講座、セミナー、シンポジウムなど 2019年の環境学習はこちら
★エコットフォーラム2019「食品ロスなくそう大作戦 in とよた」トークセッションで司会進行を担当しました。
日時:2019年6月17日(月)
場所:豊田市環境学習施設eco-T 多目的室
登壇者:京都大学地球環境学堂准教授 浅利 美鈴 氏
豊田市役所ごみ減量推進課長 松井慶輔 氏
テーマ:「食品ロスなくそう大作戦 in とよた」トークセッション
食料資源の有効活用、ごみ削減等から、食品ロスを減らす行動が私たちに求められています。
SDGsの目標12は「つくる責任 つかう責任(持続可能な消費と生産のパターンを確保する)」。
ターゲット12. 3は「2030年までに小売り・消費レベルにおける世界全体の一人当たりの
食品廃棄物を半減させ、収穫後損失などの生産・サプライチェーンにおける食品の損失を減少させる」
と明記しています。
http://www.ungcjn.org/sdgs/goals/goal12.html
食品ロスを減らすことは、無駄なお金を減らせ、自然を守り、「ありがとう」の気持ちを表せます。
「消費期限?賞味期限?」クイズを交え、食品ロスの課題と削減に向けた行動について話し合いました。
★愛知県主催「協働授業づくり:子どもの目が輝く講座・授業のつくり方研修」で事例報告をしました。
日時:① 2019年7月31日(水) 名古屋、② 2019年8月19日(月)豊橋
場所:① あいち環境学習プラザ(名古屋)、② 愛知県東三河総合庁舎(豊橋)
テーマ:受講者のニーズに合わせたプログラム改良
対象:教員及び愛知県内の団体・企業・社会教育施設関係者 各回20名
自治体、企業、団体等が学校と授業をつくり上げる「協働授業づくり」の推進を目的に実施されました。
環境に対する子どもたちの興味・関心を刺激し、気づきや発見を促す魅力的な授業を
一緒につくる実習も行われました。
★ なごや環境大学共育講座「無理なく、無駄なく、地球にやさしく」第1回で食品ロス削減についてお話しました。
日時:2019年8月30日(金) 10:00~12:00
場所:名古屋市昭和生涯学習センター
テーマ:【公開講座】「ごちそうさま!」という前に
食品ロスの減らし方、消費期限・賞味期限の違い、食の省エネの技、名古屋市食べ残しゼロ協力店、
3010運動など、具体例を写真などで示し、紹介しました。
【結果報告】講座の様子が昭和生涯学習センター、施設ブログに掲載されています。
http://www.nespa.or.jp/blog/showa_llc/2019/08/
★ なごや環境大学共育講座「無理なく、無駄なく、地球にやさしく」第2回を担当しました。
日時:2019年9月6日(金) 10:00~12:00
場所:名古屋市昭和生涯学習センター
テーマ:外国から運ばれてくる食べ物と環境の深い関係
日本の食料自給率は37%に低下しています(2018年度カロリーベース)。
フードマイレージの概念を紹介し、地産地消、安心・安全で環境に配慮した食生活について考えました。
「旬産旬消はいつ?」、「消費期限 or 賞味期限?」の2種類のワークシートを活用し、
野菜🌶🌽🥕🥔🍠、果物🍎🍊🍈🍉🍇、水産品🐳🐠🐡🐙🐟🐬を題材としたクイズなども実施しました。
★ 名古屋市高年大学鯱城(こじょう)学園で、環境専攻学科1年を対象に講座を担当しました。
日時:2019年9月25日(水)13:30~15:00
場所:名古屋市伏見らいふプラザ、名古屋市高年大学鯱城学園
テーマ:海のエコラベルの推進と消費者の役割
未来世代に豊かな魚食文化をつなぐためには、消費者の意識変革と選択が重要な役割を担います。
消費者が海の環境や水産資源の現状に関心を持ち、環境意識に基づく買い物をすれば、
自然の恵みとの関係性を築き直すチャンスとなり得ます 。
魚を買う時に品質や鮮度、味だけでなく、海を守る漁法で獲られた海のエコラベル付水産物を
購入することで、海洋環境保全を間接的に応援できます。
選ぶ消費行動は、持続可能な調達に取り組む漁業や小売業、レストランの支援につながり、
海から食卓までの道のりで正の連鎖反応を引き起こします。
2020東京五輪、SDGsへの取組を機に水産エコラベルへの関心を高める。
持続可能な漁法を取り入れた漁師の頑張りと消費者行動のマッチングが必要です。
世界の潮流に遅れをとらないためにも、水産エコラベル付商品の選択の重要性を紹介しました。
★ 栄徳高等学校で、2年生408名を対象に環境学習を担当しました。
日時:2019年10月3日(木)13:50~15:00
場所:栄徳高等学校 体育館
テーマ:ハンバーガーから考えるSDGs-What’s earth burger?
