講座、セミナー、シンポジウムなど 2015年の環境学習はこちら
★ なごや環境大学共育講座「地球に優しい食生活、美味しく学ぼう!」第1回、公開講座を担当しました。
日時:2015年5月19日(火) 10:00~12:00
持続可能な社会を築いていく上で、限りあるエネルギーを上手に使い、賢く無駄のない生活を心がけるなど、
スマートライフの必要性と家庭で取り組める省エネ方法をお伝えしました。
食の視点からは地産地消、旬産旬消、食材の有効活用などを紹介。
ちょっとした工夫で、環境と家計に優しい食生活が実現できます。
5回連続講座の第1回目。今回は公開講座のため受講料無料、事前申込不要、この回のみの受講も可。
講座の企画立案・運営は、名古屋市教育委員会の社会教育主事が担当されていました。
★ 豊田市環境学習施設eco-Tで開かれた「未来へのエコットーク2015」でお話しました。
日時:2015年6月21日(日) 13:30~16:00
場所:豊田市環境学習施設eco-T(エコット)
テーマ:米国で見つけた環境取り組み
米国には、環境配慮行動をした人が損をしない仕組みがありました。
ミシガン州などで行われていたデポジット・リファンド制度、スーパー、家電量販店、ホテルの環境配慮取組、
アースデーのイベントで市民にアピールしていたユニークな環境行動、リサイクルステーション、リサイクルセンター、
持続可能な環境に配慮した交通の仕組み、シンシナティ動物園やネイチャーセンターの環境教育などを紹介しました。
この春まとめた消費生活論文も活用しました。
講座の様子をeco-Tスタッフブログ「エコット日記」に掲載くださいました。
★ I gave a lecture about go green initiative at the Toyota city Environmental learning facility.
Participants were elementary and junior high school teacher.
豊田市教育研究会の先生方を対象に、愛・シンパシーワークショップを担当しました。
日時:2015年7月31日(金)17:30~20:00
場所:豊田市環境学習施設eco-T
テーマ:愛・シンパシーワークショップ(森バージョン)
前半は森の生きもの(くま、たぬき、りす、もぐら、のうさぎ、おおたか)に変身し、暮らしと生態系のつながりを表す
愛・シンパシー(共感)ゲームを体験いただきました。
ゲームは時代ごとに3ラウンドに分かれています。生きものを取り巻く環境の変化と課題を、体験を通して実感。
後半はパワーポイント資料を使い、ふりかえりの時間を持ち、環境問題に対して私たちにできることを考えました。
中心課題は、「地球のいのち、つないでいこう!」
アイシン精機(株)グループ、アスクネット(愛知市民教育ネット)、外部講師の共同作業で開発されたこのゲームは、
小学4年生以上を対象に作られています。
理科がご専門の校長先生、社会や音楽が専門の先生方も、小学4年生として体験くださいました。
★ The Interpreter Love Earth Meeting, the world interpreter talk session was held at Aichi Prefectural University on October 11th.
I gave a lecture about Japanese forest interpreter. That was such a wonderful precious experience for me.
愛知万博10周年記念インタープリター愛・地球ミーティングが、愛知県で開催されました。
日時:2015年10月11日(日) 午後1時~午後4時
場所:愛知県立大学 長久手キャンパス 講堂
テーマ:世界のインタープリターとのトーク・セッション
インタープリターとは「森の案内人」とも呼ばれ、自然観察や自然体験を通じて、 自然の発するメッセージや魅力を
楽しく分かりやすく伝えてくれる人のこと。
愛知万博のテーマである「自然の叡智」に学ぶ大切さを思い起こし、次世代を担う人づくりにつなげることを
目的に実施されました。
米国、スリランカ、ドイツ、ケニア、コスタリカから来日した海外インタープリター5名と共に、自然と人との関わり、
活動内容など、日本の取組を紹介しました。後半はトーク・セッションが行われました。
動画がYouTubeで配信されています。海外ゲストとFacebookでつながり、交流が始まりました。
★ I participated in excursions with The Interpreter Love Earth Meeting speakers on October 13th.
