基本:未来の環境を考え、実行する人材を育てる】 facebook に写真を掲載しています。
★ 椙山女学園高校で開かれた「環境」講演会でお話しました。
日時:2016年5月11日 13:20~14:50
場所:椙山女学園高校 2年生
テーマ:「外来生物と暮らしのつながり-私たちにできること」
アメリカ原産のアカミミガメ(通称:ミドリガメ)やアライグマ、黄色い花を咲かせるオオキンケイギクなどの外来種が、
様々な問題を引き起こしています。アカミミガメは、2014年3月に作成された生態系被害防止外来種リストにおいて、
「緊急対策外来種」に位置づけられています。アライグマは、在来の生物を補食したり、生態系に害を及ぼす可能性が
ある生物として、特定外来生物に指定されています。
一方、秋の七草のひとつであるクズが観賞用として米国に持ち込まれて大繁殖したり、体調1㎝ほどのマメコガネが
米国に渡り、農作物を食べる害虫として繁殖して農業上の重要害虫となったりしています。
米国では、クズはジャパニーズモンスター、マメコガネはジャパニーズビートルと呼ばれ、嫌われています。
グローバルな物流の今日では、どの国にも外来生物が存在します。
ピンクと青のカードを活用し、生きものクイズを出題しました。
ペットを飼う(購入する)前に、その生きものがどのくらい大きくなるか、獰猛ではないか、どのくらい長く生きるかなどを
調べる必要性、飼っているペットを最後まで責任を持って世話をすること、在来種とのバランスや生物多様性を保つ重要性、
生きものや身近な環境を守っていくためにはどうしたらよいか、私たちにできることは何かなどを考える機会としました。
★ 幸田町立荻谷小学校で、ごみ削減とエコライフをテーマとした環境学習を担当しました。
日時:2016年6月22日 3時限~6時限 (2時限×2クラス)
場所:幸田町立荻谷小学校 4年生 各教室
テーマ:「エコライフすごろくの体験-わたしたちにできること」
エコライフすごろくの体験とともに、感想や学びを隣りの人と分かち合うペア学習を取り入れて実施しました。
荻谷小学校は1時限、3時限、5時限の終わりはチャイムが鳴りません。クラス名は西組と東組でした。
東組には聴覚障害、視覚障害の児童が各1名おり、学習サポートの先生が付いてくださいました。
6年生は3クラス、5年生~1年生は各2クラスで、児童数は減少傾向にあるとのこと。
昨年はアイシン精機(株)のアイシン環境学習支援校として授業を担当しましたが、
今年度は幸田町役場からの依頼で環境学習を実施しました。
愛知県内の自治体で、一人1日当たりのごみ排出量が一番少ないのは幸田町。ここ数年1位を維持しています。
児童の保護者や祖父母、地域住民がごみ削減に向けた取組と、地道な努力を積み重ねてきた
結果であることを児童に伝えました。
自分の住む町を誇りに思える素晴らしい記録ですが、残念ながら殆どの児童がこのことを知りませんでした。
幸田町役場環境課の若い担当者に、行政の取組を話していただきました。担当者はすべての授業を参観されました。
【ごみを減らす10ポイント】
① 混ぜればごみ、分ければ資源=分別する
② ごみのすて方ルールを調べ正しく捨てる
③ 大切に最後まで使う
④ 使い捨て商品ではなく、長持ちするものを買う
⑤ 断る
⑥ 繰り返し使う
⑦ 詰め替え商品を利用する
⑧ 修理する
⑨ 買い過ぎない
⑩ 必要な量だけ作る。給食やごはんを残さない
★ 豊田市立衣丘小学校で4年生3クラスを対象に、3R,ごみ削減をテーマとした環境学習を担当しました。
日時:2016年7月12日 1時限~6時限 (2時限×3クラス)
場所:豊田市立衣丘小学校 4年生の教室
テーマ:「エコパーティーへようこそ!」
リデュース、リユース、リサイクルの3Rで一番大切な事は、リデュース:ごみをへらすこと。
リデュースは入口対策、リサイクルは出口対策。出てしまったごみをどうするか考えるよりも
ごみを出さない工夫が大切です。
パーティーで紙コップを使い、ペットボトル飲料を飲み、「面倒くさい!」と分別せずにごみをすべて
「燃やせるごみ」の袋に捨てたら1回のパーティーでどれだけごみが出るかを児童と一緒に行いました。
愛知県発行、環境学習副読本「わたしたちと環境」に掲載されている「ごみのはなし」の単元から、
ごみの行き先の最終処分場について紹介しました。副読本は愛知県内の小学4年生以上の全児童に配布され、
