【基本:未来の環境を考え、実行する人材を育てる】 facebook に写真を掲載しています。
* 2013年6月~7月は日本滞在、他期間は米国在住
★ 大府市役所主催の緑のカーテンに関する講座を、環境学習施設セレトナで担当しました。
日時:2013年6月9日(日) 10:00~
場所:大府市自然体験学習施設 二ツ池セレトナ
テーマ:「緑のカーテンと省エネ・エコライフの実践」
愛知県のあいち森と緑づくり税を活用したあいち森と緑づくり環境活動・学習推進事業補助金事業として実施。
昨年に引き続き、2回目の担当です。
会場は、親子連れや夫婦で参加された方などで満席。「緑のカーテンの設置方法」のレクチャーもありました。
参加者には、アサガオとゴーヤ各2本の苗と、網、支柱が、1世帯1セットで配布されました。
緑のカーテンの設置状況や写真などを、実施報告書として9月末までに、大府市役所環境課に提出します。
緑のカーテンをきっかけに、作り方や水やりなど共通の話題でコミュニティーのつながりがうまれ、
節電・省エネファミリーが増えることを願っています。
知多メディアネットワーク(株)が、講座の様子を取材されました。大府市映像情報番組「スマイルおおぶ」で、
緑のカーテンに関する番組が、6月15日~30日に放送されました。7月1日から Youtubeで一般公開されています。
大府市映像情報番組:スマイルおおぶチャレンジ!夏エコ~緑のカーテンで夏を快適に~。映像は10分間。
「緑のカーテンと省エネ・エコライフの実践」の講座風景は、2:15~3:30で流れます。
7月1日から夏の節電が原子力発電がない沖縄を除く全国で始まりました。期間は9月30日(8月13~15日は除く)
までの平日午前9時から午後8時。東日本大地震発生以来、夏・冬合わせて5回目の節電要請です。
企業や家庭で省電力取組が進み、一定の供給余力が確保できそうなことから、今回は全地域で数値目標設定を見送りました。
電力不足が懸念される場合は、前日の夕方以降に需給逼迫警報を発令し、節電の徹底が呼びかけられます。
予想される電力需要に対し、供給力にどのくらい余裕があるかを示す供給予備率が1%を切る見通しになれば、
その電力会社管内の利用者の携帯電話に、緊急速報メールを送信し、節電強化が要請されます。
ひっ迫お知らせサービスの詳細は、こちら
政府の節電ポータルサイトや各電力会社のHPは、その日の電力使用率や翌日の見通しなどを掲載しています。
★ 碧南市立中央小学校で、4年生3クラスを対象に、3R,ごみ削減をテーマとした環境学習を担当しました。
日時:2013年6月11日(火) 1時限~6時限 (2時限×3クラス)
場所:碧南市立中央小学校
テーマ:「エコパーティーにようこそ!」
エコパーティーは、ごみの削減とリデュース(ごみの発生抑制)に主眼を置いた環境教育プログラムです。
授業で食べたお菓子の容器包装ごみを教材とし、ごみの行方、ごみの減らし方をみんなで楽しく考えました。
お菓子の包みを、最後に一人ひとり捨ててもらいました。お菓子の袋と包みにはプラマークが付いています。
全員が「燃えるごみ」ではなく、「プラスチック製容器包装」の袋に、分別して捨てることができました。
ごみは「ま、いいか・・・。」という安易な気持ちで、分別ルールを守らずどんどん捨てるとすぐに増えます。
そのことに児童たちは気づくことができました。
愛知県発行の環境学習副読本「わたしたちと環境」も活用しました。
「ごみのはなし」の単元から、「ごみの行き先」について、現状と課題を紹介しました(39ページ)。
愛知県武豊町に面した海に衣浦港3号地廃棄物最終処分場が建設され、安定型区画は2010年7月28日から
管理型区画は2011年3月1日から供用が開始されています。
埋立処分場では、家庭から出た一般廃棄物をごみ焼却炉で燃やし後に出た灰、燃えないごみ、産業廃棄物等を
海に埋め立てています。埋立処分場は、ごみがどんどん埋め立てられると一杯になってしまいます。そうなると
新しく別の場所に埋立処分場を造らなければなりませんが、その場所を探すことが大変難しくなっています。
