流星

明治４年に開拓使が米国より購入した。

馬名：流星（りゅうせい）

性別：牡

父：不明

母：不明

毛色：栗毛

生年：不明

死年：不明

産地：アメリカ

■解説

・明治４年に開拓使が米国より購入した。

・どの資料にもこの一文しか載っていない。（あとは栗毛だという所）

・「産駒成績は？」「移送先は？」「死亡年は？」一切分からない。

・正直本当に存在したのかも怪しい。

・当初「富士越」と「流星」は同馬であると思っていたが、七重官園行きの年が「明治４年」という点（富士越は明治６年）と、「米国産」という点（富士越はアルジェリア産）を見る限り、どうも別の馬なのではないかと思えてきたので、この項目を作成した次第である。

■遍歴

・1871(M4)：北海道開拓使が購入し、七重官園にて種牡馬として供した。

・その後は不詳

【資料１】拓地殖民要録

明治５年米国より購入するところの「アラツキプリンス」、及び前年移すところの流星号をもって種馬とす。

【資料２】拓地殖民要録第２

明治４年　種馬米国産流星号を七重開墾場に入る。これ本道洋馬輸入の始とす。

【資料３】輓近大日本拓殖史

而して洋馬輸入は、明治４年前国産(*)流星号（栗毛）を七重開墾場に移したのをもって嚆矢としている。

*「米国産」の誤りだろう。

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