We visited Miso Park and Saku island. It was my first time. We were able to have a precious experience.
世界のインタープリタートーク・セッションの登壇者5名と、愛知県のエクスカーションに同行しました。
Yeimy(コスタリカ)、Gesa(ドイツ)、Samuel(ケニア)、Professor Kotagama(スリランカ)、Amber(米国)
日時:2015年10月13日(火)
1.西尾市「みそパーク」で味噌蔵、見学
長い歴史を重ねてきた日本の伝統食を見直しました。
2.愛知の離島、アートと自然に心癒される「佐久島」、見学
おひるねハウス、正念寺の「海神さま」、青い空と海とアート、緑の自然と神社仏閣など、
ユニークなアートの造形物やスタンプラリーの仕掛けが随所にある佐久島を散策
3.三河湾国定公園
潮風から家を守るために黒いコールタールを外壁に塗った民家は、三河湾の黒真珠と呼ばれています。
建物の美しさに魅了されました。
耕作放棄地を利用した宿泊滞在型農業体験施設「佐久島クラインガルテン」も見学
海外ゲストと有意義な1日を過ごしました。愛知県の多様な魅力に改めて気づきました。
★ I gave a lecture about eco life at the Elderly school in Nagoya, Aichi.
名古屋市高年大学鯱城学園で、専門講座:社会コース環境専攻1年生(30期生)の授業を担当しました。
鯱城学園の環境講座は21期生から担当。10年目となりました。
日時:2015年10月14日(水) 13:30~15:00
場所:名古屋市伏見ライフプラザ 鯱城(こじょう)学園
テーマ:エコライフすごろくから学ぶ環境配慮行動
Aゼロサイズ拡大したエコライフすごろくを使い、ゲーム形式で授業を進めました。
名古屋市高年大学鯱城学園は高齢者の生きがいづくり、地域活動の核となる人材の養成を目的に昭和61年に開学。
教養講座と専門講座があり、生徒は名古屋市に在住する60歳以上の方々。
卒業後も地域活動に参加する意欲を持つことが、入学条件の一つにあります。
現代社会について理解を深め、個人の自立を目指すと共に、専門分野の知識や技能を高めることを目的としています。
卒業生は「名古屋市高年大学鯱城会」を結成。市内16区で地域活動に貢献されています。
★ I gave a lecture about sustainable dietary life at the Setogura museum.
The elementary school home economics teachers made panel announcements. They were so amazing!
愛知県の家庭科の先生方は、年に1回研究集会を開かれます。
尾張教育研究会愛日支部家庭科教育研究集会で、先生方の研究発表の後にお話しました。
日時:2015年10月16日(金) 13:00~16:00
場所:瀬戸蔵ミュージアム、 つばきホール
テーマ:地球に優しいスマートライフ -食をとおして
参加者は、来賓としてご挨拶された瀬戸市教育委員会教育長を除き、すべて女性の先生でした。
2つの研究発表が行われました。
1.学び合いを生かし、自分の思いや願いを大切にしてよりより生活を作り出すこの育成
「4つのE(エコロジー・エコノミー・エブリワン・エンジョイ)で快適な暮らしを工夫する子」
提案者:瀬戸市の教諭グループ
2.体験を通して、より豊かな食生活を作ろうとする子の育成
「つながりを大切にして」
提案者:小牧市の教諭グループ
発表後は若い先生方が積極的に手を挙げ、質問されていました。密度濃い学びの研究集会でした。
フロアには、研究成果を紹介した大型パネルが展示されていました。
研究のねらい、児童の実態、実践、考察、成果、今後の課題など、わかりやすく纏められており大変充実していました。
今朝作ったお弁当や、教材として活用されたお茶の葉なども展示されており、皆で学びを共有することが出来ました。
★ I gave a lecture how to save water in Nagoya.
Our everyday lifestyle is connected to the river and marine environment.
