【基本:未来の環境を考え、実行する人材を育てる】 facebook に写真を掲載しています。
★ 名古屋市立牧の池中学校のトライ&アクション講演会で、全校生徒を対象にお話しました。
環境学習ウイークの一環として生徒会主導のもと、5時間目に体育館で行われました。
日時:2015年6月5日 5時限
場所:名古屋市立牧の池中学校 体育館
テーマ:「地球のいのち、つないでいこう!」
ミシシッピアカミミガメ、ゴリラ、ホッキョクグマなどを題材に、生きものクイズを3問出題しました。
ピンクと青のカードを事前に準備くださり、スムーズに行うことができました。
私たちの暮らしは多様な生きものと繋がっています。
地球温暖化の影響で生きものの種類や数が減少していること、外国から連れて来られた生きものたちの現状
(例:アメリカで出会ったミシシッピアカミミガメやアライグマ)、ペットを飼う時に気をつけること、
私たちにできることなどについて考えました。
人間の都合で本来の生息地から移動された動植物は、思わぬ被害をもたらすことがあります。
北米原産のオオキンケイギクは、カワラナデシコなどの在来種を駆逐してしまう恐れがあり、
環境省が2006年に特定外来生物に指定しました。
一方、日本では根を用いて食材の葛粉や葛切り、根を乾燥させた生薬の葛根などの漢方薬が作られ、
万葉の昔から秋の七草の一つに数えられるクズは、世界の侵略的外来種ワースト100 (IUCN, 2000)
選定種に指定されています。
グローバルな物流の今日では、世界のどの国も被害者であり加害者になりえます。
環境写真コンテスト「私のまちの○と×」で優秀賞に輝いた高校生の作品もスライドで紹介しました。
身近な環境や生きものを守っていくためにはどうしたらよいかを考え、学びを共有する場としました。
牧の池中学校は、愛知県営の都市公園「牧野ケ池緑地」の近くに立地します。
生徒会の声掛けのもと、5月22日に約300名(約80%)の生徒が牧野ケ池周辺の清掃ボランティアを行い、
環境アクションを起こしていると、校長先生から伺いました。
「牧野池クリーンプロジェクト」と名付けられたこの取組は、今回が13回目とのこと。
生徒のみなさんの環境意識、行動取組がさらに発展しますよう願っています。
校長先生が講演会の様子を「学校だより 平成27年度第3号」に掲載くださり、学校のホームページに載せてくださいました。
★ 幸田町立幸田小学校で4年生4クラスを対象にごみ削減とエコライフをテーマとした環境学習を担当しました。
児童たちは積極的に学習にとり組み、授業を順調に進めることができました。
幸田町主催の環境学習担当は、今年で8年目です。
日時:2015年6月9日(火)、10日(水) 1時限~4時限 (2時限×4クラス)
場所:幸田町立幸田小学校 4年生 各教室
テーマ:「エコライフすごろく体験!」
愛知県がまとめた2013年度の県内の一般廃棄物の排出状況によると、ごみの総排出量は257万2000トンで、
前年度から9000トン(0.4%)減少し、記録のある1994年以降、最小となりました。
一人1日当たりのごみ排出量は940グラムで、最も少なかったのは幸田町の703グラムです。
排出量が少ない自治体の2位はあま市(705グラム)、3位=大治町(730グラム)、4位=岩倉市(735グラム)
5位=愛西市(739グラム)、県民の排出平均は940グラムとなっています。
最も多かったのは、南知多町の1568グラムでした。
市町村が設置する一般廃棄物焼焼却炉は、平成9年(1997年)「廃棄物の処理及び清掃に
関する法律」の改正等に基づき、平成14年(2002年)12月1日から新たに適用となった
ダイオキシン類に係る規制が強化されました。これを受け、幸田町は一般廃棄物焼却処理施設の.稼働を断念しました。
以降は隣接する岡崎市に広域処理費用を支払い、ごみ焼却処理を委託しています。
岡崎市に支払う委託費用を賄うため、幸田町指定の「燃やすごみ」袋は大袋(45ℓ)10枚入り450円、
中袋(30ℓ)10枚入り300円、小袋(20ℓ)10枚入り200円と、他の自治体より割高になっています。
幸田町環境課の担当者が、町の環境行政と学校の環境教育を丁寧につなぎ、授業をすべて参観されました。
