理療科生徒の卒業後の進路は、以前はあん摩・はり・きゅうの治療院や病院への就職、開業が主でしたが、近年は高齢者施設や訪問マッサージ事業所への就職が多くなっており、以前にも増して高齢者への接し方やリハビリテーションについての基本的な技術・知識が求められるようになりました。
そのような状況を踏まえ、8月29日(木)、理療科3年生を対象に高齢者学習を行いました。
耳や言葉が不自由な方との接し方についての説明を聞いた後、「パタパタパタ」「タカタカタカ」などと発生しながら嚥下訓練の練習をしました。続いて、関節の拘縮に対するリハビリについて実技を交えて学習しました。
生徒は真剣に学習に取り組み、「臨床実習でも試してみたい!」などの感想が聞かれました。
卒業後も自ら学ぶ意欲を持ち続け、さらに知識・技術の向上に努めてほしいと思います。
足指の拘縮リハビリを受ける様子
膝の拘縮リハビリを練習する様子