2016年-2
2016年5月~12月 ※ 写真はfacebookに掲載しています。
★ We saw flying squirrels at the forest of Toyota last night. So cute!! (*'▽')
Our everyday lifestyle is connected to the river and forest environment.We need to conserve the natural world.
トヨタの森で開かれたムササビ(鼯鼠)観察会に参加しました。(2016年5月9日 15:30~20:30)
ムササビは夜行性で完全な樹上生活者。エコの森ハウス前に掛けられた巣箱から、ムササビの顔を見ることが出来ました。
雨が降りしきる中、19時頃から外で待つこと1時間。静寂の中、フクロウの鳴き声が聞きとれました。
20 時を過ぎた頃、巣箱の穴から出てきたムササビが滑空する瞬間を見ることができました!
四つの足と白いお腹を広げ、ほぼ真横に飛んでいきました。確かに座布団のよう。上手に隣の樹に飛び移りました。
ムササビは、本来なら巣箱を出てかなり上まで樹を登ってから斜め下に滑空するようですが、
人の気配を感じてか、昨夜は巣箱を出て大急ぎで飛んだ感じでした。滑空したのはムササビの母親でした。
巣箱に残された子どもも、そのあと巣穴から出てきて樹を登ったり降りたりしました。
子どものムササビは、まだ滑空はできないようですが、表情がとてもかわいかったです。
トヨタの森には、ムササビやフクロウ、シジュウカラの巣などにライブカメラが設置されています。
デジタル温度計も設置されており、巣箱に生きものがいると、外気温との差で判るようになっていました。
ムササビはブナやケヤキ、カエデなどの若葉、種子、ドングリ、柿の実や芽、ツバキの花、樹皮など季節に応じて
様々な樹上の食物を食べるそう。森を散策中に、ムササビの糞を見つけました。
胃腸薬(正露丸)より小さな粒状で、臭いはありません。
トヨタの森にはムササビ、タヌキ、キツネ、アライグマ、リス、ネズミ、イタチ、テン、ノウサギ、
イノシシ、カモシカなどの哺乳類がいます。もちろんヘビやカエル、魚、昆虫、鳥たちもいます。
夜の森は決して静かではありません。とっても賑やか!
いろんな生きものが、草や木の実、昆虫や小動物を食べて生きています。
新東名高速道路は、豊田東JCT~浜松いなさJCTが2016年2月13日に開通しました。
ムササビが生きていくためには、樹と樹が連なった森が必要です。生物多様性保全と開発の折り合いを人間中心で
考えるのではなく、森や里山に生きている多様な生き物たちのことも考えながら進める重要性を感じました。
トヨタの森の多様性から、豊田市の自然の豊かさを感じました。
★ I gave a lecture about go green initiative at high school in Nagoya.
椙山女学園高校で開かれた「環境」講演会で話しました。
日時:2016年5月11日 13:20~14:50
場所:椙山女学園高校 2年生
テーマ:外来生物と暮らしのつながり-私たちにできること
詳細を環境教育 2016年度に掲載しています。
★ I attended Eco-Action 21 Environmental System meeting at Toyota Chamber of Commerce and Industry.
豊田商工会議所で開かれたエコアクション21判定委員会に出席しました。(2016年5月18日)
更新判定案件1社、中間初回判定案件2社、中間報告事項2社と担当。
エコアクション21の制度は、持続可能な社会構築のために、あらゆる主体が積極的に環境への取組を行う必要性から
1996年に制度の制定がなされ、認証制度は2004年からスタートしています。
地域事務局とよたは、2007年に認定を受けています。エコアクション21の全国登録者数は、増加傾向にあります。
(2012年8月10日:7,335件 → 2016年5月1日:7,692件)
一方、国際規格であるISO14001の全国登録者数は、若干ですが減少しています。
(2012年8月10日:19,840件 → 2016年5月1日:17,931件)
どちらも環境マネジメントシステムであり、事業者は企業規模、環境経営方針、サプライチェーンとの関係性、
費用対効果等を考え取得しています。
新規認定取得を目指す事業者を応援し、ハードルを低くする更なる仕組みと、環境マネジメントシステムの
PR等の充実が必要と考えます。
★ Key Performance Indicator (KPI)
家計調査報告(家計収支編)平成27年(2015年)平均速報結果の概況を見ると、総世帯(平均世帯人員2.38人,
世帯主の平均年齢58.9歳)の消費支出は、1世帯当たり1か月平均247,126円で、前年に比べ名目1.7%の減少。
実質では2.7%の減少と、2年連続の減少となっています。
家計調査年報(家計収支編、2013年)によると、総世帯(平均世帯人員2.44人,世帯主の平均年齢58.0歳)の
消費支出は1世帯当たり1ケ月平均251,576円。
2年間で平均世帯人員は減り、世帯主の平均年齢は上り、消費支出は減少しています。
数字で見ると、やりくりして支出を減らしている様子が伝わってきます。
総世帯のうち勤労者世帯(平均世帯人員2.71人,世帯主の平均年齢46.9歳)の実収入は、1世帯当たり1か月
平均469,200円で、前年に比べ名目0.2%の増加、実質0.8%減少しています。
消費者庁がまとめた平成28年版消費者白書が、5月24日に閣議決定され公表されました。
今回は「地方消費者行政の充実・強化」を特集とし、消費者行政の最前線である「地域」を取り上げ、地方消費者行政の
果たす役割が大きいことなどが示されています。
一方、平成27年度から平成31年度までの5か年を対象とする消費者基本計画は、約1年前の平成27年3月24日に
閣議決定されました。5年間で取り組むべき施策として、以6点下をを掲げています。
1.消費者の安全の確保
2.表示の充実と信頼の確保
3.適正な取引の実現消費者が主役となって選択・行動できる社会の形成
4.消費者の被害救済
5.利益保護の枠組みの整備
6.国や地方の消費者行政の体制整備
施策実現に向け、重要業績評価指標(KPI)を設定しています。
★ I wrote a paper on promoting ESD and consumer education situation and problems.