★ 豊田市教育研究会の先生方を対象に、愛・シンパシーワークショップを担当しました。
日時:2015年7月31日(金)17:30~20:00
場所:豊田市環境学習施設eco-T
テーマ:「愛・シンパシーワークショップ」
前半は森の生きもの(くま、たぬき、りす、もぐら、のうさぎ、おおたか)に変身し、暮らしと生態系のつながりを
表す愛・シンパシー(共感)ゲームを体験いただきました。
ゲームは時代ごとに3ラウンドに分かれています。
生きものを取り巻く環境の変化と課題を、体験を通して実感。
後半はパワーポイント資料を使い、ふりかえりの時間を持ち、環境問題に対して私たちにできることを考えました。
中心課題は、「地球のいのち、つないでいこう!」
アイシン精機(株)グループ、アスクネット(愛知市民教育ネット)、
外部講師の共同作業で開発されたこのゲームは、小学4年生以上を対象に作られています。
理科が専門の校長先生、社会や音楽がご専門の先生方も、小学4年生の身になって体験くださいました。
★ 幸田町立荻谷小学校で4年生を対象にごみ削減とエコライフをテーマとした環境学習を担当しました。
こちらの学校は、2015年度アイシン環境学習プログラム支援校に指定されています。
日時:2015年9月11日(金) 1時限~4時限 (2時限×2クラス)
場所:幸田町立荻谷小学校 4年教室
テーマ:「エコライフすごろく体験から学ぶ」
クラス名は西組、東組で、どちらも若い女性の先生でした。
東組の教室で、ミドリガメが昆虫飼育用の小型ケースで飼われていました。
児童が学校に持ってきたとのこと。目の下に赤い斑紋がありました。
これは、アメリカに生息するアカミミガメ。生態系被害防止外来種に指定されています。
外国から連れて来られた生きものたちの現状、ペットを飼う時気をつけること、私たちにできること、
最後まで飼育し決して池や川に離さないよう、生きものと暮らしのつながりについてお話ししました。
アイシングループの社会貢献活動「アイシン環境学習プログラム」は、経済産業省が主催する
第4回キャリア教育アワードの「地域企業協働の部」で、最優秀賞(経済産業大臣賞)を受賞しています。
アイシン環境プログラムは、青少年育成を目的とした企業市民活動の一環で、
特定非営利活動法人アスクネットと協働で2006年 から始めた教育支援活動です。
子どもたちが命の大切さを学んだり、相手の立場に立って考える力を身につけてもらうことを目的に、
学校の授業計画に合わせた テーマ(森・水辺・くらし・産業)で座学・環境保護活動・学習発表会など
一連のプログラムを通じて環境に関する教育を行っています。
これまでに延べ150 校13,000人を超える児童が受講しました。(2014年2月時点)
現在はアイシン精機(株)をはじめ、アイシン・エィ・ダブリュ(株)、アイシン高岳(株)、
アイシン・エーアイ(株)、アイシン化工(株)、(株)アドヴィックスの6社が児童の環境学習支援を行っています。
★ 碧南市立日進小学校で4年生2クラスを対象に、3R,ごみ削減をテーマとした環境学習を担当しました。
日時:2015年9月29日(火) 1時限~4時限 (2時限×2クラス)
場所:碧南市立日進小学校 多目的室(ホワイトホール)
テーマ:「エコパーティーへようこそ!」
リデュース、リユース、リサイクルの3Rで一番大切な事は、リデュース:ごみをへらすこと。
リデュースは入口対策、リサイクルは出口対策。出てしまったごみをどうするか考えるよりも
ごみを出さない工夫が大切です。
紙コップを使い、ペットボトル飲料を飲み、「面倒くさい!」と分別せずにごみをすべて
「燃やせるごみ」袋に捨てたら、1回のパーティーでどれだけごみが出るか実験を児童と行いました。
愛知県発行、環境学習副読本「わたしたちと環境」に掲載されている「ごみのはなし」の単元から、
ごみの行き先について話しました(39ページ)。副読本は愛知県内の小学4年生以上に配布され、社会科、
理科、家庭科及び教科の枠を超え、横断的な学習ができる総合的な学習の授業で活用されています。
家庭から出た一般廃棄物(燃えるごみ)を燃やした後の灰は、愛知県武豊町に面した海に建設された
