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★厚生労働省主催「輸入食品の安全性確保に関する意見交換会」が東京・大阪で開催されました。
前半は、厚生労働省医薬・生活衛生局食品監視安全課輸入食品安全対策室、
味の素冷凍食品株式会社からの情報提供。
後半は、リスクコミュニケーションの一環として消費者、事業者、行政、参加者間で意見交換が行われ、
登壇しました。
東京会場:2020年1月28日(火)13:30~16:20 CIVI研修センター日本橋 N6HALL
大阪会場 :2020年2月 3日 (月)13:30~16:20 CIVI北梅田研修センター 5F
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/1111212865_00017.html
開催結果、配布資料、東京会場 議事録、大阪会場 議事録 が公開されています。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_09227.html
★名古屋市主催、名古屋の学生討論会で「ごみ減量から始めるSDGs」をテーマにお話しました。
日時:2020年2月7日(金)13:30~16:00
場所:イーブルなごや(名古屋市男女平等参画推進センター) 大会議室
1999年2月に名古屋市は「ごみ非常事態宣言」を発表。
これにより、ごみ処理量は約4割減、埋立量は約8割減となり、ごみも資源も元から減らす発生抑制の
取組を進められました。
自治体環境グランプリ2003では、220万名古屋市民と名古屋市が「環境大臣賞」と
「グランプリ」を同時受賞しています。
しかし、2011年度に実施した容器包装以外のプラスチック製品分別区分変更以降、
プラスチック製・紙製容器包装の資源分別率が低下。
この10年間、ごみ処理量は横ばい状態が続いています。
愛知・岐阜の約30名の学生が「ごみ問題を解決し、循環型社会を実現するには?」をテーマに、
グループディスカッションを行い、ごみを捨てる責任と削減方法について真剣に話し合いました。
学生たちは学校にごみ分別Boxがないこと等から、レジ袋に何もかもを詰め込ん捨てることもあるそう。
弁当パックなどのプラ容器包装やお菓子の空き箱、雑誌、パンフレットなどが燃えるごみになっています。
帰宅後は独り住まいの部屋が狭いことから、ごみ分別がルール通りに出来ないと話す学生もいました。
今の学生たちは環境教育を受けていますが、社会全体に課題が山積していることが分かりました。
最後にグループ発表を行い、創造的な提案や意見に投票。
全員が一言コメントをボイスレコーダーに残しました。
名古屋市の課題を通し、市民一人ひとりが自分事としてごみ問題を捉え、
「捨てる」責任を全うする重要性を皆で考える機会となりました。
★大豊工業(株)さんの研修会で、プラスチックごみについてお話しました。
日時:2020年7月6日(月) 13:30~15:00
場所:大豊工業(株)本社 会議室
テーマ:海洋プラスチックごみの削減を目指して
1.経済発展とプラスチックごみ問題
2.マイクロプラスチックとは?
3.「個人」としてできる事は?
4.「会社」としてできる事は?
後半の意見交換を含め、有意義な時間を共有できました。
今回の事業は、とよたエコライフセンターさんが丁寧に繋いでくださいました。
★中部電力部グループ環境に係る意見交換会 キックオフ会議に出席しました。
日時:2020年7月29日(水)14:00~15:30
場所:中部電力(株)本店 会議室
低炭素化を目指す中部電力グループの環境の取り組みについて、意見交換を行いました。
★豊川市役所で職員を対象に「第2次豊川市役所地球温暖化対策実行計画」に係る研修を担当しました。
日時:2020年9月 2日(水) 13:30~14:30
場所:豊川市役所 本31会議室
テーマ:地球温暖化防止に向けて-取り組むべき課題と対応策
近年、気温の上昇、大雨の頻度の増加や熱中症リスクの増加、農作物の品質低下、
動植物の分布域の変化など、気候変動とその影響が各地で現れています。
今後長期にわたり、拡大するおそれが指摘されています。
温室効果ガス排出の抑制等を行う「緩和策」と、すでに現れている影響や中長期的に
避けられそうにない影響に対する「適応策」が求められています。
日常を通し、地球温暖化対策を考え、行動変容につなげることを目的に学びを深めました。
★名古屋市高年大学鯱城(こじょう)学園 授業
2020年9月 4日(金):環境専攻 2年 減らそう食品ロス-私たちに出来ること