「ESDの推進と消費者教育-その現状と課題」をテーマに、消費生活論文を執筆しました。(2016年6月)
公益社団法人 日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会、消費生活研究所論文集、
『消費生活研究 第18巻1号-消費生活をめぐる諸問題』に掲載され、6月11日に発行されました。
わが国は学校教育政策にESDを位置づけ、ユネスコスクール制度を活用し推進してきました。
しかし、全国の学校に占めるユネスコスクールの割合は未だ極めて小さい状況です。
ESDの概念や効果がわかりにくい、ESDに対する教職員の理解不足、国内外を含めユネスコスクール間の交流が少ない、
ESDを学校教育でどう進めていくか、ESDと消費者教育の関連性が希薄など多くの課題が散見します。
一方、消費者教育においては、消費者教育に割かれている時間が少ない、様々な教科・科目を通じ教科横断的に関連付けて
実施されていない、教員の指導力向上が不可欠、教員の指導力向上だけでは限界がある等の課題が垣間見えます。
ESDがスタートして10年が経過しましたが、ESDの理念に基づいた消費者教育は順調に推進していると言えるのでしょうか。
ESDの手法と理念を取り入れた消費者教育の一層の充実に向け、現状と課題を考察しました。
★ I attended Eco-Action 21 Environmental System meeting at Toyota Chamber of Commerce and Industry.
PDCA cycle、plan-do-check-action cycle.
豊田商工会議所で開かれたエコアクション21判定委員会に出席しました。(2016年6月15日)
更新判定案件6社、中間報告事項が1社ありました。
ガソリン、軽油等の使用量削減に向け、車両運行記録に走行距離、エコドライブの実施等を記入することは重要ですが、
併せてルートなども記載し、データ収集、分析を行った結果、効率的な運行ルートに変更する取組が必要となります。
計画(plan)→実行(do)→評価(check)→改善(action)という4段階の環境取組を繰り返し行なうことで、
継続的にプロセスを改善していくことができます。
★ I gave a lecture how to reduce waste at Ogiya elementary school in Kota, Aichi.(2016年6月22日)
幸田町立荻谷小学校で4年生を対象に、ごみ削減とエコライフをテーマとした環境学習を担当しました。
詳細を環境教育 2016年度に掲載しています。
★ We visited Higashi-Shimizu Frequency Converter with member of Forum Energy Think Together.
静岡の東清水変電所を見学しました。(2016年6月28日)
西と東の電気をつなぐ東清水変電所は、50Hz(東京電力)と60Hz(中部電力)の交流電力を相互に変換しています。
日 本の電気は、静岡県富士川と新潟県糸魚川あたりを境にして、東日本は50ヘルツ(Hz)、西日本は60ヘルツ(Hz)と
周波数が異なります。
電力事業初期、電気をつくる発電機を輸入する際、東日本はヨーロッパから50ヘルツの発電機を、
西日本はアメリカから60ヘルツの発電機を取り入れ発達したため、全国を二分する周波数となりました。
周波数変換設備で西と東の異なる周波数を変えることで、電力会社の垣根を越えて電力を融通しています。
周波数の変換は、電気を「交流から直流へ」、「直流から交流へ」と変換することで可能となります。
火力、水力、原子力など大規模な発電機でつくられた電気は交流の電気で、一般家庭などで使われています。
60Hzの電気を50Hzにする場合、60Hzの交流の電気を周波数変換設備で直流の電気に換え、
今度はその直流の電気を50Hzの交流の電気に換えています。
東日本大震災後から続けてきた節電要請の見送りが5月に決まり、この夏は6年ぶりに政府による
7~9月の「節電要請」のない夏になります。とはいえ日本は地震大国。東西の電力融通のさらなる強化が求められています。
★ I took over as the facilitator of the Aichi sustainable research institute.
「かがやけ☆あいちサスティナ研究所」の開所式が、愛知県庁正庁で行われました。(2016年7月2日)
学生達がグローバルな視点を持って継続的にエコアクションを実施できるように、昨年愛知県が立ち上げたプロジェクト。
所長は、大村秀章愛知県知事が担われています。パートナー企業から提示された環境課題に対し、
40名の学生が10チームに分かれ、現場での研究等を通し解決策を提案します。
今年度の企業は、アイシン精機(株)、ソニーグローバルマニュファクチャリング&オペレーションズ(株)、
中部国際空港(株)、東邦ガス(株)、(株)ナゴヤキャッスル、(株)三井住友銀行、(株)Mizkan Partners、
(株)三菱東京UFJ銀行、名鉄観光サービス(株)、ユニー(株)の10社。
私はアイシン精機(株)のファシリテーターを担当します。
成果発表は11月。熱意ある学生たちと楽しみながら、真剣に学ぼうと思います。
成果発表会で優秀な成績を収めたチームは、12月24日に東京で行われる「全国大学生環境活動コンテスト・Ecocon」に
派遣され、プレゼンを行います。12月の結果も楽しみです。
★ I gave a lecture how to reduce waste at the elementary school in Toyota.(2016年7月12日)
豊田市立衣丘小学校で4年生を対象に3R,ごみ削減をテーマとした環境学習を担当しました。
詳細を環境教育 2016年度に掲載しています。
★ I attended Eco-Action 21 Environmental System meeting at Toyota Chamber of Commerce and Industry.