.衣浦港3号地廃棄物最終処分場へ埋め立てられます。
安定型区画は2010年7月28日から、管理型区画は2011年3月1日から供用開始されました。
埋立処分場では、燃えないごみ、産業廃棄物等も海に埋め立てています。
埋立処分場は、ごみがどんどん埋め立てられると一杯になってしまいます。そうなると
新しく別の場所に埋立処分場を造らなければなりませんが、その場所を探すことが大変難しくなっています。
廃棄物最終処分場建設には長い年月と多大な税金が掛かります。最終処分場を確保する難しさを踏まえ
産業廃棄物はもとより、家庭から排出される一般廃棄物の削減の必要性を伝えていきたいと思います。
授業は、アイシン精機(株)、アイシン辰栄(株)、愛知市民教育ネットのご担当者がすべて参観されました。
4年生は、6月に浄水場を見学し、9月からごみの学習を開始。10月1日クリーンセンター見学、
10月23日は資源ごみリサイクル企業に見学に行きます。
次回は、10月末に愛・シンパシーワークショップの環境学習が予定されています。
* アイシン精機(株):環境学習プログラム支援校
★ 豊田市立東保見小学校で、4年生を対象に愛・シンパシーワークショップを担当しました。
日時:2015年9月30日、10月1日 1時限~4時限(2時限×4クラス)
場所:豊田市立東保見小学校 多目的室(げんきルーム)
テーマ:「愛・シンパシーワークショップ(森バージョン)」
4年2組の先生は、豊田市教育研究会のメンバーでした。
7月31日に豊田市環境学習施設で担当した研修会で、愛・シンパシーワークショップを受講されました。
このつながりを大変うれしく思います。
今回は、豊田市環境学習施設eco-Tの出前講座として出かけました。
eco-tインタープリター5名の協力を得て、授業を進行しました。
ブラジル、ペルーなど南米出身者の児童が複数いました。
愛・シンパシーゲームは過去から現在を表しています。
児童は森の生きもの6種類(タヌキ、ノウサギ、リス、モグラ、クマ、オオタカ)と「人間」に変身し、
ゲームの体験から自然と人間、動物のつながり、私たちにできることなどを考えました。
1時限目は生きものの立場になり、時代が異なる3ラウンドの愛・シンパシーゲームを体験。
ゲームはトランプの神経衰弱に似ていますが、1ラウンドごとに時代が変化します。
2ラウンドから、「人間」に変身した児童が入ります。
3ラウンドは、現代の暮らしを表しています。
2時限目は時代背景の違いやブラックカードの意味、生きもの現状を写真とパワーポイントで紹介しました。
自然と暮らしのつながり、生物多様性、ブラックカードの意味などを全員で考えました。
ブラックカードは、ごみ、毒、化学物質、汚い煙、森の木を切るなどの意見が出ました。
ブラックカードを減らすにはどうしたらよいか、多様な生きものが棲む豊かな地球の自然を守り、
未来につなげるために、今日から自分たちにできることは何かについて、最後に発表を行いました。
★ 小牧市立小牧小学校で、4年生3クラスを対象に生きもののつながりを考える環境学習を担当しました。
日時:2015年10月2日 1時限~4時限
場所:小牧市立小牧小学校 第1多目的室
テーマ:「地球のいのち、つないでいこう!」
小牧小学校は2010年から依頼があり、今年で5回目の担当です。
テーマは学校側と相談して決めます。学びの内容によって異なります。
小牧小学校は1873年(明治6年)開校。
校舎の全面改築が行われ、2013年3月に新校舎が完成しました。
温かい木の風合いを活かした床や広い廊下、白い壁など学校全体がピカピカです。
文部科学省の学校施設改善事業の一つである学校ICT(Information and Communications Technology)
整備事業を取り入れており、デジタル教科書や50インチのプラズマテレビが各教室に設置されています。
デジタルTVとパソコン・実物投影機の連携、パソコン・校内LANを通じた
インターネット活用などにもとり組まれており、テレビ朝会が行われています。
ソフト面、ハード面共に最先端をいく学校です。
休み時間になると、こどもたちは広いテラスを走り回りストレス発散。
