「手でみる作品展」
R7年2月8日(土)・9日(日) 於:イオン松江ショッピングセンター
盲学校作品展は、平成8年度(初回:平成9年2月 会場:NHK)から開催し、29回目の開催です。イオン松江ショッピングセンターでの作品展は12回目になります。
当日は寒波が到来し、松江市にもたくさん雪が降り積もりました。心配しましたが、児童生徒が作品展会場に行き、自分たちの作品を見たり触ったりして鑑賞しました。また、中学部、高等部普通科の生徒は、当番活動を行いました。来場者にアンケートのお願いをしたり、記念品(中学部1年生が作業学習で点字新聞を再利用した封筒を作りました)をお渡ししたり、点字体験の対応をしたりしました。積極的に自分から来場者に声を掛ける姿、来場者に分かりやすく伝えようとする姿、新聞記者さんの取材に自分の言葉でしっかりと応える姿・・・生徒たちの成長を感じました。音楽部は合唱発表を行いました。「Sing」「うたうたう」「おひさま」「未来へ」の4曲を披露しました。
雪にもかかわらず、沢山の方々に来場していただきました。ゆっくりじっくり作品を鑑賞したり、児童生徒と会話を交わしたりしていただきました。たくさんの交流をもつことができました。
ご来場いただきました皆様、ありがとうございました。また、たくさんの感想を寄せていただき、ありがとうございました。
そして、毎年、会場を提供してくださるイオン松江ショッピングセンター様に心より感謝申し上げます。
【生徒感想】
・初めて作品展に参加しました。盲学校の作品展は地域の人と関わることを知りました。
・うまく話せるか心配でしたが、自分からどんどん声を掛けることができました。大きな声を出すことは恥ずかしかったけれど、ハキハキと話せました。
【来場者感想】
・初めて点字を教えてもらいました。とてもわかりやすく教えてくれました。
・音楽部のみなさんの合唱を聴きました。とてもすてきなハーモニーで、いやされました。また聴きたいです。
・目が不自由な方に対してのイメージが、この展示を見ることで変わりました。色がきれいにぬられていたり、細かい部分も描かれていたり、工作など、心を動かされる作品でした。
・普段の暮らしで意識したことのない視点や表現が興味深かったです。
・手でさわることで、目でみるのとはまた違うことを感じることができました。手の感覚で細かいことを把握するのは大変なことだと思った。すごいな!!
・さわって鑑賞が楽しかったです。
・触れて鑑賞することで、作者にぐっと近付けました。
・「触ってください」とあったので触りました。触れながら頭の中に書いていくのですね。
触って鑑賞
アンケート・記念品渡し
作品説明
アンケート用紙準備
点字体験対応1
点字体験対応2
取材係による写真撮影
音楽部発表