豊田商工会議所で開かれたエコアクション21判定委員会に出席しました。(2016年7月20日)
更新判定4社、初回中間判定3社、中間報告事項が2社ありました。
1. 本業で不良品の低減を目指し、ロスコストを削減することは、環境負荷低減につながります。
2. 電力使用料をはじめガソリン、軽油、灯油、LPG、水、化学物質、産業廃棄物、一般廃棄物などの削減、
産業廃棄物のリサイクル率向上等にむけて取組を行った際、なぜよい結果を得ることができたのか、
目標を達成できなかった原因を分析し、PDCAにつなげていくことが重要となります。
3. 悪かった結果は是正処置を各項目で検討し、今後の取組の方向性を報告事項として明確に示す必要があります。
★ I gave a lecture about Education for Sustainable Development.
西春日井地区教科等主任・副主任研修でお話ししました。
日時:2016年7月26日
場所:清須市春日公民館 大会議室
テーマ:ESDのさらなる推進にむけて
詳細を環境教育 2016年度に掲載しています。
★ I gave a lecture about Education for Sustainable Development.
豊田市教育研究会 総合的な学習部会の夏期実技研修会でお話しました。
日時:2016年8月3日 午前
場所:豊田市竜神交流館 多目的室
テーマ:ESDの視点を取り入れた環境学習の実践
詳細を環境教育 2016年度に掲載しています。
★ I attended Eco-Action 21 Environmental System meeting at Toyota Chamber of Commerce and Industry.
豊田商工会議所で開かれたエコアクション21判定委員会に出席しました。(2016年8月4日)
更新判定6社、初回中間判定1社、中間報告事項が1社ありました。
従業員数893名、55店舗を経営するある事業者は、2006年7月にエコアクション21の認定を受け、10年が経過しています。
5回目の更新判定を受けるべく、更新申請書類、環境活動レポートなど、分厚い資料を準備して臨まれました。
全店舗の環境負荷低減データをまとめた資料も提出されており、判りやすい情報開示となっていました。
各店舗の地道な取組が、書類から伝わってきました。
★ We visited the AISIN GROUP com-center.(2016年8月9日)
「かがやけ☆あいちサスティナ研究所」の研究員と、アイシン精機(株)本社、半田工場エコトピア、アイシンコム
センターなどを訪問しました。
創業当時からの代表的な製品の展示や、プロジェクターを7台使用した映像技術により、実物大のクルマの模型が
3Dでダイナミックに動き出す映像など見応えがありました。検討課題を進める上で考える視点が多々見つかりました。
★ In volume of total wood the giant sequoia is Earth‘s largest living tree. So big !
米国カリフォルニア州にあるセコイア国立公園、キングスキャニオン国立公園に行きました。(2016年8月13~22日)
ここは米国で2番目に古い国立公園。入場料はゲートで支払います。車1台$30、1週間有効で何度も出入りできます。
北にキングスキャニオン国立公園、南にセコイア国立公園が広がり、公園の東半分はシエラネバダ山脈が連なっています。
クルマで訪れることができるのは西側のごく限られた地域だけ。辺り一面に広大なセコイアの森が広がっています。
ジャイアントフォレストにあるセコイアの木は、現存する地上最大の生物です。
シャーマン将軍の木(General Sherman Tree )という名前がついています。
高さ83.8m、根元の直系11m、根元の周囲31.1m、体積は約1487㎥、幹の重さは推定2000トン。
マツボックリの長さは30~50cmで、こどもの顔ほどの大きさでした。
黒く焦げたジャイアントセコイアの樹々を多数見かけました。
セコイアの巨樹は、分厚い樹皮のおかげで山火事に耐えて生きています。
ジャイアントセコイアが山火事に強いのは、木や樹皮の中に含まれる多量のタンニンや、その他の有機物のせいと
いわれています。これらは、セコイアを害虫や腐敗から守るのに役立っています。
ジャイアントフォレスト博物館を見学後、セコイアの森に広がる美しい草原のクレセントメドウを散策しました。
巨木群の根元にシダが茂り、トレイルのすぐそばに可憐な夏の花が咲き乱れていました。
標高2050mのモロロックに登りました。駐車場から山頂まで約15分急な階段を登ると、岩山の頂上からシエラネバタの
山々が見渡せました。倒木の幹をくり抜いたトンネルログは、実際にクルマで通り抜けることが出来ました。
標高3000m前後のピークに囲まれたCA-180を車で約1時間走り、絶壁に囲まれた静かな渓谷にあるシーダーグローブに。
この道路は、10月下旬~5月下旬の冬季間は閉鎖され、ビジターセンターも休館となります。
川の水は、思ったほどの冷たさではありませんでした。中には、水着になって泳いでいる家族連れもいました。
これより先に行くことはできず、「Roads End Permit Station」の表示が出ていました。
駐車場不足と排気ガス対策のため、公園内は3のルートの無料シャトルバスが運行していました。
ルートやバス停、時刻が判りやすく表示されていました。ロッジや駐車場にレンタカーを置き、4回乗りました。
シャトルバスの車内は、世界各国から来た多国籍な人々で満席でした。
国立公園内にあるロッジに宿泊しました(John Muir Lodge、Wuksachi Lodge)。
どちらも暖炉やレストランやギフトショップ、マーケットが併設されており、大変便利。
コーヒーメーカー、電話、バルコニー付きの部屋から、山々の美しい眺めを堪能できました。
以前は、国立公園内のロッジにテレビはありませんでしたが、このロッジは各部屋にテレビが備え付けられていました。
日本にはない地球の生物の多様性を感じました。これまでに米国内の19の国立公園、4つの国定公園を訪れました。
★ 愛知環境カウンセラー協会会報誌(第74号)に「高校生を対象とした環境学習の実践」が掲載されました。 (2016年8月)
★ I gave a lecture how to save energy. We need to grapple with global environmental issues.