ハンバーガーや海のエコラベル、SDGsを題材に青とピンクのポストイットを使い、二択のクイズを出題。
動画3本を音声付きで紹介しました。
・WWFジャパン:EARTH BURGER https://youtu.be/quUWBidYEjA(約1分)
・MSC「海のエコラベル」って何? https://www.msc.org/jp/aboutMSCJP/thisiswildJP(42秒)
・MSC「海のエコラベル」をえらぼう https://www.msc.org/…/what-we-…/ourapproachJP/MSCdifferentJP(42秒)
消費には責任が伴います。
味や安さ、品質だけでなく、魚の獲り過ぎや森や自然を壊したりせずきちんとルールを守って獲り、
作られた商品を選ぶ。
商品を買う時に未来のことも考えてみる。
環境意識に基づく買い物は、自然の恵みとの関係性を築き直すチャンスになります 。
生物多様性、気候変動、貧困問題は密接な関係にあります。
対策の遅れは環境悪化を招き、水産業の存続や水産物の安定供給確保に重大な影響を及ぼします。
環境に優しい材料調達に向け、ハンバーガーが変われば、世界が変わります。
「私たちのおいしい」が、地球には「悲しい」なりませんように。
MSC(海洋管理協議会)から提供を受けた冊子
「こどもたちのためにできること-森や海のマークで選ぶ」を活用しました。
最後にスウェーデンの高校生グレタ・トゥンベリさんを紹介しました。
★ 岐阜県西濃地区生活学校研究交流集会・大垣市環境講座でプラごみ削減についてお話しました。
日時:2019年11月11日(月)13:30~15:00
場所:大垣市スイトピアセンター スイトピアホール
テーマ:海に漂うプラスチックごみの削減を目指して-未来へつなごう、私たちにできること
・プラスチックと暮らしのつながり
・プラごみの行方と影響
・海のプラごみ問題とマイクロプラスチック
・マイクロプラスチック削減に向けた事業者の取組
・日本の廃プラの行方と課題
・環境省「プラスチック・スマート」キャンペーン
・プラごみを減らす行動ポイント
・カフェのマイボトル値引き対応
・脱使い捨てプラに向けた海外の動向
・プラスチックと賢くつきあう方法
・海の豊かさの保全
・次世代への継承 など
生活学校メンバーに加え、一般公募による大垣市民も拝聴くださいました。
https://www.city.ogaki.lg.jp/0000047296.html
★ 名古屋市教育委員会主催 なごや環境大学共育講座で、食品ロス削減についてお話しました。
日時:2019年12月9日(月)14:00~15:30
場所:名古屋市男女平等推進センター(イーブルなごや)ホール
テーマ:減らそう食品ロス「きちんと、ごちそうさま」で未来につなごう! レポート
食品ロス削減推進法が5月24日に成立、10月1日から施行されました。
国民運動と位置付けられ、10月は食品ロス削減月間、10月30日は「食品ロス削減の日」と制定。
日本の食品ロス量はアジアでワースト1位、世界6位です。
(人口1人当たり食品廃棄物発生量:農林水産省2015年)
食品廃棄に必要な税金は、およそ1兆円。
食品ロス削減は無駄なお金を減らせ、自然を守り「ありがとう」の気持ちを表せます。
「なくそう食品ロス! すぐに食べるなら手前から是非!」と訴え、生活協同組合コープこうべと神戸市が
2018年10月に実施した「てまえどり」キャンペーンを実施しました。
廃棄食品を減らすため、賞味期限がせまった商品に「つれてって!それ、フードレスキュー」
シールを貼るイオンの取組や、食べ残した料理を持ち帰るシェアバッグ利用を
ホットペッパーグルメと共同で実施した横浜市などの先進事例を紹介しました。
食品ロスを減らすためにできること、名古屋市食品ロス3ない運動、名古屋市食べ残しゼロ協力店、
本年10月に実施された「フードロスゼロチャレンジなごや」の応募状況、
食品ロスを減らす買い方、SDGsとの関係、世界各国の食品ロス削減推進状況なども紹介しました。
★愛知県立岡崎商業高校で2年生を対象に、省エネ講座を担当しました。
日時:2019年12月11日(水)総合ビジネス科(3~4限)、国際ビジネス科(5~6限)
場所:2年生 各教室
テーマ:家庭における省エネの進め方-食の省エネ
持続可能な社会環境と消費生活について、食の観点から一人ひとりができることを紹介しました。
「よくわかる省エネルギー」のDVDも活用しました。
*(財)省エネルギーセンター講師派遣事業