2014年

講座、セミナー、シンポジウムなど                      2014年の環境学習はこちら

* 2014年10月~11月:日本滞在  2014年1~9月、12月:米国在住


尾教研家庭科教育瀬戸地区研究集会で、家庭科の先生方を対象にお話しました。

        日時:2014年10月14日(火) 15:00~16:15

        場所:瀬戸市立西陵小学校

        テーマ: エネルギーと私たちの暮らし-家庭における省エネ・節電ポイント

先生方は授業終了後、各学校から会場である瀬戸市立西陵小学校に集合。家庭科の先生は全員女性でした。

  一人ひとりが環境配慮に責任を持ち、暮らしの中で手軽に取り組める省エネ・節電ポイントを具体事例で紹介しました。

自ら課題を見つけ、学び、考え、主体的に判断し、行動し、問題を解決する能力を育成するきっかけとしました。



名古屋市高年大学 鯱城学園で、専門講座:社会コース環境専攻1年生(29期生)の授業を担当しました。 

鯱城学園の環境講座は、21期生から担当しています。

        日時:2014年10月15日(水) 13:30~15:00

        場所:名古屋市伏見ライフプラザ 鯱城(こじょう)学園

        テーマ:エコライフすごろくから学ぶ環境配慮行動

Aゼロサイズ拡大したエコライフすごろくを使い、ゲーム形式で授業を進めました。

名古屋市高年大学鯱城学園は、高齢者の生きがいづくりと、地域活動の核となる人材の養成を目的に昭和61年に開学。

教養講座と専門講座があり、生徒は名古屋市に在住する60歳以上の方々。

卒業後も地域活動に参加する意欲を持つことが、入学条件の一つにあります。

現代社会について理解を深め、個人の自立をめざすとともに、専門分野の知識や技能を高めることを目指しています。

卒業生は、名古屋市高年大学鯱城会を結成し、市内16区において地域活動に貢献。

各クラスに学級委員、日直当番などの役割分担があり、授業は「起立、礼」の号令で始まります。

年間を通して学習を積み重ねることから、クラブ活動や宿泊研修、修学旅行などがあります。

午後の授業ですが、誰一人眠ることなく、みなさん積極的に学習に取り組んでくださいました。

男女の仲の良さも特徴の一つ。活き活き、溌剌とした名古屋のシニアパワーに圧倒されます。



★ 小牧市役所で平成26年度市民環境講座(第4回)を担当しました。

        日時:2014年10月25日(土) 10:00~12:00

        場所:小牧市役所本庁舎 会議室

        テーマ:米国の先進事例から学ぶエコライフ

コンビニにマイボトルを持参しコーヒーをリフィルすると、省資源・ごみ削減の観点から使い捨てのワンウェイカップで

購入するより安くなります。

スーパー・家電量販店などの環境取組、地域の環境保全を目的としたパブリックミーティング、

ネイチャーセンターの環境教育、有料制を取り入れている国立公園の仕組みなどを紹介しました。

アメリカ発祥のアースデーイベントも写真で紹介しました。

アメリカのマクドナルドでは、MSC認証の海のエコラベル付フィレオフィッシュが買えます。

残念ながら、日本のマクドナルドはまだ導入されていません。

海のエコラベル認証商品の国別割合を見ると、米国4位:1070アイテムに対し、日本は14位:245アイテム(2012年度)。

一方、コーンベルトが延々と広がるアイオワ州は「世界の食糧の首都」とも呼ばれています。

20世紀後半に農業から製造、加工、金融、バイオテクノロジー、再生可能エネルギーなどに移行し、

1990年から風力発電が急拡大しました。

2010年は風力発電で電力の15.4%を賄い、風力発電比率は全米第1位。

現在は畑に風車が林立し、再生可能エネルギーが経済の推進力となっています。

州内のトウモロコシ生産量の3分の1をエタノール生産に消費するなど、再生可能エネルギーの利用拡大に向け、

確実にエネルギー転換が始まっています。

シンシナティ動物園の駐車場の屋根に設置されているソーラーパネル、環境学習の取組も紹介しました。

米国の先進事例から学ぶべき点は多々あると感じています。



★ 名古屋市中村生涯学習センターで、なごや環境大学共育講座を担当しました。

「わたしにできる、環境にやさしいこと-大きな成果は小さな一歩から」 5回連続講座の第2回。

        日時:2014年10月29日(水) 10:00~12:00

        場所:中村生涯学習センター 視聴覚室

        テーマ:環境と家計にやさしい節電~エコな生活が未来を変える!

参加者全員が、手回し発電機を使った白熱電球とLED電球のエネルギー消費比較実験を体験。

省エネクイズを交え、電気と暮らしのつながりを通して、家庭の省エネポイントを楽しく考えました。

冬の暖房時に熱が外に逃げる割合は、窓からが48%。

統一省エネラベルの見方や省エネの工夫、ライフスタイルの見直しによる年間節約金額も紹介しました。



★ 刈谷市で開かれた産業まつり環境講演会で、省エネをテーマにお話しました。

        日時:2014年11月2日(日) 11:00~12:30

        場所:刈谷市産業振興センター 7階 小ホール

        テーマ:みんなで・お得に・簡単に!今日からはじめるエネルギーのダイエット!

家庭で簡単に取り組めるエネルギーの節約ポイントを、クイズ形式で出題しました。

さまざまな工夫の積み重ねで、年間約3万円節約できることを紹介しました。

スマートライフとは、

 1.限りあるエネルギーを上手に使う

 2.賢くシンプルな生活を心がけ実践する

 3.創エネ・蓄エネ・省エネを取り入れた新しいライフスタイル

太陽光発電システムや家庭用蓄電池などを活用し、生活に必要なエネルギーを自分で賄う “自産自消” が始まっています。

こちらのホールは、前のイスをたたむとテーブルになり、資料を広げられるようになっていました。

  グリーンカーテンコンテスト表彰式、刈谷城築城盛り上げ隊による演舞、産業まつりも賑わっていました。



第5回ECU環境カウンセラー全国交流会で司会を担当しました。

        日時:2014年11月12日

名古屋国際会議場で開催中のESD最終年会合に合わせ、全国交流会は名古屋で開催されました。

九州、岡山、大阪、滋賀、愛知、栃木、埼玉、神奈川、東京、千葉、茨城、群馬、新潟など、全国から約40名の

環境カウンセラーが集まり、各地域の活動事例発表を行いました。

環境教育、環境保全等の取組について、情報交換が持てました。