岩倉市生涯学習センター主催、シニア大学教養学部 でお話ししました。(2016年9月2日)
日時:2016年9月2日 10:00~11:30
場所:岩倉市生涯学習センター 研修室
テーマ:新しいライフスタイルを学んで、省エネ実践!
電力の自由化、スマートメーター設置の推進、ホーム・エネマネ(HEMS:Home Energy Management System)の導入など、
大きく変化しつつある家庭のエネルギー環境と日本のエネルギー事情、エネルギー政策、家庭でできる省エネを
目指したスマートライフへの取り組みなどについてお話ししました。
スマートライフとは、「電気をつくる」、「ためる」、「かしこく使う」こと。
エネルギーをムダなく、効率的に利用できる生活を指します。このライフスタイルは、家庭から始められます。
消費電力量が格段に削減された省エネ家電を利用し電気をかしこく使う、太陽光発電・燃料電池などで家庭の電気をつくる
創エネ機器、昼間つくった電気をためて夜間などに活用する蓄電池・電気自動車などの蓄エネ機器を組み合わせ、
エネルギーをHEMS(ヘムス)で効率的に管理するスマートライフ。
「つくった電気」、「ためた電気」、「使った電気」を”見える化”することで、家族みんなに省エネ意識が高まり、
エネルギーを今より効率よく使えるライフスタイルが得られます。
60歳以上の市民を対象とした岩倉市シニア大学は、教養学部、健康学部、社会学部に分かれています。
世代のニーズに応じたプログラムで、年間を通して各学部が月に一回講座を開催しています。
プログラムの企画や講座運営は、市民有志で構成されている企画委員会によって進められています。
企画委員約10名は、グリーンの専用ベストを着て、会場運営等も担われていました。
約60名の方が参加されました。平均年齢は70歳とのこと。
省エネクイズや手回し発電機によるエネルギー比較実験、隣同士の話し合いなどに、積極的に取り組んでくださいました。
会場は和気あいあいとした学びの雰囲気につつまれていました。
★ We should think about the high level radioactive waste disposal. This is an important issue.
高レベル放射性廃棄物の地層処分事業に関する意見交換会に出席しました。
日時:2016年9月3日(土)11:00~17:30
場所:原子力発電環境整備機構(NUMO)12階 会議室
主催:資源エネルギー庁
参加者は、これまでに地域で開催された高レベル放射性廃棄物の地層処分に関する意見交換会で
ファシリテーターを務めた15名と、資源エネルギー庁放射性廃棄物対策広報室、原子力発電環境整備機構、
NPO法人持続可能な社会をつくる元気ネット、(一財)電源地域振興センターのスタッフなど。
15名のファシリテーターは、北海道、千葉、長野、愛知、三重、岡山、福岡、北九州、鹿児島などから集まりました。
特定放射性廃棄物の最終処分に関する法律が、2000年6月公布されました。
原子力発電に伴って生じた使用済燃料の再処理等を行った後に生じる高レベル放射性廃棄物等の
最終処分(地下300m以深の地層への処分)を、計画的かつ確実に実施することとなり、処分の実施主体として
原子力発電環境整備機構が設立されました。
様々な経緯を経て、2015年5月22日に最終処分法に基づく基本方針の改定が閣議決定されました。
(1)現世代の責任と将来世代の選択可能性
・廃棄物を発生させてきた現世代の責任として将来世代に負担を先送りしないよう、地層処分に向けた対策を確実に進める。
・基本的に可逆性・回収可能性を担保し、将来世代が最良の処分方法を選択可能にする。
幅広い選択肢を確保するため代替オプションを含めた技術開発等を進める。
(2)全国的な国民理解、地域理解の醸成
・最終処分事業の実現に貢献する地域に対する敬意や感謝の念や社会としての利益還元の必要性が、広く国民に共有
されることが重要。
・国から全国の地方自治体に対する情報提供を緊密に行い、丁寧な対話を重ねる。
(3)国が前面に立った取組
・国が科学的により適性が高いと考えられる地域(科学的有望地)を提示するとともに、理解活動の状況等を踏まえ、
調査等への理解と協力について、関係地方自治体に申入れを行う。
(4)事業に貢献する地域に対する支援
・地域の主体的な合意形成に向け、多様な住民が参画する「対話の場」の設置及び活動を支援する。
・地域の持続的発展に資する総合的な支援措置を検討し講じていく。
(5)推進体制の改善等
・事業主体であるNUMO(原子力発電環境整備機構)の体制を強化する。
・信頼性確保のために、原子力委員会の関与を明確化し、継続的な評価を実施する。
原子力規制委員会は、調査の進捗に応じ、安全確保上の考慮事項を順次提示する。
・使用済燃料の貯蔵能力の拡大を進める。
それまでの全国を対象とした公募方式の課題の一つは、受入れを表明する自治体の説明責任・負担が重いことから、
今後は国が科学的により適性が高いと考えられる地域(科学的有望地)を提示する等、前面に立った取組を行う
方針となりました。科学的有望地の提示に際しては、適性の低い地域、適性のある地域、より適性の高い地域に
マッピングしたものが、今年度中に公表されます。
最終処分の実現は現世代の責任と考えます。自分事として考えていきたいと思います。
★ I gave a lecture how to reduce waste at the elementary school in Nishio, Aichi.
西尾市立鶴城小学校で4年生3クラスを対象にごみ削減とエコライフをテーマとした環境学習を担当しました。
鶴城小学校は、2016年度アイシン環境学習プログラム支援校に指定されています。
授業の様子が、写真入りで三河新報(9月21日)に掲載されました。
日時:2016年9月20日 1時限~4時限 (2時限×3クラス)
場所:西尾市立鶴城小学校 多目的室
テーマ:エコライフすごろく体験!