水環境と暮らしのつながりをテーマとしたなごや環境大学共育講座を担当しました。
【名東保健所連携】“水”から考えるなごやの環境〜水の環(わ)の復活をめざして〜
日時:2015年11月25日(水)10:00~12:00
場所:名東生涯学習センター 視聴覚室
テーマ:地球にやさしく!水をきれいに!〜今すぐできるエコなくらし
生活用水の一人一日当たり使用量は、水洗トイレの普及など生活様式の変化に伴い、
1965年の169リットル/人・日から、2000年は322リットル/人・日と約2倍に増加しました。
生活用水使用量は、人口増加や経済活動の拡大とあいまって、1965年の42億m³/年から
2000年は144億m³/年と約3倍に増加しましたが、1998年頃をピークに緩やかに減少しています。
最近は、ミネラルウォーターや調理済み食品が普及するなど、家庭で水を使う機会が減少しています。
水道水をめぐりライフスタイルの変化などが見られます。
環境省:21世紀子ども放課後環境教育プロジェクト環境教育プログラム(ASEEP21)「節水大作戦」の学習教材を活用。
「水はどこからくるのかな?」と「水の使用量」を予測するカードを受講者に配り、並べてもらいました。
名古屋市名東区役所名東保健所生活環境課の担当者2名も参加くださいました。
水利用に伴って大量のエネルギーが消費されています。
地球温暖化による気候変動への対応から、省エネルギー、低炭素化への努力が求められています。
自らの生活行動が、現在及び将来世代にわたって内外の社会経済、地球環境に影響を及ぼし得ることを自覚し、
持続可能な社会の形成に向けて行動することが一層重要となります。
★ The environmental counselor training session was held on December 2nd in Kanazawa, Ishikawa.
I took over as the facilitator of the ESD workshop.
平成27年度環境省環境カウンセラー研修(中部地区)が、12月2日に石川県地場産業振興センターで開かれました。
現在、全国で3,610人(事業者部門2,013人、市民部門1,597人)の環境カウンセラーが活躍しています。
基調講演は、金沢大学環境保全センター長・教授の鈴木克徳氏による「持続可能な社会づくりに向けた人材育成」。
午後は①生物多様性、②ESDの2つの分科会が開かれ、ESD分科会でファシリテーターを務めました。
① 神の鳥ライチョウを守る-生物多様性保全と動物園
講師:豊田市ファミリーパーク公社・園長 山本茂行氏
ライチョウ保全に対する熱意あふれる山本氏のパワフルな講義に引き込まれました。
富山市ファミリーパークは激減した来場者が山本氏の着任以降V字回復し、右肩上がりで伸び続けています。
② ESDのセカンドステージに向けて
講師:金沢大学環境保全センター長・教授 鈴木克徳氏
ESDは Education for Sustainable Development(持続可能な開発のための教育)の略。
持続可能な社会づくりの担い手を育む教育を意味します。
今、世界には環境、貧困、人権、平和、開発といった様々な問題があります。
ESDとは、これらの現代社会の課題を自らの問題として捉え、身近なところから取り組む
(think globally, act locally)ことにより、それらの課題の解決につながる新たな価値観や行動を生み出すこと、
それによって持続可能な社会を創造していくことを目指す学習や活動です。
富山、福井、石川、新潟、千葉、愛知、岐阜県等の環境カウンセラーが研修に参加されました。
皆さんから活発な意見が出、時間が足りないほどでした。
★ I gave a lecture at the Toyota Environmental learning facility.
