2005年

2005.12.23 JFSクリスマス・キャンドルナイト

FS(ジャパン・フォー・サステナビリティ)のボランティアと会員の皆さんが参加するクリスマスキャンドルナイトに昨年に続いて「手打ち蕎麦」のオファーがあり出張してきた。

メニューは「手打ち蕎麦」と「蕎麦掻ぜんざい」の二品を作った。蕎麦掻ぜんざいはIHヒーターが原因なのか,そば粉が焦げ付いてしまい反省点となった。

今回は小生だけの参加となったが,事務局の三枝信子さん,西条江利子さんに,お手伝いいただき助かった。

2005.12.03 個人そば打ちレッスン(2)

手打ちそば速習コース(4回12時間・1回3時間)の鈴木さん2回目、前回みくにそばクラブ部長の内藤さんから基本コースを受けたやる気満々の大手生命保険会社勤務の大塚さんとみくに社の赤石さんの1回,2回目の3人を行なう。

日時:9:30~15:00

場所:さわやか会館

受講者:午前午後2回・大塚さん、赤石さん

     午後1回鈴木さん

やはり最初は麺棒の使い方からだ。

前回の鈴木さんは家で練習してくるとのことことだったがやはり忙しくて出来なかったとのこと。

その結果として「丸出し」に時間がかかってしまった。

大塚さん、赤石さんの課題は「練り」だ。麺体をつぶしてしまう為,回転しなくて皺が方々に出来てしまう。両手を広げて練ることで少し改善された。

結局お二人は500gを4回=2kgを打った。

最後の500gで大塚さんは麺棒の「強い延し」の感覚をつかんだようだ。

2005.11.19 個人そば打ちレッスン

手打ちそば速習コース(4回12時間・1回3時間)を開講して10人余りの指導を行なってきた。マンツーマンで基本をみっちり習得し、あとは打つ回数を増やせば飛躍的に上達することを実証してきた。

今日の生徒は越生町の鈴木さん、そば道場には通って週1回は打っていたが混雑していて、じっくり先生見てもらえずに自己流でそば打ちをやってきたがどうも壁にあたってなんとかしたいとのことで以前知り合いになった関係でお引き受けをすることになった。

鈴木さんは趣味の陶芸で自作の器を使って手打ちそばを振舞いたいとの目標がある。

1回目はまず麺棒の使い方からはじめる。

麺棒の基本を身につけないと時間がかかってしまい麺体が乾燥し品質の悪いそばになってしまう。

強い延しと調整延しの2通りを習得しなければならない。

強い延しは主に「丸出し」の時に使い,調整延しはその他全般につかう。

テレビを見ながら家で練習するため練習用の麺棒をお貸しした。

次に500gを2回続けてくくりまで,そのあと延しを続けて2回行なうとなんとなく感覚がつかめる。

「3時間は長いなあと思ったけどあっという間でした」と鈴木さん

2回目は12月10日(土)にそれまでに麺棒がうまくなっているといいのだが・・・

2005.11.13所沢市荻野宅

埼玉県所沢市の荻野宅に出張蕎麦パーティに行ってきた。

おばあちゃん、お母さん、お父さんのために美味しいそばを食べてもらいたいとの荻野さんの要望で友達も招待しての8名のパーティである。100年以上の歴史のある荻野家はメンテナンスがしっかりしていて周りの30階建てのマンション郡の中にその存在感を主張している。新旧の対象でよく写真の撮影に来るという。

まずは蕎麦打ちの披露、そしてメニューは6品、蕎麦味噌,おぼろ豆腐のそばつゆかけ,天ぷら6種(えび・しし唐・サツマイモ・かぼちゃ・椎茸・えびと三つ葉のかき揚げ),出し巻き卵,蕎麦雑炊,わらび餅の提供となった。

台所をお借りして(2つもある)快適に調理できた。

2005.10.09北本市民カレッジそば教室(5回目・最終回)