社会、理科、家庭科及び教科の枠を超え、横断的な学習ができる総合的な学習の授業などで活用されています。
以前に衣浦港3号地廃棄物最終処分場環境監視協議会委員を、現在は武豊町環境保全対策審議会委員を担当しています。
廃棄物最終処分場建設には長い年月と多大な税金が掛かります。最終処分場を確保する難しさを踏まえ、
産業廃棄物はもとより、家庭から排出される一般廃棄物の削減の必要性を伝えていきたいと思います。
衣丘小学校は昭和54年に開校。当時はみかんの北限地域であることから、児童がみかんの世話を通して、
自然との関わりをもち、自然の恵みのすばらしさを体感し、豊かな心を育てることを目的に、実のある学校づくりを目指し、
開校の年にみかんの木を植えました。
豊田市教育委員会が進める特色ある学校づくり推進事業の一環で、みかんの木に囲まれた「実のなる学校」を推進し、
栽培から収穫まで地域の方々と一緒に、学校全体で育てているそうです。
毎年11月頃に「みかん祭り」が行われます。校庭に、緑色のみかんがたくさん実り始めていました。
* アイシン精機(株):環境学習プログラム支援校
★ 西春日井地区教科等主任・副主任研修でお話しました。
日時:2016年7月26日 午前
場所:清須市春日公民館 大会議室
テーマ:「ESDのさらなる推進にむけて」
当研修は、北名古屋市、清須市、豊山町の小中学校のミドルリーダーである教科等の主任・副主任を対象に、
資質向上を図る目的で、毎年実施されています。
環境問題と社会との関係性、自然環境との関係性を認識し、現代社会の課題を自らの問題として捉える
環境学習の実践事例を紹介しました。
児童生徒が家庭や学校、地域等で、身近なところから取り組む重要性と、課題解決につながる行動を生み出す
持続可能な社会づくりの担い手を育む教育(ESD)についてお話ししました。
100分の時間枠を頂ましたので、参加体験型の環境学習事例として「エコライフすごろく」、ポストイットを活用した
「○×クイズ」、地球温暖化のパフォーマンス、手回し発電機によるエネルギー比較実験、省エネイラストを使ったクイズ、
生態系カップによるパフォーマンス、隣りの人と自分の考えを話し合うペアワークなどを実施しました。
最後に、この春執筆した消費生活論文「ESDの推進と消費者教育-その現状と課題」から、要点を紹介しました。
★ 豊田市教育研究会 総合的な学習部会の夏期実技研修会でお話しました。
日時:2016年8月3日 午前
場所:豊田市竜神交流館 多目的室
テーマ:「ESDの視点を取り入れた環境学習の実践」
53名の小中学校の先生が参加されていました。環境学習の担当でお邪魔した学校の先生もいらっしゃいました。
環境学習実践事例として「エコライフすごろく」をはじめ、温暖化ポンチョを活用した地球温暖化のパフォーマンス、
手回し発電機によるエネルギー比較実験、省エネイラストを見てダメな箇所を当てるクイズ、生態系カップ、
エコ川柳などを紹介しました。
最後に、「ESDの推進に向けてできること」について他校の先生と話し合う時間を持ちました。
全体発表を通して学びを共有しました。
先生方は、午後から教員免許更新講習を受講されていました。
教員免許更新制は、その時々で求められる教員として必要な資質能力が保持 されるよう、定期的に最新の知識技能を
身に付けることで、教員が自信と誇りを持って 教壇に立ち、社会の尊敬と信頼を得ることを目指すもの。
新免許状には10年間の有効期間が付されます。
有効期間を更新して免許状の有効性を維持するには、2年間で30時間以上の免許状更新講習の受講・修了が必要です。
明日は、交通安全講習があるとのこと。夏休み中も先生方は自己研鑽を重ね、忙しい毎日を過ごされています。
★ 西尾市立鶴城小学校で4年生3クラスを対象にごみ削減とエコライフをテーマとした環境学習を担当しました。
鶴城小学校は、2016年度アイシン環境学習プログラム支援校に指定されています。
授業の様子が写真入りで三河新報(9月21日)に掲載されました。
日時:2016年9月20日 1時限~4時限 (2時限×3クラス)
場所:西尾市立鶴城小学校 多目的室
テーマ:「エコライフすごろく体験!」
台風16号の接近により、西尾市の全小学校は午前中で授業打ち切りになりました。
4年生3クラスを各2時限ずつ6限まで担当する予定でしたが、急遽1限~2限に2クラスと特別支援児童2名の81名を、
3限~4限に1クラスを担当する方式に変更。