豊田市環境学習施設eco-T の平成27年度インタープリター育成講座(第1回)で基調講演を担当しました。
日時:2015年12月8日(火)13:30~15:30
場所:豊田市環境学習施設eco-T 多目的室
テーマ:持続可能な社会に向けて 楽しく生き生き、インタープリターになろう!
eco-Tは『気づきから行動へ』を合言葉に、豊田市民にエコライフを発信していく豊田市の環境学習施設。
循環型社会、低炭素社会の実現を目指しています。
渡刈クリーンセンターに併設されているため、収集されたごみの行方を実際に見学することもできます。
豊田市環境基本計画後期重点プロジェクトに掲げられている豊田市の目指す社会像、基本理念、施策体系を紹介しました。
基本理念:一人ひとりの行動と共働により持続可能な社会をめざします。
基本方針:1 市民の環境行動の向上と共働の推進
2 豊田市から取り組む地球温暖化の防止
3 豊かな自然環境との共生
4 循環型のライフスタイル・産業活動への転換
5 安全・安心で快適な生活環境の保全
2006年にインタープリター第1期生が誕生し、今年で10期目。現在、69名のインタープリターが活動しています。
・試行錯誤力(とにかくやってみる、工夫する)
・プレゼンテーション力(下手でも伝えてみる)
・コミュニケーション力(相手の考えを理解し、自分の考えを伝える)
・合意形成力(異なる意見を尊重しながらまとめる)
・おもてなし力(気持ちよい挨拶、相手の立場に立って求めているものをいざなう)
豊田市役所環境政策課の課長、eco-T担当職員も拝聴くださいました。
★ We can watch the world interpreter talk session video on YouTube.
10月11日に開催された愛知万博10周年記念「インタープリター愛・地球ミーティング
世界のインタープリターとのトーク・セッション」の様子を撮影した動画がYouTubeで配信開始されました。
(1) 主催者あいさつ 愛知県知事 大村秀章(3:43)
(2) 来賓あいさつ 愛知県議会副議長 杉浦孝成 氏(3:58)
(3) コーディネーター及びインタープリター紹介(5:42)
(4)-1 アンバー・パーカー(アメリカ)活動紹介(14:19)
(4)-2 アンバー・パーカー(アメリカ)質疑応答(2:41)
(5)-1 サラス・コタガマ(スリランカ)活動紹介(13:06)
(5)-2 サラス・コタガマ(スリランカ)質疑応答(3:28)
(6)-1 ゲーザー・ウォルツェ(ドイツ)活動紹介(12:35)
(6)-2 ゲーザー・ウォルツェ(ドイツ)質疑応答(12:35)
(7)-1 サムウェル・ナイカダ(ケニア)活動紹介(13:50)
(8)-1 ジェイミー・セデーニョ(コスタリカ)活動紹介(14:05)
(8)-2 ジェイミー・セデーニョ(コスタリカ)質疑応答(5:57)
(9)-1 浅野智恵美(日本)活動紹介(15:27)
(9)-2 浅野智恵美(日本)質疑応答(9:04)
(10) 交流セッション(15:26)
(11) メッセージ(6:40)
★ I gave a lecture how to save energy in Nagoya. We need to think about the new lifestyle.
名古屋市昭和生涯学習センターで、なごや環境大学共育講座を担当しました。
日時:2015年12月21日(月)10:00~12:00
場所:名古屋市昭和生涯学習センター 視聴覚室
テーマ:2050年“低炭素社会”の実現を目指す! 連続講座、第5回
私にもできるCO2削減!~新技術の活用と新しいライフスタイルを考える
スマートライフは創エネ(電気をつくる)、蓄エネ(電気をためる)、省エネ(かしこく使う)の推進が重要となります。
ホーム・エネマネ(HEMS:Home Energy Management System)は、家庭の様々な電気機器をつないで
エネルギー使用状況を見える化することができます。
各機器をコントロールしてエネルギーの自動制御ができ、節電を快適にします。
その際に活躍するスマートメーターは、創った電気、蓄えた電気、使った電気を専用端末やテレビ、パソコン、
スマートフォンに送り、エネルギー使用量などを表示する「見える化」を実現しています。
スマートハウスはホーム・エネマネ(HEMS)に加え、建材やガラス窓などを高気密、高断熱の家にすれば、
省エネしながら快適な生活を満喫できる、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)も実現できます。
太陽光発電システムや家庭用燃料電池、蓄電池などを活用し、生活に必要なエネルギーを自分で賄う
"自産自消” の時代が間近です。エネルギーをムダなく効率よく利用できるスマートライフを始めましょう!
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