北本市の人材図書館,市民カレッジ「手打ちそばを体験してみませんか」は最終回となった。

きょうは「北海道の新そば」を使う。ほんのりと薄緑が新鮮だ。

5回目とあって生徒の皆さんもずいぶん慣れてきて早く打てるようになった。

時間が早くなってきたことで麺体もしっとりしてるうちに切りに入ることが出来てきょうのそばはきっと美味しいと思う。

そば料理は「そばがき」を作る。海苔にそばがきと薬味を乗せて手巻き風にして食した。

終講式は教育委員会生涯学習課の芝崎さんが挨拶をおこない8月28日から5回の蕎麦教室を終了した。

皆さんお疲れ様でした。

2005.09.25修善寺龍泉寺法戦式出張そば打ち(100人)

静岡県伊豆市修善寺にそば出張打ちに行って来た。知り合いの吉見町の柴崎大心さんの法戦式(ほっせんしきと呼ぶ)の祝膳に手打ち蕎麦を提供する依頼があった為である。

法戦式というのは一人前のお坊さんとなるために通過すべき三つの儀式の一つであり。最初は「得度式(とくどしき)」でお坊さんの入門の式,二つ目がこの「法戦式」である。これは禅宗の法要の中でも一番華やかで迫力ある儀式である。

首座(しゅそ・・・住職に代わって仏法を説くことが許された者)が大衆の前で,この坊さんと大声で問答を展開する式でいわゆる卒業試験見たいなものである。

三つ目が「晋山式(しんさんしき)」で住職としての披露の式である。

2005.09.11北本市民カレッジそば教室(3回目)

北本市の人材図書館,市民カレッジ「手打ちそばを体験してみませんか」の3日目講習をおこなった。

今日のテーマは「蕎麦打ちの流れを体得してみる」。

1,2回は蕎麦打ちの流れを3回に分けて実習してもらったが,今回は「水回し」から「切」りまで一気にやってしまうということである。

見本打ちはアシスタントの「みくに蕎麦クラブ」の土屋さおりさんにお願いした。

非力な女性でもこんなに簡単に蕎麦が打てるんですよ!という狙いがあったからである。

小生はとなりで解説を行なった。切りが終わると生徒の皆さんから拍手があがりこの狙いは成功した。

さて,実習は45分以内にと時間設定をしたが全員時間内に終了した。

生徒の皆さんはずいぶん慣れてきたようだ。

技術編では「麺棒の使い方の基本」を説明し家に帰ってからTVを見ながらの練習を勧めた。

2005.09.04北本市民カレッジそば教室(2回目)

北本市の人材図書館,市民カレッジ「手打ちそばを体験してみませんか」の2日目講習をおこなった。

先週の打った蕎麦がぶつぶつ切れてしまったのは4名だった。

8割の人が長くつながったそばを食することが出来たことになる。

二八の中力粉という難しい材料での蕎麦打ちと初回を考えるとまあまあと思う。

今回は全員がつながった蕎麦を目指して挑戦してもらった。

2回目とあって時間は大幅に短縮できた。試食を含め2時間30分(前回は3時間20分)

時間は蕎麦の品質と大きく関係するので次週にその結果を聞くのが楽しみだ。

生徒さんの一人「今日は孫を自宅に招いて私のそばを食べさせるの」なんともうれしい言葉を聞いてしまった。

2005.08.28北本市民カレッジそば教室

北本市の人材図書館,市民カレッジ「手打ちそばを体験してみませんか」の初回講習にいって来た。

10月9日までに5回のコースを開催する。定員の18名が参加した。

目標として

1.家庭にある道具を活用して気楽にそば打ちが出来るようになる。

2.少なくとも長くつながったそばを食することが出来る。

3.お客様に手打ちそばを振舞うことが出来る。(ここまでいきたい)

300gの二八そばでそば打ち挑戦をしてもらった。

初日の今日は”とにかくそばを打ってみる”がタイトルで水回し,延し,切りの3つに分けてそれぞれを講師が打ってみてそれを見て受講者が打つという方式でおこなった。

初日としては受講者のそばの出来具合もまあまあというところに終わったと思う。

試食では講師が打ったそばを食べてもらった。

アシスタントとして「みくにそばうちクラブ」の3名(内藤さん,石切山さん,土屋さん)が手伝ってくれた。

2005.08.19みくにそば打ちクラブ

みくにそばクラブの例会に参加した。

小生の役割はそば打ち道具のセット。夕方6時開会のため4時から準備を始める。後は栗原顧問と内藤師範代が親切丁寧に指導している。500g打ちで700円,会社のクラブならではのリーズナブルな価格だ。