* アイシン精機(株):環境学習プログラム支援校
★ 小牧市立小牧小学校で、4年生4クラスを対象に、エコライフをテーマとした環境学習を担当しました。
日時:2013年6月19日(水) 1時限~4時限 (2時限×2クラス合同、4クラス)
場所:小牧市立小牧小学校 第1多目的室
テーマ:「エコライフすごろくの体験から考える -わたしたちにできること」
小牧小学校の環境学習担当は今年で3年目。4年生は社会科で3R(リデュース、リユース、リサイクル)の
学習をしています。5月にバスで「エコハウス小牧」に出かけ、ペットボトルが圧縮される様子や、
大型磁石を使った空き缶の分別作業など、ごみ分別処理の現場を見学しています。
小牧小学校は1873年(明治6年)開校。140年を経て校舎の全面改築が行われ、今年3月に新校舎が完成。
木材の温かい風合いを活かした床や廊下・白い壁など学校全体がピカピカでした。職員室・校長室は2階です。
廊下が大変広く、学校全体がバリアフリーになっています。児童用全てがウォシュレット付トイレで、
人感センサーによりライトが自動点灯します。身体障害者用のトイレは3つあります。
地域との繋がりが密接で、土日の体育館・運動場使用はスポーツ振興会運営の基、地域住民に開放されています。
文部科学省の学校施設改善事業の一つである学校ICT(Information and Communications Technology)整備事業が
大変充実しており、デジタル教科書や50インチのプラズマテレビが各教室に設置されていました。
デジタルTVとパソコン・実物投影機の連携、パソコン・校内LANを通じたインターネット活用などにも積極的に
とり組まれており、テレビ朝会が行われています。
学校にはそれぞれ地域特性や特徴があります。子どもたちの学びの環境が、充実していくことを願っています。
★ (財)愛知県教育振興会発行 家庭と学校と地域を結ぶ家庭教育月刊誌「子とともに ゆう&ゆう」2013年6月号
なるほど情報局コーナーに、【今月のテーマ:環境教育】が掲載されました(46~47ページ)。
6月は環境月間。先生や保護者向けに、環境を学ぶ施設として、愛・地球博記念公園「もりの学舎」を紹介。
家庭でできる環境教育は、1.省エネを心がける、2.省エネ製品の活用、3.エコドライブ、4.地球に優しい買い物
などについてポイントを紹介しました。この月刊誌は、愛知県小中学校長会、愛知県小中学校PTA連絡協議会、
名古屋市立小中学校PTA協議会が編集されています。
★ 蒲郡市立大塚小学校で、4年生2クラスを対象に、3R,ごみ削減をテーマとした環境学習を担当しました。
日時:2013年6月20日(木) 1時限~4時限 (2時限×2クラス)
場所:蒲郡市立大塚小学校 会議室
テーマ:「エコパーティーにようこそ!」
1873年(明治6年)に開校された大塚小学校は、海抜5m、三河湾のすぐ近くにありました。
小牧小学校と同様、元気な女性の校長先生でした。
愛知県発行、環境学習副読本「わたしたちと環境」に掲載されている「ごみのはなし」の単元から、
「ごみの行き先」について話しました(39ページ)。副読本は愛知県内の小学4年生以上に配布され、社会科、
理科、家庭科及び教科の枠を超え、横断的な学習ができる総合的な学習の時間の授業で活用されています。
廃棄物最終処分場建設には、長い年月と多大な税金が掛ります。最終処分場を確保する事の難しさを踏まえ、
産業廃棄物はもとより、家庭から出される一般廃棄物の削減の必要性を伝えていきたいと思います。
* アイシン・エィ・ダブリュ(株):環境学習プログラム支援校
★ 安城市立高棚小学校で4年生2クラスを対象に3R,ごみ削減をテーマとした環境学習を担当しました。
日時:2013年6月25日(水) 1時限~4時限 (2時限×2クラス)
場所:安城市立高棚小学校 家庭科室
テーマ:「エコパーティーにようこそ!」
環境学習で学校に出かけた際は、まず校長室で校長先生にご挨拶します。
高棚小学校は1873年(明治6年)に開校。全学年2クラスで、クラス名は雪組と月組、特殊学級は花組でした。