図書室は1~2階が吹き抜けになっており、ごろりと横になって本を読むスペースがありました。
フィリピンの児童が10人弱いました。転入、転出の入れ替わりが激しいとのこと。
英語とタガログ語が主で、日本語を十分理解できない児童もいました。
授業終了後、インターンの大学生と共に校長室で給食をいただきました。
さんまのかば焼き、キャベツの紫あえなど美味しかったです。
★ The elementary school students took a demonstration ride on the fuel cell vehicle, plug-in hybrid vehicle
and compact electric vehicle at the school in Toyota.
豊田市立根川小学校で行われた燃料電池車ミライ(FCV)体験試乗学習会に参加しました。(2015年10月5日)
5年生の児童は、日本に1台しかない桜の花がデザインされた桜プリウスのプラグインハイブリッド(PHV)や、
1人乗り超小型電気自動車COMS(コムス)(EV)にも試乗しました。
それぞれの車の仕組みに関する説明会で、様々な質問が出ました。
Q. 水素タンクはどこにあるんですか?
A. 後部座席の下にあります。
Q. コンビニのセブンイレブンにコムスが停まっているのはなぜですか?
A. 地球温暖化を進める二酸化炭素を減らすため、環境によいコムスを使っています。
他にもコムスを利用している企業は増えてきました。
トヨタ自動車が2012年10月1日に運用を始めた交通サポートシステム「Ha:mo(ハーモ)Harmonious Mobility Network」。
豊田市は現在100台のコムス(EV)を使い、“ちょっとだけ乗る”都市型カーシェアリング(Ha:mo RIDE)を実験中です。
この台数は全国で一番多い数。コムスに私も乗ったことがあります。
東京でも30台で実証実験をはじめたとのこと。
今回の授業は、豊田市交通政策課3名と豊田都市交通研究所の2名が主となり実施され、
豊田市環境政策課2名、豊田市環境学習施設eco-Tの代表など2名も見学されました。
交通環境教育が更に進展しますよう願っています。
★ I gave a lecture how to reduce waste at the elementary school in Aichi.
幸田町立坂崎小学校で4年生1クラスを対象にごみ削減とエコライフをテーマとした環境学習を担当しました。
日時:2015年10月6日(火) 3時限~4時限 (2時限×1クラス)
場所:幸田町立坂崎小学校 多目的室
テーマ:「エコライフすごろく体験!」
坂崎小学校のHP「坂小ニュース」に授業の写真を載せてくださいました。
ロッジのような外観の、広い木造多目的室で実施しました。
家庭科室、図工室、和室が併設されていました。
家庭科室では6年生が、着られなくなった服のリフォームの仕方をミシンを使って習っていました。
坂崎小学校で環境学習を担当するのは4回目。
2008年11月28日:エコパーティーにようこそ! (幸田町役場主催)
2012年 6月 8日:地球温暖化防止と緑のカーテン(幸田町役場主催)
2012年10月 5日:エコパーティーにようこそ! (アイシン精機主催)
幸田町は中部工業団地をはじめ多くの工業団地があり、自動車関連産業を中心に製造業が盛んです。
ソニー、デンソー、アイシン精機、アイシン辰栄、パナソニック、フタバ産業、エアウィーヴなどの企業が立地します。
山田校長先生が着任後の5年間で、児童数が1.5倍に増えたとのこと。
ブラジル人の両親を持つ女子児童が1名いました。
彼女は日本で生まれたため、日本人と同等の日本語レベルでした。
授業終了後、先生の発案のもと、全員で集合写真を撮りました。
★ The Interpreter Love Earth Meeting, the world interpreter talk session was held at
Aichi Prefectural University on October 11th. I gave a lecture about Japanese forest interpreter.