児童達が積極的に学習にとり組み、授業を順調に進めることができました。
次回は、11月22日に生きものとのつながりを考えるシンパシーワークショップを1限~6限に担当します。
こちらの学校は、2014年7月10日もアイシン環境学習プログラムの環境学習を担当しています。
★ 豊田市教育研究会、総合学習部会の先生を対象に、シンパシーワークショップを担当しました。
日時:2016年9月23日 18:30~20:30
場所:豊田市環境学習施設 多目的室
テーマ:「シンパシーワークショップ」
各学校で授業を終えてからいらっしゃった先生方に、小学4年生の気持ちになり、取り組んでいただきました。
森の生きもの6種類(タヌキ、ノウサギ、リス、モグラ、クマ、オオタカ)と「人間」に変身し、
トランプの神経衰弱に似たカードゲームを3ラウンド体験していただきました。
後半は、時代背景の違いやブラックカードの意味、生きもの現状などを写真とパワーポイント資料で紹介し、
生物多様性保全に向けて、私たちにできることは何かを考えました。
豊田市教育研究会の研修は、8月3日に引き続き2回目の担当です。
今回は若い先生の参加が目立ちました。中には、今年先生になられた新任の先生もいらっしゃいました。
先生方は、毎月自主研究会を持たれています。
★ 幸田町立豊坂小学校で4年生2クラスを対象に、3Rとごみ削減、エコライフをテーマとした環境学習を担当しました。
日時:2016年9月26日 3時限~6時限 (2時限×2クラス)
場所:幸田町立豊坂小学校 4年生 各教室
テーマ:「エコライフすごろくの体験-わたしたちにできること」
豊坂小学校は1限、3限、5限目の終わりはチャイムが鳴りません。2013年7月2日も環境学習を担当しました。
エコライフすごろくの体験を通し、考え気づいた学びや感想を隣りの人と分かち合うペア学習を取り入れて実施しました。
愛知県の環境学習副読本、「わたしたちと環境」も活用しました。
幸田町は一人一日当たりのごみ排出量が、愛知県内の自治体で一番少ない町です。
自前のごみ焼却施設を持たないため、隣接する岡崎市に処理費を支払い委託しています。
幸田町指定「燃やすごみ」袋は、大(45ℓ)10枚入り450円、中(30ℓ)10枚入り300円、小(20ℓ)10枚入り200円です。
ごみ1ℓ当たり1円と換算されているとのこと。ごみ袋が他の自治体より割高ですが、ごみを減らす環境政策が
積極的に展開されており、町民の理解と連携が実を結んでいます。
愛知県内の平成26年度のごみに関する実績値は、次のとおり。(排出量が少ない自治体順)
・1人1日あたりのごみの量(g/人・日)=ごみの総排出量÷(人口×365日)
1位:幸田町(698g)2位:あま市(700g)3位:岩倉市(704g) 愛知県平均(934g)
・処理しなければならない1人1日当たりのごみの量(g/人・日)=ごみの総排出量-資源ごみ量-集団回収量÷(人口×365日)
1位:幸田町(515g)2位:岩倉市(562g)3位:江南市(574g) 愛知県平均(760g)
・ 処理しなければならない生活系ごみの1人1日当たりのごみの量(g/人・日)=
ごみの総排出量-事業系ごみ量-集団回収量-生活系資源ごみ量÷(人口×365日)
1位:幸田町(407g)2位:大口町(415g)3位:江南市(435g) 愛知県平均(535g)
・ リサイクル率(%)=総資源化量÷(収集ごみ量+直接搬入ごみ量+集団回収量)×100
1位:大口町(38.2%)2位:幸田町(33.3%)3位:田原市(30.8%) 愛知県平均(22.3%)
・ 1人当たりの最終処分(埋め立て)量(kg/人・年)=最終処分量÷人口
1位:幸田町(7.9kg)2位:大治町(15.0kg)3位:愛西市(15.3kg) 愛知県平均(28.4kg)
自分の住む町を誇りに思える素晴らしい記録ですが、残念ながら殆どの児童がこれを知りませんでした。
幸田町環境課の若い担当者が「幸田町はごみを出す量が愛知県で一番少ない町です。みんなのお父さん、お母さん、
おじいちゃん、おばあちゃんが、毎日ごみを減らす工夫と努力を実践されているからです。」と話してくださいました。
町の環境行政と学校の環境教育を丁寧につなぎ、授業をすべて参観されました。
最後に私から、「みんなが大人になった10年後も20年後も、ずっとごみが少ない町だといいね。」と伝えました。
