第51回中国・四国地区盲学校弁論大会
(広島大会)
6月12日、13日に広島県立広島中央特別支援学校で行われた第51回中国・四国地区盲学校弁論大会に、高等部普通科3年生の岡桐生さんが出場しました。『「苦手」と「障がい」』という演題で、校内弁論大会以降、原稿を手直しし、約7分間分の発表の原稿を暗記したり、読み方を工夫したりして、練習を積み重ねました。12日には交歓会があり、各県の弁士の方々と和やかな雰囲気の中、交流を深めました。13日の弁論大会本番では、緊張した様子でしたが、とても堂々とした素晴らしい発表をすることができ、奨励賞をいただきました。「障がい」という壁があって当たり前だと思っていた頃の自分に伝えたい言葉として、「壁はないんだ。『障がい』と『苦手』は一緒なんだ。だから、諦めず、自分のやりたいことを周りに伝えていこう。そうすればきっとうまくいく。」と真っ直ぐに気持ちを込めて伝えました。
岡さんからは、「今回中四国盲学校弁論大会に出場して、上には上がいることを実感しました。今年は、自分でも昨年よりも上手くなっていると思っていました。でも、他の学校の弁士は、みんな僕より上手くて驚きました。まだまだ上がいることを実感したと共に、理療科に入学できたら、来年も頑張ろうとも思いました。」との感想が聞かれました。
リハーサル
交歓会
広島中央特別支援学校 玄関前