2021年

★2021年1月10日 夜に「電力の需給状況と節電へのご協力のお願い」が、電気事業連合会HPにUPされました。

https://www.fepc.or.jp/(トップページ、右欄)  https://www.fepc.or.jp/about_us/pr/oshirase/index.html

 電力の需給状況と節電へのご協力のお願いについて(続報) 1月12日プレスリリース

 https://www.fepc.or.jp/about_us/pr/oshirase/__icsFiles/afieldfile/2021/01/12/press_20210112.pdf

① 年末から続く厳しい寒さによる「電力需要の大幅な増加」

② 悪天候による「太陽光の発電量低下」

③ 火力発電の発電量増加等に伴う「LNG燃料の在庫減少」

などを主な原因として、電力需給の更なるひっ迫が予想されています。

昨年12月下旬以降、全国的に厳しい寒さが続き、電力需要が大幅に増加しています。

通常、北海道・東北電力などは冬に最大電力が発生して需給が逼迫します。

その他地域は、夏の冷房需要で最大電力が更新されますが、例年にない寒波の中、今日本は電力需要バランスの危機的状況にあります。

気象や世界情勢に影響されやすい、わが国のエネルギーの供給体制と需要の関係に、脆弱性を感じます。

その様な中、今、家庭で取り組めることは沢山あります。

日常生活に支障のない範囲で、電気機器の使用を控えるなど、電気の効率的な利用が重要です。

 ・冷蔵庫の温度設定を強→中または低に切り替える。(冷蔵庫は、家庭での電気使用量第1位)

 ・誰もいない部屋の照明、テレビ、エアコン、電気カーペットのスイッチを切る。(第2位、3位、4位、13位)

 ・ステイホーム中、家族がそれぞれの部屋でエアコンを点け、テレビや家電を利用するのを控える。

  (可能なら、ひと部屋で過ごす)

 ・エアコンは、外出時や寝る15~20分前にスイッチを切る。

 ・長時間家を空ける時は、温水暖房便座のスイッチを切る。(第7位)

 ・電力需要が多くなる朝と夕方に節電すべく、それ以外の時間に洗濯、掃除、アイロンなどの家事をする。

 (冬の平日の電気使用量は朝と、夕方から夜がピーク)

 ・タイマー等を活用してご飯を炊く、パンを焼く、洗濯機を作動する。   など

3連休明けは全国的に悪天候が見込まれており、電力需給がさらに悪化する可能性があります。

 これ以上、大きな混乱やトラブルが発生しないよう、節電・省エネが重要となります。



名古屋市食品ロス削減推進部会は、新型コロナウイルス感染症の影響で、書面開催となりました。(2021年2月)

 「食品ロスの削減の推進に関する法律」食品ロス削減推進法が2019年5月31日に公布、10月1日から施行されました。

 国民運動と位置付け、市町村に計画策定の努力義務が規定されました。

 昨年10月に名古屋市が募集した「なごや食品ロスしま川柳」コンテストの入賞作品が、動画としてYouTubeで公開中です。(16秒×4本)

 https://www.youtube.com/channel/UCqQ57G3D36GHkf52bER8AdA

 消費者庁は「賞味期限」の愛称・通称コンテストを実施し、「おいしいめやす」が内閣府特命担当大臣賞に選ばれました。

 期限表示の意味を正しく理解するため、「おいしいめやす」という愛称を活用し、普及啓発キャンペーンを2月1日から実施。

 https://www.caa.go.jp/notice/entry/022859/

 file:///C:/Users/asano/AppData/Local/Microsoft/Windows/INetCache/IE/1OD3VC78/consumer_education_cms201_210129_01.pdf

 「消費者庁のキッチン」には各地方公共団体から寄せられた「食品ロス削減レシピ」として、カボチャの種やワタも使ったsu

「使い切りレシピ」や、スイカの皮の冷やしおでん、スイカの皮入りお好み焼きなども掲載されています。

 https://cookpad.com/kitchen/10421939

 環境省はNewドギーバッグアイデアコンテストを開催し、昨年10月に飲食店での食べ残しの持ち帰り行為の新たな名称として

 「mottECO(もってこ)」を選定

 「mottECOもってこ」は「もっとエコ」「持って帰ろう」というメッセージが込められています。

 http://www.env.go.jp/press/108796.html



消費生活論文-消費生活をめるぐ諸問題 2020 (第22巻1号)」が完成し、NACS消費生活研究所HPに公開されました。

  電子版(PDF)から全文を拝読いただけます。(2021年2月7日)

  http://nacs.or.jp/.../%e3%80%8c%e6%b6%88%e8%b2%bb%e7%94.../

 輸入食品の安全性確保とリスクコミュニケーションに関する考察」に取り組みました。

  輸入食品の増加と食のグローバル化が進む中、日本の食料自給率は38%*。

  残りの62%は輸入食品を食しています。

  私たちの暮らしは様々な輸入食品に支えられ、成り立っています。

  その様な中、輸入された野菜や果物の残留農薬、ナッツ・香辛料のカビ、有毒魚類の混入、寄生虫、

  サルモネラ菌検出、輸送時の腐敗やカビなど、様々な食品衛生法違反が発生しています。

  健康被害の未然防止が重要なことから、厚生労働省は食品衛生法に基づき、毎年「輸入食品監視指導計画」を定めています。

  しかし、仕組みはあるのに守られていない事例や、輸出国によって衛生管理に対する認識が異なる事例、

  衛生管理が足りなかった食品、基準値を知らず輸出国で出回る食品を輸入するなどの事例が発生しています。

  輸入食品の監視体制は見えづらい状況です。

  消費者にとってわかりづらい、見えないことは不安につながります。

  輸入食品の安全性確保について、リスクコミュニケーションを深める重要性について考ました。


CSR検定2級に合格。CSR エキスパート認定を受けました。(2021年8月)


(公益社団法人)日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会(NACS) 消費生活研究所副所長を承りました。(2021年9月~)


★エコアクション21地域事務局大阪 の判定委員を承りました。(2021年10月~)

 エコアクション21は、環境省が策定した総合的な環境マネジメントシステムです。

 地域事務局大阪は、世界で新型コロナウイルスが蔓延し始めた2020年2月から、Zoomによる判定委員会に切り替え、

 オンライン開催されています。遠隔地から関われる状況整備に感謝しています。

 *豊田商工会議所「エコアクション21地域事務局とよた」判定委員(2010年~2020年)