詳細を環境教育 2016年度に掲載しています。
★ I gave a lecture about go green initiative for the elementary school teachers in Toyota.
豊田市教育研究会、総合学習部会の先生を対象に、シンパシーワークショップを担当しました。
日時:2016年9月23日 18:30~20:30
場所:豊田市環境学習施設 多目的室
テーマ:シンパシーワークショップ
各学校で授業を終えてからいらっしゃった先生方に、小学4年生の気持ちになり、取り組んでいただきました。
森の生きもの6種類(タヌキ、ノウサギ、リス、モグラ、クマ、オオタカ)と「人間」に変身し、
トランプの神経衰弱に似たカードゲームを3ラウンド体験していただきました。
後半は、時代背景の違いやブラックカードの意味、生きもの現状などを写真とパワーポイント資料で紹介し、
生物多様性保全に向けて、私たちにできることは何かを考えました。
豊田市教育研究会の研修は、8月3日に引き続き2回目の担当です。
今回は若い先生の参加が目立ちました。中には、今年先生になられた新任の先生もいらっしゃいました。
先生方は、毎月自主研究会を持たれています。
★ I gave a lecture how to reduce waste at the elementary school in Kouta, Aichi.
幸田町立豊坂小学校で4年生2クラスを対象に、3Rとごみ削減、エコライフをテーマとした環境学習を担当しました。
日時:2016年9月26日 3時限~6時限 (2時限×2クラス)
場所:幸田町立豊坂小学校 4年生 各教室
テーマ:エコライフすごろくの体験-わたしたちにできること
詳細を環境教育 2016年度に掲載しています。
★ アラブ首長国連邦のアブダビ経由で、ロンドンに出かけました。(2016年10月6日~11日)
"Committed to solar energy ” “Committed to natural gas ”
アラブ首長国連邦は、石油や天然ガスなど化石燃料の原産国というイメージが強いのですが、太陽光ソーラーエナジーを
アピールするスクリーンを頻繁に見かけました。
砂漠が広がる灼熱の国ですが、空港内は空調が効きすぎて、寒いくらいでした。
アブダビ空港の洗面所に貼られた💧しずくのポスターから、水を大切にしている様子がわかりました。
ロンドンの街中には、いくつも緑が広がる公園がありました。ほっと癒されます。
米国ケンタッキー州でよく見かけたユリノキ(半纏木)の枯れ葉が落ちていました。灰色のリスも見かけました。
"Please …Do not feed the birds. Because it‘s not only birds you are feeding.”
公園入口の掲示板に、“鳥に餌をあげないで”と書かれたメッセージが貼ってありました。
公園には鳩が沢山いました。鳩に餌をやっているつもりでも、ばらまかれた餌がネズミや害獣、害虫を増やしています。
見えにくい生き物と自然のつながりを、シンプルなネズミの絵とメッセージで人々に気づかせるポスターに感心しました。
ロンドンの地下鉄は世界最古。 地下鉄や市バスなどが利用できるオイスターカードを、駅の自動券売機で購入し利用。
大変便利でお得でした。このプリペイドカードは、駅でいつでもチャージができます。
購入時に支払ったデポジットの5ポンドは、タッチパネルで払い戻しを選択。未利用金と一緒に現金で戻ってきました。
地下鉄のプラットホームや車内は、表示案内が充実していて判りやすかったです。
ただし、車内は日本の地下鉄より狭く、天井が低いため、背の高い人は頭がつかえるほど。
オイスターカードを使いAbbey road へは地下鉄で行き、帰りは赤い車体のダブルデッカー(2階建バス)に乗りました。
公共交通の充実は街の活力に繋がると感じました。
海洋管理協議会(MSC)の本部はイギリスにあります。
スーパーM&S(Marks & Spencerマークス& スペンサー)に、MSCマーク付白身魚やホタテなどが多数売られていました。
青い魚のマークのMSC認証ラベルは、水産資源や海洋環境を守って獲られた水産物に与えられます。
海洋管理協議会(MSC)が、2015年度の年次報告書(英語版)を発表しました。 日本語版
~1,000万トンのMSC認証の水産物で、持続可能な水産サプライチェーンがさらに充実~
持続可能な漁業を応援する市場への働きかけ、MSC 認証漁業、サプライチェーン構築の進捗状況などが掲載されています。
★ Good News!
日本の「海のエコラベル」について、海洋管理協議会(MSC)からGood Newsが届きました!
日本発 海洋管理協議会(MSC)ニュースリリースより (2016年10月17日発表)
.震災後に生まれた宮城の漁業、持続可能性で国際認証を取得-東北初のMSC認証漁業-
宮城県塩釜市に本社を置く明豊漁業株式会社の一本釣りによるカツオとビンナガマグロ漁業が
持続可能な漁業として海洋管理協議会(MSC)の認証を取得し、東北地方で初のMSC認証漁業になりました。
日本では、京都のアカガレイ漁業、北海道のホタテガイ漁業に続く3つめのMSC認証漁業となります。
東日本大震災の被災地となった東北地方を拠点とする漁業として、初となるMSC 認証の取得。
東北地方の漁業にとって新たな一章となる今回の認証取得は、協力や勤勉、努力が水産資源を回復させる
原動力となることを示し、この地域において漁業で生計を営む人々に希望を与えるものです。
持続可能な漁業と水産品の資源管理に向けて、日本も地道に歩を進めていると感じます。
★ I attended Eco-Action 21 Environmental System meeting at Toyota Chamber of Commerce and Industry.