★ 西尾市立鶴城小学校で4年生3クラスを対象に、生物多様性を考えるを環境学習を担当しました。
日時:2016年11月22日 1時限~6時限(2時限×3クラス)
場所:西尾市立鶴城小学校 多目的室
テーマ:「愛・シンパシーワークショップ(森バージョン)」
中心課題は、「地球のいのち、つないでいこう!」
愛・シンパシーゲームは、時代ごとに3ラウンドに分かれています。
生きものを取り巻く環境の変化と課題を、体験を通して実感します。
児童は森の生きもの6種類(タヌキ、ノウサギ、リス、モグラ、クマ、オオタカ)と「人間」に変身し、
ゲームの体験から自然と人間、動物のつながり、私たちにできることなどを考えました。
1時限目は生きものの立場になって、時代が異なる3ラウンドの愛・シンパシーゲームを体験しました。
ゲームはトランプの神経衰弱に似ていますが、1ラウンドごとに時代が変化します。
2ラウンドから、「人間」に変身した児童が入ります。
3ラウンドは、現代の暮らしと動物のつながりを表しています。
2時限目は時代背景の違いやブラックカードの意味、生きもの現状を写真とパワーポイントで紹介し、
自然と暮らしのつながり、生物多様性、ブラックカードの意味などを全員で考えました。
鶴城小学校は、アイシン精機(株):環境学習プログラム支援校に選ばれています。
9月20日に「エコライフすごろく」の授業を担当し、今回が2回目。児童たちは元気に取り組んでいました。
★ 豊田市立衣丘小学校で、4年生を対象に愛・シンパシーワークショップを担当しました。
授業の様子を学校HPに掲載くださいました。
日時:2016年11月29日 1時限~6時限(2時限×3クラス)
場所:豊田市立衣丘小学校 学習教室
テーマ:「愛・シンパシーワークショップ(海バージョン)」
衣丘小学校は、アイシン精機(株)さんの環境学習プログラム支援校に選ばれています。
7月12日に「エコパーティーにようこそ!」の授業を担当しています。
今回は、ウミガメ、スナメリ、アユ、タコ、ウナギ、イソギンチャクを題材にした海バージョンを実施しました。
愛知県の職員2名が研修を兼ね、講座をサポートくださいました。
愛・シンパシーゲームは過去から現在を表しています。
児童は海の生きもの6種類または「人間」に変身し、ゲーム体の験から自然と人間、動物のつながり、
私たちにできることなどを考えました。
1時限目は生きものの立場になり、時代が異なる3ラウンドの愛・シンパシーゲームを体験。
ゲームはトランプの神経衰弱に似ていますが、1ラウンドごとに時代が変化します。
2ラウンドから、「人間」に変身した児童が入ります。
3ラウンドは、現代の暮らしを表しています。
2時限目は時代背景の違いやブラックカードの意味、生きもの現状を写真とパワーポイントで紹介しました。
自然と暮らしのつながり、生物多様性、ブラックカードの意味などを全員で考えました。
ブラックカードは、ごみ、毒、化学物質、汚い煙、森の木を切るなどの意見が出ました。
ブラックカードを減らすにはどうしたらよいか、多様な生きものが棲む豊かな地球の自然を守り、
未来につなげるために、今日から自分たちにできることは何かについて、最後に発表を行いました。
衣丘小学校は、みかんの木に囲まれた「実のなる学校」です。
7月に緑色だったみかんはオレンジ色となり、たわわに実っていました。
★ 小牧市立小牧小学校で4年生4クラスを対象に、ごみ削減とエコライフをテーマとした環境学習を実施しました。
日時:2017年2月1日 1時限~4時限
場所:小牧市立小牧小学校 第1多目的室
テーマ:「エコライフすごろく体験から学ぶ-わたしたちにできること」
1学期に身の回りの環境について学び、ごみ処理施設を見学しています。
2学期は川や海の環境について学習し、アクアトト岐阜に出かけ、学びを重ねているとのこと。
3R(リデュース、リユース、リサイクル)の学習は履修済みでした。
クラス対抗で、エコライフすごろくを行いました。
1時限~2時限は2組 VS 4組。3時限~4時限は1組 VS 3組。
先週、インフルエンザの影響で学級閉鎖が発生したため、児童は全員マスクをしていましたが、
みな元気に発言し、学習に取り組むことができました。
第1多目的室は暖房が20℃設定で、加湿器が設置されていることに休み時間に気づきました。
授業再開後に、「先生たちはちゃんと空調を冬の標準温度に設定されています。素晴らしい!」と児童に伝えました。