That was such a wonderful precious experience for me. I'm a lucky person to meet everyone.
愛知万博10周年記念インタープリター愛・地球ミーティング世界のインタープリターとのトーク・セッションが
10月11日(日)に愛知県立大学の講堂で開催されました。
海外からのゲスト5名(コスタリカ、ドイツ、ケニア、スリランカ、アメリカ)と共に、
日本のインタープリター活動として、もりの学舎の取組を紹介しました。
.もりの学舎は、愛・地球博記念公園内の森林楽園ゾーンにある愛知県の環境学習施設です。
森や水辺の自然体験、工作教室などを通じて、楽しみながら環境について学べます。
後半は、トーク・セッションが行われました。
インタープリターとは「森の案内人」とも呼ばれ、自然観察や自然体験を通じて、
自然の発するメッセージや魅力を楽しく分かりやすく伝えてくれる人のこと。
この事業は、愛知万博のテーマである「自然の叡智」に学ぶことの大切さを思い起こし、
次世代を担う人づくりにつなげることを目的としています。
海外5か国と日本のインタープリターが参加し、 各国のすばらしい自然や、自然と人との関わり、
活動内容などについて発表を行いました。
会場参加者の方々との意見交換も行われました。
日時:2015年10月11日(日) 午後1時~午後4時
場所:愛知県立大学 長久手キャンパス 講堂
各国のプレゼンの後、伝えたいメッセージやキーワードをフリップに書き出し、スクリーンに映し出す方法で行われました。
海外ゲストとFacebookでつながりました。これをきっかけに、交流が始まりましたことをうれしく思います。
★ My thesis was published in homepege of Consumer Research Institute.
(公社)NACS消費生活研究所 論文集『消費生活研究』第16巻1号(2014年6月発行)に掲載された消費生活論文、
アメリカの生物多様性と国立公園運営-その魅力と課題が消費生活研究所ホームページにPDF版で全文掲載されました。 要旨
★ Our interpreters guide you through interaction with nature involving your senses and imagination.
I took charge of Walking Tour through the Forest with Interpreter at Expo 2005 Aichi
Commemorative Park. Today's program was " Mouse and acorn story".
On weekends and public holidays are various programs enjoyable for everyone from children to adults,
such as Walking Tour through the Forest with Interpreter and handicraft workshops using materials from nature.