2005.07.23みくにそば打ちクラブ(ダッタンそば)

ひさしぶりに,みくにそば打ちクラブで「ダッタンそば」を打ってみた。

先週、ダッタンそばゼリーを作ってから無性にダッタンそばを食べたくなった。

普通のそばの100倍含まれている「ルチン」をとってどろどろであろう血液をさらさらにしたいととの思いがあるからかもしれない。

きょうは「ざる」で氷で少し長めにしめて食してみた。

素朴な味である。モンゴルの平原のそば畑を想像しながら・・・

この次はぶっかけを食べてみよう。

2005.06.05 陶芸と手打ちそば

みくに蕎麦クラブの金井照明さんの紹介で梅林で有名な埼玉県越生町にある陶芸の「おっぺ窯」に蕎麦クラブのメンバーと行ってきた。

「おっぺ窯」のオーナーである鈴木輝昭社長(鈴や総業株式会社・049-236-0008)は取引の関係で金井さんと知り合い「蕎麦」の話から親交が深まった。

「おっぺ窯」のすぐ下に流れるせせらぎは越辺川である。”おっぺ”はここから来ている。

越辺川はこの先の黒山三滝が源流でここより越生梅林を抜けて、比企郡鳩山町で鳩山町を源流とする鳩川と合流する。

「おっぺ窯」の前オーナー西山ご夫妻が高齢のため売りに出していたのを鈴木社長が購入してオーナーとなったわけである。

「おっぺ窯」は越辺川脇の傾斜を巧みに利用し,陶芸教室,ギャラリー,越辺川をすぐ下に見下ろす喫茶室,はなれにバーベキュー小屋と,うまく配置してある。

鈴木社長はどのようにここを経営していくか色々思案中であるが、その一つとして今日は陶芸教室の生徒さんに「手打ち蕎麦」の提供をしようということとなった。

2005.05.14 マノーラの生徒

英会話の先生であるマノーラから生徒(小生も生徒であるが・・・)のための手打ち蕎麦講習の依頼があり鴻巣市のあたご公民館にでかけた。アシスタントはみくに蕎麦打ちクラブの内藤信行さんと土屋さおりさんにお願いした。

生徒は10名(女性7名),300gの手打ち蕎麦講習と試食で時間は2時間30分,ほとんどの人が蕎麦打ちははじめての経験である。

家庭にある道具で気楽に打ちましょうと二八蕎麦に挑戦し,皆さん立派に(太さはまちまちだが)打つことが出来た。

小生が打った蕎麦で茹で方の講習もかねた試食では「蕎麦ってこんなに美味しいの!」と絶賛の声,この声を聞くと疲れも吹っ飛んでしまう。

当日の模様は写真で・・・

2005.04.30 300人パーティでのそば提供

横浜市の佐々木さん(小生在職中の先輩)から「300人に手打ち蕎麦のサービスができる?」との問い合わせがあり「もちろんできますよ」と返事をしたのが3ヶ月前のこと。先の話だからと、その時は思っていましたが時間が迫ってくると300人への蕎麦提供の大変さがわかってきました。しかし、請けた以上はなんとかやりきらなければならないというのが「早川庵」の真骨頂です。

事前打ち合わせは4月5日、依頼主のさいたま市の「新日本ビルサービス株式会社」の関根社長を佐々木さんと訪ね内容確認をしました。

関根社長は会社の慰安パーティに美味しい「手打ち蕎麦」を皆さんに食べて喜んでもらいたいとのこと。そのパーティは、ビルメンテナンスサービスを行っているパート社員に対し「さわやか社員報奨パーティ」と銘打って今回で8回目、社長以下、社員全員でパートさんにサービスをするという、いまどき珍しい社員を大切にするいい会社です。パート社員というと安い賃金で使い捨てのイメージ(言葉が悪い)があります。関根社長の従業員に対する熱い思いを強く感じ、これはやりがいがあると思い「わかりました」と心強く返事をしてしましました。


4月19日にはパーティ会場の「浦和ロイヤルパインズホテル」で関根社長とパーティ担当の染谷芳光リーダーそしてホテルの担当マネージャーの陸川義男さんの現地打ち合わせを行いました。