豊田商工会議所で開かれたエコアクション21判定委員会に出席しました。(2016年10月19日)
初回判定1社、更新判定3社、初回中間判定1社を担当。環境負荷は業績に左右されるため、原単位管理の導入が必要です。
電力使用量削減に向け、全照明をLED化した事業者もありました。
★ I gave a lecture how to reduce waste in Nagoya.
名古屋市名東生涯学習センターで、なごや環境大学共育講座(5回連続講座)
「親子でごみを減らすリデュース、リサイクルを体験しよう。」を担当しました。
日時:2016年10月22日 10:00~12:00
場所:名古屋市名東生涯学習センター 視聴覚室
テーマ:エコライフすごろく体験で地球を守る第一歩!〜私たちにできるエコ活動とは~
エコライフすごろくは省エネ、3Rによるごみ削減、ペットの飼い方など、一人ひとりが日々の暮らしで
今日からできる具体的なエコ行動に気づく参加体験型の環境学習プログラムです。
参加者が前に出てきてサイコロをふり、駒を進めることでエコポイントが増えたり減ったりします。
地球温暖化防止をはじめ、ごみ削減、多様な生物や自然を守るためにはどうしたらよいか、
エコすごろくのメッセージが意図することを、自らの暮らしや行動に照らし合わせて全員で考えました。
持続可能な環境配慮社会を形成するエコを意識した暮らしの輪を、家族や学校、地域に広げるきっかけとしました。
5歳の男の子から小学3年生の親子、シニアの方まで、幅広い年齢層の方々が参加くださいました。
今日は公開講座のため、手話通訳者が2名付きました。名古屋市は福祉面も充実さを増しています。素晴らしい!
★ I feel a strong attraction to the low carbon city plan in Kawanishi Hyogo.
兵庫県川西市で「みんなの省エネ教室」を担当しました。
日時:2016年10月29日 10:00~12:00
場所: キセラ川西 オリヴィエ 集会室
テーマ:エコパーティにようこそ!楽しく学ぼう、省エネライフ
川西市は、国土交通省が管轄する低炭素まちづくり計画を、全国で一番目に策定されています。
現在、23都市が低炭素まちづくり計画を作成(2016年8月1日時点)。
省エネ講座は環境部ではなく、キセラ川⻄整備部が主催でした。
新しく建てられたマンションの1階に、集会室とパーティールームがありました。
高気密、高断熱、バリアフリーで床暖房付きの非常にきれいな空間でした。
川西市のごみ減量チャレンジモニターさんも参加くださり、気持ちよく講座を進行することができました。
川西市が手懸けるキセラ川西は、自然、人、街、暮らしが心地よく調和した次世代型・複合都市構想です。
キセラ川西の「キ」は輝き・希望、「セ」はせせらぎ、「ラ」は都(洛)。
川西市の玄関でもある「中央北地区」で、⼟地区画整理事業を進めているキセラ川⻄は、全国に先駆けて
「キセラ川⻄低炭素まちづくり計画」を策定し、「キセラ川⻄エコまち運⽤基準」を地区のルールとして定め、
地区の住民の協⼒を得ながら、地区の魅⼒や価値を⾼めるまちづくりを進めています。
阪急・能勢電鉄「川西能勢口」駅徒歩圏にある、甲子園球場約5.8個分(約22.3ha)の広大な土地が舞台です。
正式名称は、阪神間都市計画事業、中央北地区特定土地区画整理事業「PFI と低炭素のまちづくり」。
PFI (プライベートファイナンスイニシアチブ)とは、民間の資金や経営手法・技術力を活用して公共施設などの
社会資本を整備すること。官民の役割分担を事前に取り決め、公共施設の建築や維持管理を民間企業に任せ、
効率的に良質な公共サービスを提供しようとするもので、平成11年(1999年)にPFI法が施行されています。
公共ゾーン、生活ゾーン、集客ゾーン、産業・業務ゾーンなどが機能的に配置され、憩いの遊歩道や地域の拠点となる
公園を中心に、住宅・医療・集客施設などを含めた街区開発、再生可能エネルギーの導入の検討など、自然と共生しながら、
歩いて暮らせる次世代型・複合施設を目指しています。
・川西能勢口駅と連携を計り、中心市街地活性化を進める。
・景観に配慮し、生活支援施設を備えた集合住宅を導入。
・医療や福祉など市民生活をサポートし、住宅都市の価値をさらに高める。
・自然エネルギーを活用し、低炭素化に向けた街づくり。
地球環境にやさしい街を実現するために、低炭素に配慮したまちづくり計画として、太陽光、水力、下水道など
再生可能エネルギーの活用や、低炭素建築物の導入、公共交通の利用促進、電気自動車などの環境に配慮した
交通手段の促進、緑の見える量を多くする(緑視率の確保)などの取組が推進されています。
創エネ:太陽光エネルギーを活用する発電、水力による発電、地下水熱利用による発電等によって電力エネルギーを創造。
蓄エネ:太陽光発電で得た電力エネルギーを「中央公園」内の夜間照明用太陽電池、災害時防災井戸太陽電池などに蓄電。
省エネ:消費電力の少ないLED照明などの高効率機器、蓄光材を使ってエネルギーを有効活用することで、省エネを推進。
川西市は、鎌倉幕府を開いた源頼朝など清和源氏の発祥の地。それにちなんで名づけられたゲンジボタルが有名です。
キセラ川西のシンボルは、まちの真ん中を流れる小川と一体化した幅約16m、長さ約620mの「せせらぎ遊歩道」。
ホタルが生息できる美しい川が計画され、水辺の生きものを観察しながら、身近な自然と触れ合えるスポットです。
川に、ホタルの餌のカワニナが棲んでいました。
緑がいっぱいの中央公園は、自然とのふれあいやコミュニティ育成、防災機能も兼ね備えた「都市の庭」。
いろんなスポーツが楽しめる川西市総合体育館、寒い冬でもポカポカの温水プールもあります。
ショッピングセンターや学校、病院などの医療施設や低炭素型複合施設なども進んでおり、低炭素型まちづくりから
多くのことを学ぶことができました。
キセラ川西オリヴィエの豊かな緑と一体化した玄関は、フォレストエントランスと呼ばれています。
シンボルツリーは、樹齢1000年を超えるオリーブの木。
植栽計画をプロデュースしたプラントハンターの西畠清順さんは、川西市出身。
タイサンボク、フェイジョア、ヤマブキ、ネムノキ、ヤマボウシ、セイヨウボダイジュ、ベニバナトキワマンサク、イジュ、
キリシマツツジなど多様な植物が植えられていました。
せせらぎ街道で、美味しそうなヤマモモの実を見つけました。野趣に富んだ酸味と甘みがありました。
マンション前の中央公園は、来年完成予定。
川西市が低炭素のまちとしてどのような変化と成長を遂げていくのか、期待が高まります。
★ Energy Think Together.