2020年9月 9日(水):環境専攻 1年 プラスチックごみの削減を目指して
*新型コロナウイルスの影響で、2020年度の開校は見送られました。
★(公社)日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会 静岡分科会の例会を担当しました。
日時:2020年9月13日(日) 13:30~15:10
形式:Zoomを活用したオンライン勉強会
テーマ:食品ロス削減に向けて
新型コロナウイルスの影響で、Zoomを活用したオンライン形式で実施されました。
距離は離れていますが、静岡の皆さんと食品ロス削減について学びを深める機会となりました。
賞味期限の見直しに向けた新たな取組、ドキュメンタリー映画「もったいないキッチン」、
日付後退品の納品拒否ルール、フードロスを楽しく解決する新しい食のスタイル
「サルベージ・パーティ」、世界各国の食品ロス削減推進状況、
コロナ禍で発生した世界規模の食品ロスの実態などを紹介しました。
参加者の皆さんに、A4用紙5枚とマジックの準備を事前にお願いしました。
これらを使い、インタラクティブなやり取りでパソコン画面を通して
「消費期限」「賞味期限」「表示なし」のクイズを実施しました。
最後に食品ロス削減に向けて「できること」「取り組みたいこと」を書いていただき、
参加者全員で学びを共有しました。
★第1回 中部電力部グループ環境に係る意見交換会 に出席しました。
日時:2020年10月30日(金)14:00~15:30
場所:中部電力(株)本店 会議室
中部電力グループレポート2020(環境部分)および 中部電力部ループ 環境への取り組み2020
に対する評価、意見交換を行いました。
★(財)省エネルギーセンター講師派遣事業として、大府市役所主催省エネ講座を担当しました。
日時:2020年12月 7日(月) 13:30~15:00
場所:大府市 北山公民館
テーマ:エコな生活が未来を変える!家庭で取り組む冬の省エネ
担当者との事前打合せ時に、市民に省エネ行動を促すべく、省エネ実践行動で
家計費が節約できることも織り込んでほしい旨、要望がありました。
12月開催を鑑み冬の省エネに中心課題を置き、電気料金の削減に繋がる具体的な省エネ方法を紹介。
エネルギーとは?、エネルギーと環境、地球温暖化の仕組み、エネルギーと暮らし、
省エネの概要と必要性、冬の快適な住まいの省エネ、電気の基礎、家庭の節電取組、
省エネを知る、家電製品の上手な使い方・選び方、暮らしの省エネなどについて話しました。
参加者は男性、シニア世代が多い状況でした。
『スマートライフおすすめBOOK』 は拝読後、パートナーや家族に渡し、
省エネ取組を家族全体に広めてほしいと伝えました。
大府市は、「2050年二酸化炭素排出実質ゼロ」表明を来年1月に行われます。
それに向け、地域に根差した公民館で、市民を対象にした省エネ講座が実施されました。
大府市役所環境課係長と技師、北山公民館長も講座に参加くださいました。
終了後に関係者で情報交換の時間を持ちました。
コロナ対応として、講座は終始マスクをして実施。途中休憩を入れ、部屋の換気を行いました。
★一宮市主催、環境講座を担当しました。 講座の様子(一宮市役所HP)
日時:2020年12月 9日(水) 13:30~14:30
場所:一宮市 エコハウス138
新型コロナウイルスの影響で自宅で過ごす人が増え、家庭から出るプラスチックごみが増えています。
不織布マスクやマウスシールド、フェースシールド、消毒液容器、使い捨てビニール手袋など、
リサイクルできません。
今まで包装していなかった食品が、個包装されて売られるようになりました。
外食を控えることから宅配やテイクアウト利用が増え、ワンウェイプラスチック容器が
大量のごみになっています。
今、世界各国が同様の悩みを持っています。
私たちにできる事として10R+αの取組、愛知環境賞中日新聞社賞を受賞された渥美フーズさんの
醤油、味噌、米、ナッツなどの計り売り、リユース容器を使用した買い物、スマートコインなど、
ゼロ・ウェイストの取組も写真と実物で紹介しました。
脱炭素社会など環境問題への取り組みも合わせて行おうとする、アフターコロナの政策として、
「グリーン・リカバリー」の考え方が広まっています。
講座には、市議会議員も参加されていました。
ケーブルテレビICCの取材が入りました。
12/12~19日に「街ネタプラス」で繰り返し放送されました。
この情報は、環境カウンセラーの「メディア情報」欄に掲載されました。
第2回は2021年2月6日に「地球温暖化防止から防災を考える」と題した講座を担当します。
* 一宮市は来年4月から中核都市に移行します。