3世代同居家庭が多い等の地域特性から、給食代金未納者ゼロ、全校生徒が出席する欠席者ゼロ日数が多いとのこと。
男女の構成比は、雪組(男子16名、女子9名)、月組(男子15名、女子9名)で、男子が多い状況でした。
3Rはまだ習っておらず、リデュースの言葉を聞いた事のある児童は少数でしたが、素直なこどもたちで、
授業をスムーズに進行することができました。
ごみ削減を考えないで、パーティーで紙コップを使い、ペットボトルを「面倒くさい!」と分別せずに
「燃やせるごみ」の袋に捨てたら、1回のパーティーでどれだけごみが出るかを、児童と一緒に行いました。
★ 愛知県は、愛知県環境学習基本方針(平成17年1月策定)を策定し、各種環境学習事業が実施されてきました。
2013年2月には「環境教育等による環境保全の取組の促進に関する法律」第8条に基づき、全国の自治体で
初めて「愛知県環境学習等行動計画」が策定されました。
これを受け、2103年5月から、環境学習コーディネート事業が始まりました。
環境学習を実施したい方(企業の研修担当者、学校、幼稚園、こども会、自治会、ボーイ・ガールスカウト等)と、
環境学習を提供したい方(環境学習の担い手、講師)の橋渡し役を担うコーディネーターを、環境学習施設
「あいち環境学習プラザ」に設置し、各主体が連携・協働した環境学習の実施を推進されています。
環境学習の内容や実施方法、講師、教材、活動場所、環境学習施設など環境学習の実施についての相談や、
必要に応じ関係者の調整を行ってくださいます。
★ 豊田市環境学習施設 エコットで、アメリカで気づいた環境取組とアメリカの国立公園運営についてお話しました。
海のエコラベル、環境保全に取り組む地域住民によるパブリックミーティングの様子、太陽光パネル付
ごみ減容器、外来生物の実態、バッドランズ国立公園、デビルスタワー国立公園、アイオワ州の
再生可能エネルギーの現状などをご紹介しました。
日時:2013年6月29日(土)10:00~12:00
場所:豊田市環境学習施設 エコット(eco-T) 多目的室
テーマ:「アメリカ生活から見えてきた環境取組と国立公園」
アメリカの国立公園(National Parks)は、1872年に世界ではじめて成立した国立公園制度です。
1916年8月25日に「風景、自然、史跡、および野生動物を保存すること」を目的とした国立公園局
オーガニック法を通し、議会によって創設された連邦内務省の国立公園局が責任を持っています。
世界最古の国立公園は、イエローストーン国立公園。セオドア・ルーズベルト大統領は、歴代大統領として
初めてアメリカ西部の国立公園視察を行いました。この視察旅行で、自然保護と国民による自然景観の
共有が必要と判断し、道路や宿泊施設の整備などに予算をつけるようになりました。
場所によって多少異なりますが、入場料は車1台$25(同乗者3名含む)で1週間有効の有料制。1年間有効のパスは$80。
広大な国立公園内には格式あるホテルやキャンプ場、レストランなどのサービス・レジャー施設もあります。
ツアーなどの運営を含め、これらは契約された民間企業が行っています。(Xanterraなど)
ヨセミテ国立公園、イエローストーン国立公園、グランドティトン国立公園、デスバレー国立公園、
グランドキャニオン国立公園、アーチーズ国立公園、バッドランズ国立公園、デビルスタワー国立公園、
マウント・ラシュモア国立記念公園などに行きました。
アメリカの広大な国立公園の自然の美しさと雄大な景色、多様な生き物たちに圧倒され、魅了されています。
豊田市環境学習施設を訪れたのは2年ぶり。スタッフが参加者全員に手作りケーキ、コーヒー、お菓子を
ご準備くださりティーパーティーのようでした。皆様の温かいおもてなしと心遣いをうれしく思いました。
★ 愛・地球博記念公園「もりの学舎」で、インタープリテーションに携わりました。(2013月6日15、30日)
「もりの学舎」玄関前に、水琴屈がお目見えしました。来場者は、甕の中でリズミカルに響く水の音色を
楽しんでいました。6月30日は梅雨時とは思えないほど涼しい風が吹く、気持ちのよい1日でした。