「消費者教育、エネルギー環境教育の推進に向けて」と題したエッセイが、
『フォーラム・エネルギーを考える』「わたしはこう思う」のコーナーに掲載されました。(2016年10月)
★ I explained about the forest school association (Morinomanabiya) at the Aichi commemorative Park.(2016年11月16日 AM)
産業振興・環境対策特別委員会に所属する愛知県議会議員の方々が、「もりの学舎」を視察されました。
愛・地球博記念公園の地球市民交流センターで、「もりの学舎」の活動内容についてパワーポイントで紹介しました。
その後、森林楽園ゾーンにある「もりの学舎」に移動。館内展示物などを視察、体験された後、60数名の幼稚園児を対象に
森で行われていた「1日もりの学舎ようちえん」のプログラムをご覧になられました。
★ I attended Eco-Action 21 Environmental System meeting at Toyota Chamber of Commerce and Industry.
豊田商工会議所で開かれたエコアクション21判定委員会に出席しました。(2016年11月16日 PM)
名古屋市、豊田市、大府市、豊橋市、丹羽郡扶桑町、岐阜県各務原市の事業者など、更新判定案件6社を担当しました。
エコアクション21の認定を受け8年が経過し、更新4回目の事業者もありました。
事業者は審査人を指名できません。
これにより、新規登録、中間審査、更新審査のたびに審査人が変わることもあります。
審査規定はしっかり決められていますが、審査人が変わると見方が若干異なるなどの側面もあるようです。
本業において、不適合品はロスコスト(損失、無駄な費用)。
不良率、不適合品を減らす、不良品の再利用は、最終的に儲かる環境活動に結びつきます。
★ I gave a lecture about go green initiative at the elementary school in Nishio, Aichi.
西尾市立鶴城小学校で4年生3クラスを対象に、生物多様性を考えるを環境学習を担当しました。
日時:2016年11月22日 1時限~6時限(2時限×3クラス)
場所:西尾市立鶴城小学校 多目的室
テーマ:愛・シンパシーワークショップ(森バージョン)
中心課題は「地球のいのち、つないでいこう!」
詳細を環境教育 2016年度に掲載しています。
★ I attended the meeting of the consumer research institute in Tokyo.
全国婦人会館で開かれたNACS消費生活研究所の拡大研究会に出席しました。(2016年11月27日)
選挙権が18歳に引き下げられたことに伴い、民法改正案が議論されています。
18歳、19歳による契約に伴う消費者被害の増加やインターネット被害の拡大など、成年年齢の引き下げから
波及する課題などについて議論しました。
何十万円もするエステや英語教材などの契約を18歳、19歳の学生及び若者が、大人の良識と責任を持ってできるのか。
未来ある若者が成年となった途端に経済面で躓かないよう、悪徳業者が彼らを狙い、悪知恵をこれ以上働かせないための
対策など、18歳を成人とみなすことの課題が散見します。
2017年6月に発行予定の「消費生活研究誌第19巻」に掲載する論文のテーマについても話し合いました。
★ I gave a lecture about go green initiative at the elementary school in Toyota.
豊田市立衣丘小学校で、4年生を対象に愛・シンパシーワークショップを担当しました。
授業の様子を学校のHPに掲載くださいました。
日時:2016年11月29日 1時限~6時限(2時限×3クラス)
場所:豊田市立衣丘小学校 学習教室
テーマ:愛・シンパシーワークショップ(海バージョン)
衣丘小学校は、アイシン精機(株)の環境学習プログラム支援校に選ばれています。
7月12日に「エコパーティーにようこそ!」の授業を担当しています。
詳細を環境教育 2016年度に掲載しています。
★ I attended Eco-Action 21 Environmental System meeting at Toyota Chamber of Commerce and Industry.
豊田商工会議所で開かれたエコアクション21判定委員会に出席しました。(2016年12月1日)
初回登録判定1社、更新判定1社、初回中間判定1社、中間拡大判定1社を担当しました。
登録審査時は3ケ月の環境活動が審査の対象になります。その後の環境取組が充実さを増していることが重要です。
エコアクション21の取組を通して事業効率を上げ、原単位当たりの負荷を下げる努力等が必要となります。
中には、紙ごみなどの一般廃棄物を削減するため、タブレット端末を活用してペーパーレス化を図る事業者もありました。
★ The environmental counselor training session was held in Nagoya. I took over as the facilitator.
