オープンアクセスを実践する主な方法について、簡単に説明します。
論文をオープンアクセスにするには、セルフアーカイブによって実現する方法(グリーンOA)と、学術雑誌自体をインターネット経由で誰もが無料で読めるようにする方法(ゴールドOA)があります。 ゴールドOAは、さらに学術雑誌の種類によってフルOA誌とハイブリッドOA誌に大別されます。
グリーンOA(グリーンオープンアクセス)
著者自らが自著論文をリポジトリなどに登録(セルフアーカイブ)することで、無料で公開する方法です。本学では、UTokyo Repositoryを運用し、グリーンオープンアクセスを実現できます。
ゴールドOA(ゴールドオープンアクセス)
著者等が論文出版料(APC: Article Processing Charge)を支払うことにより、学術論文を無料で読めるようにする方法です。一部の出版社については、本学のジャーナル契約に付随して、オープンアクセス誌掲載料(APC)の支援・免除・割引があり、主にハイブリッド OA 誌で論文をオープンアクセスとすることができます。
フルOA誌とハイブリッドOA誌とは?
・フルOA誌(フルOAジャーナル):出版される論文のすべてがオープンアクセスで公開されるジャーナル。
・ハイブリッドOA誌(ハイブリッドOAジャーナル):雑誌自体は有料の購読誌で、著者がAPCを支払った論文のみOAとするオプションを備えた雑誌。
東京大学附属図書館では、以下のとおりオープンアクセスを支援しています。
グリーンOA
学術雑誌論文の著者最終稿、紀要論文、その他学術成果を公開したいとき
案内ページ:リポジトリ上でオープンアクセスにする
担当:UTokyo Repositoryサポート utrepo[at]lib.u-tokyo.ac.jp
登録依頼方法はこちら:コンテンツの登録方法
ゴールドOA
出版社の発行するオープンアクセス誌の掲載料(APC)の支援
案内ページ:雑誌上でオープンアクセスにする
担当:附属図書館情報管理課 お問合せ
(最終更新日:2025/03/10)