玄関前にカミキリ虫もお出迎え。カミキリムシは幼虫が生木に穴を開けて弱らせ、木材の商品価値をなくしたり、
成虫でも木や葉、果実を食害するものがいるので、草木を利用する人間の観点からは、
林業・農業分野において害虫のひとつと捉えられています。
★ 幸田町立豊坂小学校で、4年生2クラスを対象に、エコライフをテーマとした環境学習を担当しました。
.あいち森と緑づくり税を活用した、あいち森と緑づくり環境活動・学習推進事業補助金事業として実施されました。
幸田町環境課担当者が、町の環境行政と学校の環境教育、外部講師である私を丁寧につないでくださいました。
授業もすべて参観されました。幸田町の講座担当は、今年で6年目です。
日時:2013年7月2日(火) 1時限~4時限 (2時限×2クラス)
場所:幸田町立豊坂小学校
テーマ:「エコライフすごろく体験!」
幸田町は、ごみの一人一日当たりの排出量が、愛知県内で一番少ない自治体です。
町で自前のごみ焼却施設を持たないため、隣接する岡崎市に処理費を支払い、ごみ焼却を委託しています。
ごみの有料化を実施しているため、幸田町指定の「燃やすごみ」の袋は、大(45ℓ)が10枚入り450円、
中(30ℓ)は10枚入り300円、小(20ℓ)は10枚入り200円と、他の自治体より割高です。
ごみを減らすための環境政策が積極的に展開されており、町民の理解と連携が実を結んでいます。
豊坂小学校は授業開始3分前の予鈴は鳴りますが、チャイムはありません。時計を見て時間管理を行いました。
校庭に、ビオトープと土俵がありました。相撲大会が、毎年クラス選抜で実施され、横綱・大関を認定しています。
学校の敷地が広く、夏を迎えて緑の成長が著しいビオトープの管理運営は、少々大変とのことでした。
学校全体がアットホームな雰囲気でした。
★ 愛知環境カウンセラー協会主催2013年度第1回ファラデープロジェクトで、アメリカの環境取組を紹介しました。
4年間に撮りためたアメリカの写真をパワーポイントでご覧いただきながら、具体的な事例を紹介しました。
日時:2013年7月7日(日) 15:15~17:00
場所:地域資源長屋なかむら 共同会議室 1F
テーマ:「アメリカ生活から見えてきた環境取組とアメリカの国立公園 」
米国は京都議定書から離脱し、世界の190以上の国と地域が加盟する生物多様性条約に今だ加盟していません。
しかし、環境の法整備や環境配慮取組は、想像以上に行われていると実感しています。世界の環境政策の
イニシアティブをとるのはどの国か? 世界の環境基準は、どの方向に向かうのか注視していきたいと思います。
ファラデープロジェクトとは、環境やサイエンスの話題をみなさんに分かりやすく伝えたい、知ってもらいたい。
この考え方をモットーにする愛知環境カウンセラー協会の独自事業です。
プロジェクト名はイギリスの科学者マイケル・ファラデーの名前を借りています。ファラデーは電磁気学の基礎を築いた
偉大な人です。19世紀前半にファラデーが始めた、一般の人向けの科学講演の「金曜講演」、少年少女向け
「クリスマス講演」は、今でも引き継がれ、開催されています。講義録「ロウソクの科学」が有名です。
★ 愛・地球博記念公園の環境学習施設「もりの学舎」でインタープリテーションに携わりました。(2013年7月6日)
CATVひまわりネットワーク(株)の取材がありました。午後の「インタープリターと歩く森のツアー」に、
女性リポーターが同行。実施プログラムは「色合わせ色探し」。夏の日差しに輝く若葉がきれいでしたので、
色合わせは若葉色のカードを使いました。ファミリーやカップルで若葉色に最も似た森にあるものを探し
1つ持ってきます。発表タイムに、各自1個のどんぐりを投票し、優勝チームを決めます。
第2回戦の色探しは、海松色(みるいろ)の文字カードを使用。参加者は色の名前からイメージを膨らませ、
海松色に最も近いと思うものを森で探し持ってきます。中には枯れた松の葉を持ってきたチームもありました。
.海松色は、緑系統の黒色がった黄緑色で、名は海藻のミル(海松)からきています。
