日本生産性本部から、日本消費者協会が独立したのをきっかけに、生産性中部地方本部においても昭和39年中部消費者協会が設立された。
協会は、生産、販売、消費の公正な意思疎通を図り、消費者に対し商品の正確な知識を与え、
その利益を保護し、以って中部地区消費生活の向上をはかることを目的とし、生産性本部の
中立的性格を受け継いで、業界にも消費者にも偏しない中立的組織であった。
その後、名称を愛知消費者協会へ変更し令和3年度には50周年を迎え新たにホームページ開設した。
愛知消費者協会は、令和3年度、設立50周年を迎えることが出来ました。 これもひとえに設立
以来会員として消費者問題に真摯に取り組んでこられた先輩諸氏のご努力と、日頃より変わらぬ
ご支援をいただいた関係機関の皆様のお力と心より感謝申し上げます。
50年という半世紀の間、経済の発展と共に消費に対する意識や行動も大きく変容してきました。
消費者協会会員は、生活者の目線で日々の暮らしを見つめ、安全安心、そして豊かな暮らしを
全ての消費者が送れるよう、社会情勢を鑑み活動を続けてきました。
資料を振り返りますと、消費者課題に対して会員内での勉強会を重ね、アンケートなどの実態
把握、そののち行政・企業など対象団体と懇談会を実施し課題解決の道をひらく。更に全会員
や外部に向けて研修結果を発表するという成熟した団体であったことがわかります。
現在愛知消費者協会も会員の高齢化は否めませんが、志はぶれることなく取り組みに対して積
極的に参加いただき、4年前からは県民の皆様に向けた「消費者のつどい」を開催しています。
高齢者への消費者被害·若年層への消費者教育 · 食品の安全安心 · 食育の重要性 · 環境へ
の配慮等々SDGsに繋がる多様な課題に今後も取り組んでいかなければなりません。設立当時無
邪気な小学生であった私が、このような立場をいただき、意義ある団体活動に参加出来る幸せを
かみしめ、次代へつながる活動として会員の皆さまと共に更なる発展を目指していきたいと願って
おります。
私たちの暮らしは、考えも様式も非常に多様な選択ができるようになってきました。今こそ自身
がどう暮らしたいか、家族とともに話し合い、しっかりと社会を見つめながら選択して生きていく時
代といえるでしょう。今後も愛知消費者協会の活動へのご理解とご協力をお願い申し上げます。
・ 全国消費者協会連合会 https://jca-home.jp/rengoukai/
・ (一財)エルピーガス振興センター https://www.lpgc.or.jp/
・ 総務省 https://www.soumu.go.jp/
・ 東海郵政局 https://www.maff.go.jp/tokai/
・ 一般社団法人中部SDGs推進センター https://chubu-sdgs.com/