愛知万博10周年記念、自然体感プログラム特別企画でインタープリターと歩く森のツアーを担当しました。
日時:2015年10月12日(月・祝)
場所:愛・地球博記念公園「もりの学舎」
プログラム:「ネズミとドングリものがたり」
ネズミの貯食行動と樹木のつながりを、簡単なゲームの体験をとおして気づくプログラムに、
世界のインタープリターとのトーク・セッションでご一緒した、海外からのゲスト5名
(コスタリカ、ドイツ、ケニア、スリランカ、アメリカ)も、通訳付きでツアーに参加くださいました。
実物大のネズミたちをいつもベストのポケットに入れています。
こどもたちに触ってもらいました。
緑色のネズミは、米国オハイオ州のCuyahoga Valley National Parkで、$9.99で購入しました。
賢いネズミは、寒い冬を生き延びるため、秋に沢山実ったドングリなどの木の実を森の中に貯食します。
しかし、中にはドングリをどこに隠したか忘れてしまう、うっかりネズミもいます。
植物はその場から動くことができません。母なる大木の下に落ちたドングリは、生い茂った葉っぱが太陽の光を遮り、
大きく育つことができません。 うっかりネズミ君のおかげでドングリは遠くに行くことができ、子孫を残すことができます。
ネズミは種の運び屋さんです。ネズミとドングリはお互いに支えあって生きています。
シートン動物記に次の一節があります。本文はリスですが、今日はネズミに置き換えて紹介しました。
【はるか昔、ネズミと木の約束】
ネズミ君、木の実を地面に埋めて下さい。そのかわり少しのお礼を差し上げます。
木の実を100個地面に埋めたなら、95個は食べても構いません。
でも、残りの5個は埋めたままにしておいて下さい。
その5個の実が私たちの子孫となり、やがて大きな木になりますように。
もりの学舎では土日・祝日にインタープリターと歩く森のツアーや自然素材を使った工作など、こどもから大人まで
楽しめる様々なプログラムを行っています。
★ I gave a lecture about eco life at the Elderly school in Nagoya, Aichi.
名古屋市高年大学鯱城学園で、専門講座:社会コース環境専攻1年生(30期生)の授業を担当しました。
鯱城学園の環境講座は21期生から担当しており、10年目となりました。
日時:2015年10月14日(水) 13:30~15:00
場所:名古屋市伏見ライフプラザ 鯱城(こじょう)学園
テーマ:「エコライフすごろくから学ぶ環境配慮行動」
Aゼロサイズ拡大したエコライフすごろくを使い、ゲーム形式で授業を進めました。
名古屋市高年大学鯱城学園は高齢者の生きがいづくり、地域活動の核となる人材の養成を目的に
昭和61年に開学。教養講座と専門講座があり、生徒は名古屋市に在住する60歳以上の方々です。
卒業後も地域活動に参加する意欲を持つことが、入学条件の一つにあります。
現代社会について理解を深め、個人としての自立をめざすとともに、専門分野に関する知識や
技能を高めることを目指しています。卒業生は、名古屋市高年大学鯱城会を結成し、
市内16区において地域活動に貢献しています。
★ I gave a lecture about sustainable dietary life at the Setogura museum.
The elementary school home economics teachers made panel announcements. They were so amazing!
愛知県の家庭科の先生方は、年に1回研究集会を開かれます。
尾張教育研究会愛日支部家庭教育研究集会で、先生方の研究発表の後にお話しました。
日時:2015年10月16日(金) 13:00~16:00
場所:瀬戸蔵ミュージアム、 つばきホール
テーマ:「地球の優しいスマートライフ -食をとおして」
参加者は、来賓としてご挨拶された瀬戸市教育委員会教育長を除き、すべて女性の先生でした。
2つの研究発表が行われました。
1.学び合いを生かし、自分の思いや願いを大切にしてよりより生活を作り出すこの育成
【4つのE(エコロジー・エコノミー・エブリワン・エンジョイ)で快適な暮らしを工夫する子】
提案者:瀬戸市の教諭グループ
2.体験を通して、より豊かな食生活を作ろうとする子の育成
【つながりを大切にして】
提案者:小牧市の教諭グループ
発表後は会場の若い先生方が積極的に手を挙げ、熱心に質問されていました。
フロアには、研究成果を紹介した大型パネルが展示されていました。
研究のねらい、児童の実態、実践、考察、成果、今後の課題など、わかりやすく纏められており大変充実していました。
今朝作ったお弁当や、教材として活用したお茶の葉なども展示されており、学びの多い時間を共有することが出来ました。
★ The AEL net environment learning stamp rally is being held from June 20th in 2015 to February 29th in 2016 in Aichi.