英語名のOlive Green (オリーブ・グリーン)は、海松色に最も似た色といわれています。
宮内庁の楽人の衣装は海松色の直垂(ひたたれ)です。お祝い事に身に纏うお目出度い色とされていました。
愛・地球博記念公園の近くに、海上(かいしょ)の森があります。昔々この辺りは海だった時期があります。
森と海はつながっています。そんなことを、この色から感じて頂けましたら幸いです。
.ひまわりネットワークTVで、7月18日(木)9:00~9:45に「よーいどん」という番組で放送されます。
ひまわりch、さんさんch、メープルch、ひまわり12、ひまわり11
【よーいどん!ダイジェスト放送】 7月18日(木) ひまわり11 13:30~、ひまわり12 13:00~
★ 伊勢湾岸自動車道と地域高規格道路である衣浦豊田有料道路を走り、西尾市立鶴城小学校に出かけました。
4年生3クラスを対象に、エコライフに関する環境講座を担当しました。
日時:2013年7月10日(水) 1時限~6時限 (2時限×3クラス)
場所:西尾市立鶴城小学校
テーマ:「エコライフすごろく体験!」
鶴城学校は、授業の始めにチャイムは鳴らず、音楽が流れます。終了時は音楽もありません。
4年生は3Rをまだ習っておらず、リデュースの言葉を知っていた児童はわずかでした。
ごみの勉強で、西尾市クリーンセンターに、2学期に見学に行くそうです。
4年生の学年主任は、31歳の男性の先生でした。昨年まで中学で体育を教えていらっしゃたとのこと。
児童に大変人気がありました。2人の先生(男性と女性)も20代で、児童たちはとても元気でした。
西尾市は、抹茶の生産量が全国1位です。教室の後ろに、茶摘みを体験した写真が貼り出されていました。
ブラジル、ペルー、中国などから来た児童が多く、日本語指導の先生が2人、ポルトガル語通訳の先生1人、
AETの先生1人在籍されていました。
教室にエアコンはありません。流れる汗が目にしみました。
* アイシン精機(株):環境学習プログラム支援校
★ 蒲郡市立塩津小学校に出かけました。4年生3クラスを対象に、3R,ごみ削減をテーマとした環境学習を、
各2時間担当しました。こちらの学校の環境学習は、昨年も4年生を担当しました。
日時:2013年7月12日(金) 1時限~6時限 (2時限×3クラス)
場所:蒲郡市立塩津小学校 図書室
テーマ:「エコパーティーにようこそ!」
以前に、衣浦港3号地廃棄物最終処分場環境監視協議会と武豊町環境保全対策審議会の委員をしていました。
愛知県も他の都道府県と同様、ごみの捨て場所の確保は大きな課題となっています。
衣浦港3号地廃棄物最終処分場の建設前は、廃棄物が埋め立てられる海を船に乗り、海上から視察しました。
工事中と完成後も複数回衣浦港を訪れ、工事の過程を見学しました。
海洋への廃棄物処理場の建設は、事業規模が大きく、海洋工事の困難性、ごみ処理に莫大な税金が
掛ることなどを痛感しました。愛知県環境影響評価条例に基づき、環境影響評価(環境アセスメント)が
適切に実施された大規模事業であるからこそ、武豊町の目の前の海が青いまま将来世代まできれいに保たれ、
トラブルや事故なく、廃棄物処理が順調に遂行される事を願っています。
廃棄物最終処分場の建設には、長い年月と多大な税金が必要となります。次の最終処分場を確保することの
難しさを踏まえ、産業廃棄物はもとより、家庭から出る一般廃棄物削減の必要性を伝えていきたいと思います。
塩津小学校は、JR三河塩津駅と蒲郡競艇場に隣接した海に近い学校です。校内でクーラーの設置は、
校長室、職員室、保健室、図書室のみ。3階の図書室を準備くださり、順調に授業を行うことができました。
塩津小学校は明治6年開校。現在は2学期制で、夏休みは7月19日~8月29日。他校より2日間少ない代わりに
10月に3連休+2日=5日間の秋休みがあります。昔、塩づくりが盛んだった地域特性から、毎年学校で
塩づくりが行われています。地元のケーブルテレビが、塩づくりの様子を取材されていました。
* アイシン・エィ・ダブリュ(株):環境学習プログラム支援校