パーティ会場とお借りする厨房を見せてもらいました。

さすが、親会社が松下電器のホテルだけあって設備、従業員の対応は一流です。

パーティ日時は4月30日(土)4時30分~7時30分


打ち合わせも終わり、さて、まずは300人分の「蕎麦打ち」、そば粉22kg、割粉6kg、打ち粉5kgを用意し

みくに蕎麦打ちクラブの内藤さんと2人で打つことになりました。当日打つことは無理なので前日と2日で打ちました。

小生が前日の29日朝8時から夕方4時まで1.25玉(外2)で13玉(160人前)を打って冷蔵庫に保管、その夜、内藤さんと合流し2人で6玉(75人前)を打ち、残り(65人前)は当日朝打って300食完了しました。

もりつゆは24リットル(返し8.9リットル、出し15.1リットル、かつお節1.5kg)前日仕込んでおきました。

反省点:

1.最後の3テーブルは時間に間に合わなく盛り合わせの(1テーブル3ざる)の提供になってしまった。

  パーティ時間内(2時間弱)に提供するためには1回10人前提供で4分かかるので「茹で」をもう1箇所必要

2.1人前(150g)の量が多い

3.もりつゆは猪口に80g入れたがほとんど余して戻ってきた。良く考えると徳利に入れて蕎麦湯まで含めて80g

  なので40~50gでいいと思った。

4.猪口と盛りざるは人数分必要、それぞれ100セット用意したが時間通り回収できなく一部停滞した場面があっ

  た。最後はホテルから猪口を借り手の提供となった。

2005.03.18 みくにそばの会例会

今年2回目の例会です。

講師として参加しました。

参加者10名(講師2名,お手伝い1名)いつもの通り500g打ちで7:3蕎麦の強力粉使用です。

10名一斉にはじめました。まずは「水回し」から「くくり」までを講師が見本打ちをし,生徒が「くくり」までをおこない次は講師と一緒に「切り」までを行う2段階で行いました。

適正加水量は47%とあらかじめ決めておいたのでスムースに行うことができました。

2005.02.08-09 築地そばアカデミーランチタイム

築地そばアカデミー開業総合科の最終週の火,水の2日間は恒例の「ランチタイム」です。

この2日間でお客さん相手に開業の体験を行うというわけです。小生は手伝いに行ってきました。

始電(5時36分)で出発,7時前には築地教室に到着,すぐにそばつゆ作りから材料に仕込み,蕎麦打ちと11時45分の開店まではあっという間に過ぎていきます。2日間とも「まかない食」も取れないままの開店になりました。

今回は3名の生徒が開業を目指して奮闘してました。

初日の8日は朝からの冷たい雨でお客の足は遠のき18名と低調でしたが,9日は38名のお客でそこそこ忙しい体験をしました。

2005.02.04 築地そばアカデミーそば打ち体験&パーティ 手伝い

法曹関係の50名の「蕎麦打ち体験とパーティ」の手伝いに行ってきました。

築地の教室に50名が入るのは多分始めのことと思います。打ち台が8台ですから,一台あたりに6名が並ぶ感じとなります。そんななかで300gの体験打ちは和気藹々と進められ打った蕎麦はおみやげとして持ち帰りました。

パーティはおぼろ豆腐,玉子焼き,ざる蕎麦とドリンク1杯(ビール,ウーロン茶)と質素なメニューでしたが皆さん満足した様子でした。

05.01.23 吉見町・柴崎宅

30年来のお付き合いのある吉見町の柴崎宅の「新年会」に蕎麦とその料理を提供してほしいとの依頼があり,お邪魔しました。

もともと自宅と隣り合わしたところにスナックを営業しているので料理に関してはプロなのです。

いささか緊張しながら厨房を借りて7品の蕎麦と関連料理を提供しました。

お客さんは柴崎さんが日頃お世話になっている17名を招待しての新年会です。

提供メニューは

1.揚げ蕎麦

2.蕎麦味噌

3.出汁巻き玉子

4.蕎麦屋の焼き鳥

5.蕎麦シューマイ

6.二八蕎麦(ざる)

7.蕎麦雑炊