もりの学舎で、おもいで教室のアシスタントを担当しました。(2015年10月18日)
昔ながらの木づくりの小学校をイメージした教室で、授業を実施。参加者は生徒になって楽しみます。
11:00~「給食」、14:30~「かえるが鳴くからかーえろ」のプログラムが実施されました。
AELネット環境学習スタンプラリーのキャンペーンで、14:30~の授業に、
OS☆Uの甲斐彩花さんが、モリゾー、キッコロと参加されました。
AELネット(Aichi Environmental Lerning Network)は、愛知県内の環境学習施設のネットワーク化を図り、
地域における環境学習を推進することを目的として、平成20年3月に発足しました。
県内施設の情報を中心に、環境学習に役立つ情報を提供しています。
AELネット環境学習スタンプラリーが行われています。スタンプを貯めて応募し当選すると、プレゼントがもらえます。
愛知県立大学で10月に開かれた「世界のインタープリターとのトーク・セッション」で感想を述べた方も参加くださいました。
10月12日に愛・地球博記念公園の地球市民交流センターで開かれた自然体感プログラム、
工房の「森のフォトフレーム」に参加された親子は、初めてもりの学舎を訪れたとのこと。
午前、午後の授業と、インタープリターと歩くに参加くださいました。
★ I gave a lecture about go green initiative at the Tenno elementary school in Miyoshi, Aichi.
みよし市立天王小学校で、4年生を対象に愛・シンパシーワークショップを担当しました。
日時:2015年10月20日 1時限~6時限(2時限×3クラス)
場所:みよし市立天王小学校 ワークスペース
テーマ:「愛・シンパシーワークショップ(森バージョン)」
天王小学校で環境学習を担当するのは、初めてです。
資源の有効利用から、卵の殻をリサイクルして混ぜたチョークが使われていました。
通常のチョークに比べ質感があり、滑らかな書き味で音も静かです。
粉が飛びにくく消しやすい、表面が被膜加工でチョークの色が手に付きにくい、
圧縮成型で折れにくく減りにくいなど、先生方から好評を得ていました。
しかし、メーカーの羽衣文具(愛知県春日井市)が2015年3月に廃業。残念と多くの先生が仰っていました。
授業の様子を写真に撮り、校長先生がその日のうちに学校HP「今週の天王小学校」に掲載してくださいました。
児童は森の生きもの6種類(タヌキ、ノウサギ、リス、モグラ、クマ、オオタカ)と「人間」に変身し、
ゲームの体験から自然と人間、動物のつながり、私たちにできることなどを考えました。
1時限目は生きものの立場になって、時代が異なる3ラウンドの愛・シンパシーゲームを体験。
ゲームはトランプの神経衰弱に似ていますが、1ラウンドごとに時代が変化します。
2ラウンドから「人間」に変身した児童が入ります。
3ラウンドは現代の暮らしと動物のつながりを表しています。
2時限目は時代背景の違いやブラックカードの意味、生きもの現状を写真とパワーポイントで紹介。
自然と暮らしのつながり、生物多様性、ブラックカードの意味などを全員で考えました。
ブラックカードは、ごみ、毒、化学物質、汚い煙、森の木を切るなどの意見が出ました。
愛・シンパシーゲームは過去から現在を表しています。
ブラックカードを減らすにはどうしたらよいか、多様な生きものが棲む豊かな地球の自然を守り、
未来につなげるために、今日から自分たちにできることは何か最後に発表を行いました。
天王小学校は校舎の改修が行われ床、壁、靴入れ、校長室は木目がきれいな間伐材が使われていました。
トイレは人感センサーによりライトが点き、広い廊下はバリアフリーになっていました。
学校のシンボルマークは、神社の鳥居を表していると校長先生から教えていただきました。
みよし市の先生は平均して若く、この学校も例外ではありませんでした。先生方の熱意が伝わってきました。
* アイシン精機(株):環境学習プログラム支援校
★ The elementary school students visited our forest school yesterday. They are 2nd grade.
They enjoyed the natural color program with us in the forest. The program named Iroawase Irosagashi.