環境省主催 平成28年度環境カウンセラー研修が、名古屋の愛知県産業労働センターで開かれました。(2016年12月6日)
基調講演Ⅰ、名古屋大学大学院環境学研究科の竹内教授による「ポストエコ時代の環境戦略~トランスフォーマティブ
環境政策の試み」。
基調講演Ⅱは、中部大学 中部高等学術研究所所長の福井弘道氏による「国際影響評価学会日本大会IAIA16からアセスを
考える-SDGsと情報共有の視点から」。
午後の分科会でファシリテーターを務めました。
ご講師は、環境絵本作家でありクリエイティブディレクターの本田亮氏。
テーマは、「イラストで考える環境問題。社会問題をビジュアルで伝える方法」。
元電通マンの本田さんは、「ピカピカの1年生(小学館)」や「こだまでしょうか?(AC)」など数多くの
テレビCMを企画制作され、その後はJC地球環境大賞、読売国際漫画大賞優秀賞などを受賞されています。
「日本の家庭から出るゴミの量が増え続けています。1軒1軒の家がゴミの量を減らしましょう。」という課題が出題され、
メッセージを伝えるために、参加者全員がイラストを描きました。
「大切なのはアイディア。心に引っかかる瞬間がある。ユーモアは環境問題に関心がある人とない人を埋める。
意識を変える瞬間となる情報発信が大切。アイディアノートを、私はいつも持ち歩いています。」と仰っていました。
この様な形式で進めるワークショップは、初めて!
千葉、富山、静岡、岐阜、三重、愛知から参加された環境カウンセラーの皆さんと、有意義な学びのひとときを持ちました。
★ I gave a lecture how to save energy in Nagoya.
名古屋市名東生涯学習センターで、なごや環境大学共育講座を担当しました。
日時:2016年12月10日 10:00~12:00
場所:名古屋市名東生涯学習センター 視聴覚室
テーマ:未来につなげよう!〜環境への想いをメッセージカードに込めて
この日は、5回連続講座「親子でごみを減らすリデュース、リサイクルを体験しよう」の最終回。
家庭でできる省エネの技やごみを減らす方法をパワーポイントで紹介。イラストを使った省エネクイズなども出題しました。
手回し発電機によるエネルギー消費の比較実験は、全員が体験しました。
講座の締めくくりは、メッセージカードづくりにトライ。
参加者は自分で手すきしたカードにエコへの想いを書き、廃材を使って手づくりしたネームスタンプを押しました。
これは家庭に持ち帰り、家族全員の環境意識を高めるきっかけとします。
1年生の男の子と祖母、3年生の女の子とパパの親子など、どのファミリーも楽しそうに言葉を交わしながら
取り組んでいる様子は微笑ましかったです。
★ I supervised the brochure of Consumer and environmental problems.
名古屋市が実施する「大学等への消費者教育・啓発委託事業」として、金城学院大学生活環境学部の丸山ゼミ
(生活マネジメント学科)が制作した「消費者と環境問題~明るい未来のために~」パンフレットが発行されました。
学生たちが執筆した原稿の監修を担当しました。
「教材の制作にあたり、環境カウンセラーの浅野智恵美さん(NACS消費生活研究所主任研究員)からアドバイスを
いただきました。」と最終ページに記載くださいました。
カラー刷り、イラスト付で、手に取りやすいパンフレットに仕上がっています。
11月に開かれた「名古屋市消費生活フェア☆2016」に学生たちが参加し、研究の成果を地域社会へ発信しました。
★ I visited the Japan Atomic Energy Agency in Horonobe, Hokkaido. Let's think together !
高レベル放射性廃棄物の地層処分技術に関する研究開発を行う国立研究開発法人日本原子力研究開発機構、幌延深地層研究センターを見学。(2016年12月22日)
専用つなぎに着替え、ヘルメットを被り、一部スケルトン状態になっているエレベーターに乗って地下350mへ。
エレベーターの定員は、最大9名。
大量湧水、メタンガスへの安全対策をはじめとした地下350mでの調査研究、地域住民との約束・交流の様子など、
現場を見て、研究者から直接話しを聞き、現地の取り組みから多くを学ぶことができました。
世界の地下研究施設には、最終処分候補地の適性を見定める地下研究施設(Site-specific URL)を持つ米国、フランス、
ドイツ、フィンランドと、最終処分場として使用しない場所で技術を磨く地下施設(Generic URL)を持つカナダ、
スゥエーデン、ベルギー、スイス、日本の2種類があります。
地層処分技術を実際の地質環境に適用して確認し、日本固有の地質環境の理解等をはかるべく、
日本には瑞浪超深地層研究所と幌延深地層研究所の2か所のジェネリック地下研究施設があります。
岐阜県瑞浪市ある瑞浪超深地層研究所は花崗岩(結晶質岩)であるため、掘りにくいが硬い岩盤という特徴があります。
北海道幌延町の幌延深地層研究所は泥岩(堆積岩)であるため、掘りやすい反面、コンクリートで覆う必要があります。
地上からの調査研究、行動掘削時の調査研究、地下施設での調査研究等が行われていました。
幌延深地層研究センター見学後は、北海道大学大学院工学研究院の小崎完教授から講義を拝聴しました。
国際原子力人材育成イニシアティブ事業(原子力人材育成等推進事業)として、平成23年度から25年度に
多様な環境放射能問題に対応可能な国際的人材の機関連携による育成」事業が実施され、3年間で延べ1,371名が受講。
平成26年度から28年度は「オープン教材の作成・活用による実践的原子力バックエンド教育」が進められています。
原子力発電にともない発生する高レベル放射性廃棄物の最終処分は、原子力を利用してきたすべての国が
向き合わなければならない、避けては通れない共通する課題です。
世代間倫理の問題として、原子力を支持しようとそうでなかろうと、すでに発生している廃棄物を現世代で
解決するための方向性を、安全性と透明性を重視し、明確にしていくことが求められています。
この問題の重要性を、国民全体が十分理解する必要があります。
自分事としてこれからも考えていきたいと思います。