小牧小学校の環境学習の担当は今年で6年目です。
授業終了後、校長室で給食を頂きました。献立はドライカレーと白米、野菜ベーコンスープ、イチゴ添えでした。
★ 名古屋市立旭丘小学校で5年生を対象に、(財)省エネルギーセンター主催省エネ教室を担当しました。
日時:2017年2月7日 2時限~3時限
場所:名古屋市立旭丘小学校 特別活動室
対象:5年生2クラス 72名
テーマ:「地球環境と省エネルギーを考えよう」
特別活動室は遮光カーテンが設置されており、パワーポイント資料を綺麗にスクリーンに映し出すことができました。
旭丘小学校は愛知県環境学習コーディネート事業を活用し、1年間を通して環境学習に取り組んでいます。
1学期は農業の米作りや漁業など、食べ物は環境と密着していること、作り手の思いなどを学びました。
2学期はトヨタ自動車の工場見学や、篠島お魚の学校の担当者から話しを聞いたりしています。
3学期は「5アンペア生活をやってみた」の著者である朝日新聞の斎藤健一郎記者から話しを聞いています。
省エネ教室実施に際し、コーディネーターの方が学校と講師を丁寧につないでくださいました。
コーディネーターさんは授業をすべて参観されました。
授業のねらいは3点。
・省エネとはどんな意味か。なぜ、省エネをしなければならないのか。
・省エネ・節電を推進するための生活の在り方を学び、実際に行動を起こすように促す。
・児童が地球環境を大切にする意識を自覚し、家庭や学校で目に見える行動を起こすきっかけとする。
先生に「地球」になってもらい、温暖化ポンチョを被って地球温暖化を疑似体験していただきました。
児童たちは本当によく勉強しており、地球温暖化が引き起こす影響など自分の言葉で意見を述べ、活発に発言していました。
LEDと白熱電球のエネルギー消費比較実験は、手回し発電機を活用しました。
「発電所長」を募ったところ、やりたい!と手を挙げた児童がたくさんいました。
自分の家のお風呂はどんなエネルギーでお湯を沸かしているか「電気、ガス、わからない」の3択で尋ねたところ、
半数以上の児童が「わからない」に手を挙げました。
家庭で使うエネルギーの種類や特徴を知ることは、省エネの第1歩。
身近なところからエネルギーと暮らしのつながりを見つめ直してみることも、実践的な学びにつながります。
宇宙船地球号(Spaceship Earth)を守るためには、世界の人たちと協力しあうことも大切です。
子どもたちの学びの発展と行動に期待しています。
旭丘小学校は徳川美術館の近くにある街中の学校です。特別活動室に、段飾りのお雛様が飾られていました。
★ 豊田市立衣丘小学校で開かれたエコトークセッションに出席しました。
日時:2017年2月17日
衣丘小学校は、2016年度のアイシン環境学習支援校に選ばれています。
7月12日に「エコパーティーへようこそ!」、11月29日に「愛・シンパシーワークショップ」の環境学習を担当しました。
一人ひとりがエコ宣言を記し、クラスごとに作成した「エコの気づ木」が廊下に貼り出されていました。
3クラスの児童がエコサイエンス、エコクッキング、エコクラフトのテーマに分かれ、ポスターセッション形式で
学習発表を行いました。
【エコサイエンスのテーマ】
教発砲スチロールのゴミ問題、水が汚れる原因と活性炭の活用、腐葉土、廃油のリサイクル、廃油石鹸の作り方、
エコローソク作りなど
【エコクッキングのテーマ】
食材を全部使いきろう、オーブンでエコクッキング、0円食堂、エコ片づけと料理、油を使わないドーナツ作り、
川をきれいにするためにいるお風呂の水の量、天ぷら油で車が走る!、おうちでできるエコクッキングなど
【エコクラフトのテーマ】
ビー玉ルーレット、シュートゲーム盤、円盤、リサイクラフト、ビー玉迷路など
最後に児童の代表がアイシン精機(株)さんから修了証と記念品、学習の成果をまとめたパンフレットを受け取りました。
記念品は、廃棄処分されるホタテの貝殻を消しゴムとして再生利用した「海のリサイクルけしごむ」。
うすいピンク色はホタテの貝殻の色です。
ホタテの貝殻は腐敗臭が発生し衛生面の問題や、扱いにくく怪我をしやすい、重いなど厄介な産業廃棄物として
海辺にうず高く積みあげられています。それを資源として活かしました。
学校公開日のため、多くの保護者が参観に訪れていました。
午後は、2016年度アイシン環境学習支援校の西尾市立鶴城小学校でもエコトークセッションが行われました。