愛・地球博記念公園「もりの学舎」で、1日インタープリテーションに携わりました。(2015年10月27日)
あま市立正則小学校の2年生37名が、校長先生、担任、特別支援の先生とバスに乗ってやってきました。
「色合わせ色さがし」のプログラムを2グループに分かれ、森の中で体験しました。
名古屋市に隣接するあま市は、2010年に海部郡七宝町、美和町、甚目寺町の3町が合併して誕生しました。
午後は、台湾から中国文化大学の先生と学生など、4名のお客様がいらっしゃいました。
日本人のお客様と思いましたが、違いました。英語で少しやりとり。中国文化大学は、台北市にある総合大学です。
熱心に「生命発見の樹」や館内を見学されていましたので、サクラやヒノキの木片が入った
円筒状容器を紹介し、匂いで樹木の種類を当てていただくクイズなどをお出ししました。
以前に台湾に行ったことがあることを伝えたら、最後に「台湾でもう一度会いましょう。」と言われました。
台湾の方々は、本当に親日的。一瞬の触れ合いでしたが、思い出に残るひとときとなりました。
★ The liriodendron tulipifera leaves have turned yellow. The changing leaves are beautiful.
愛・地球博記念公園「もりの学舎」で、1日インタープリテーションに携わりました。(2015年10月29日)
犬山市立東小学校の2年生70名が、先生と一緒にやって来ました。森の中で「色合わせ色さがし」のプログラムを実施。
色合わせは藁色を、色さがしは海松(みる)色のカードを使いました。海松色を赤と想像し,枯れ葉を持ってきた児童もいました。
海松色は、黒色掛った黄緑色で、名は海藻のミルからきています。「海松」は食用、観賞用に利用された海藻で、
「みるめ」とも言います。中世の昔は、お祝いごとに身にまとうおめでたい色とされていました。
この後、あそび工房で児童たちは「森のフォトフレーム」を作りました。成果物は、記念に持ち帰ることができます。
北アメリカ中部原産のユリノキ(Liriodendron tulipifera)が、紅葉し始めました。
米国ケンタッキー州に住んでいた時、家の裏に広がる雑木林にユリノキがたくさんありました。
ユリノキは、葉の形が半纏に似ていることから「ハンテンボク」、5~6月にチューリップのような花をつけることから
「チューリップツリー」とも呼ばれています。日本へは明治時代初期に渡来しました。
生長がはやく、街路樹・庭木・公園樹として利用されています。
カメの池の周りで赤とんぼが飛んでいました。ソヨゴの実は、どんどん赤みを増しています。
広場のクスノキは青い実がたわわに実っています。誰かの顔に似たユニークな実もありました。
★ I gave a lecture about go green initiative at the elementary school in Hekinan, Aichi.
碧南市立日進小学校で4年生2クラスを対象に、愛・シンパシーワークショップを担当しました。
日時:2015年11月2日 3時限~6時限(2時限×2クラス)
場所:碧南市立日進小学校 音楽室
テーマ:「愛・シンパシーワークショップ(海バージョン)」
碧南市は海に近いことから、児童は海の生きもの種類
(スナメリ、ウミガメ、ウナギ、タコ、アユ、イソギンチャク)と「人間」に変身しました。
ゲームの体験をとおし、自然と人間、動物のつながり、私たちにできることなどを考えました。
後半は、パワーポイントデータを液晶画面に映し、授業を行いました。
プロジェクターを使ってスクリーンに映し出す方法より、画像がクリアで見やすい状態を保つことが出来ました。
これなら、ある程度の光が教室に差し込んでいても実施できます。教育機材の性能の高さに助けられました。
日進学校では、9月29日に「エコパーティーにようこそ!」の環境学習を実施しています。
校長室で給食をいただきました。
メニューはカボチャコロッケ、ブロッコリーの和風和え、具だくさん野菜・はんぺんスープ、牛乳、温かいごはん。
* アイシン精機(株):環境学習プログラム支援校