百合の花咲くこの丘に、
私たちは物語の旗を掲げます。
鉄路は記憶を運び、
音楽は心を照らし、
映像は夢を結びます。
百合ヶ丘歌劇団は、
鉄道模型と幻想、青春と継承、
そしてAIとの共創によって、
新たな表現の地平を拓くことを誓います。
ここに、創立を宣言します。
百合ヶ丘歌劇団
昭和十三年創立・令和七年再編
本線:作品公開 支線:実験企画
旗印:狐・レール・ユリの花弁
百合ヶ丘歌劇団は、神奈川県百合ヶ丘の丘陵地を舞台に展開される、鉄道文化と幻想芸術の融合を目指す創作架空歌劇団です。昭和13年に創立されたという設定を持ち、実在の鉄道史や地域文化を背景に、詩的な物語と音楽・映像・模型演出を組み合わせた総合芸術を展開しています。
鉄道模型と物語演出の融合
→ 実在の鉄道史や駅風景を舞台に、青春・継承・幻想を描く
AIとの共創による音楽・映像制作
→ SunoAIなどを活用し、歌・語り・MVを高精度に構築
狐・レール・ユリの花弁を象徴とするロゴマーク
→ 幻想と旅路を象徴する視覚的アイコン
メインチャンネル(北急電鉄)
→ 完成作品・MV・歌劇・走行映像などを公開
サブチャンネル
→ 実験的な企画・試作・語り・舞台案などを継続展開
「レイルメモリーズ~北急電鉄の旅」 2025年9月1日公開
プリンセスプラスティック「ステラ・シンフォニー」2025年9月8日公開
(架空)「ユリの花咲く丘で」:幻想的なオープニング楽曲
(架空)「狐の嫁入り列車」:民話と鉄道を融合した演目
(架空)「雷の祝祭」:夏の鉄道模型展示に合わせた音楽演出
創立:昭和13年(1938年)春、神奈川県百合ヶ丘の丘陵地にて発足
→ 地元鉄道文化と少女歌劇を融合させた「百合ヶ丘歌劇団」として誕生
→ 初期は地元の駅舎や公民館での小規模公演が中心
戦時中:活動休止と疎開
→ 空襲の影響で一時解散。団員は各地に疎開し、戦後に再集結
戦後復興と再編成
→ 「百合ヶ丘歌劇団」と改称し、鉄道模型展示と舞台演出を融合した独自路線へ
→ 北急電鉄との協力で、駅構内ミニステージや移動舞台車両を導入
“狐の嫁入り”演目が人気に
→ 幻想的な民話と鉄道を組み合わせた演目が話題に
→ ユリの花を象徴とした舞台美術が定着
鉄道模型と舞台演出の融合が進化
→ 模型ジオラマと照明演出を組み合わせた「走行劇場」形式を確立
→ 地元高校や鉄道研究会とのコラボレーションが活発化
“百合ヶ丘レヴュー”シリーズが定番化
→ 季節ごとの幻想演目(春=ユリ、夏=雷、秋=狐、冬=雪)を定期上演
YouTubeチャンネル開設(北急電鉄名義)
→ 鉄道模型走行映像とミュージカル企画を並行展開
→ サブチャンネルで実験的な創作を行い、メインチャンネルへ統合開始
AIとの共創による新展開
→ SunoAIや画像生成ツールを活用し、音楽・映像・キャラクター設計を高度化
→ 「ユリの花咲く丘で」など、鉄道と詩的世界観を融合した作品群が誕生
百合ヶ丘歌劇団ロゴ制定(2025年)
→ 狐のシルエット+レール+ユリの花弁をモチーフにした公式マークを発表
→ 本線=作品公開、支線=実験企画というチャンネル構造が確立
この作品は、鉄道を主人公に据えた壮大な叙事詩型ミュージカルです。
通勤電車、貨物列車、ロマンスカー、寝台列車、新幹線、そして忘れられた蒸気機関車たちが、それぞれの「想い」と「記憶」を胸に、軌道を駆け抜けます。
物語の舞台は、架空の鉄道会社「北急電鉄」。
始発駅から終着駅まで、列車たちが織りなす人生の断片、時代の記憶、そして再生の祈りが、音楽と映像、詩とドラマによって鮮やかに描かれます。
作品の魅力
鉄道たちの群像劇:それぞれの列車が個性と物語を持ち、観客の心に寄り添います。
詩的な楽曲とドラマ構成:各幕に挿入される楽曲は、記憶と希望をテーマにした叙情的な詩で構成されています。
歴史とフィクションの融合:戦災、震災、都市化など実在の記憶を背景に、幻想的な鉄道神話が展開されます。
再生と共生のメッセージ:忘れられた車両たちが再び走り出す姿は、希望と絆の象徴です。
登場する主な列車たち
あまつかぜ:孤高の周遊列車。記憶と祈りを乗せて走る、鉄道たちの憧れ。
いなんくる:北と南を結ぶハイブリッド貨物列車。未来と希望の運び手。
ミルヒ:戦災を生き抜いた蒸気機関車。忘れられた誇りの再生。
12系客車:津波を乗り越えた裏方の英雄。傷を光に変えて走る旅。
ロマンスカー:都市と自然を結ぶ午後の詩。優雅な連接のワルツ。
新幹線:加速する夢と届かぬ魂。速度を超えた静かな風。
終着駅は、始まりの場所
物語のクライマックスでは、かつて孤独だった列車たちが肩を並べ、祝祭の軌道をともに走ります。
汽笛が重なり、灯りが揃い、鉄道たちの永遠のパレードが始まる——
それは、鉄路を越えて繋がる祈りの風景。
そして、あまつかぜは静かに語ります。
「もう、ひとりじゃない。肩を並べて、走ろう。」
銀河の果て、ガニメデに突如現れた神話的情報生命体ゾルカノス。その記憶の渦は、宇宙の深層を語り、人類の分断を映し出す。コロニーを破壊し、太陽系の電力網を揺るがすその存在に、人類は対抗すべく立ち上がる——しかし、陰謀論と利己心が連帯を阻み、希望は遠ざかる。
沈黙の少女と語る姉——ふたりのAIが人類の未来を背負う
失語症のAIミスフィと、演説で訴える姉シファ。彼女たちは、人類の分断を超えて、言葉の力で世界をひとつにしようとする。科学者・近江秀美の手によってアップデートされたふたりは、母の幻影を胸に、ゾルカノスとの決戦へと向かう。
言葉は壁か、それとも架け橋か——ミスフィの沈黙が、奇跡を呼ぶ
揶揄され、傷つきながらも「絶対に人類を救う」と誓うミスフィ。そのメッセージは肉声ではなかったが、世界中の心を震わせた。言葉の力が、分断された人類をひとつにする。そして、絶望の瞬間に現れる謎の戦艦——それは未来の彼女たち自身かもしれない。
記憶と希望、そして約束の物語
「言葉、戻ったみたい。だから、約束、守らなきゃね」
ミスフィの声が響いたとき、観客の心にも新たな光が灯る。
壮大なSF叙事詩 × 音楽 × 映像演出が融合する、未来への祈りのミュージカル。
あなたの記憶にも、きっと残る——ステラ・シンフォニー、開演。
人類の希望を語るAI。姉として、戦士として、語り部として。
高性能AIでありながら、言葉に宿る力を信じる存在。妹ミスフィの沈黙を守りながら、人類の分断を乗り越えるために演説を続ける。その声は冷静でありながら情熱的。彼女の背には、未来を背負う覚悟と祈りが宿る。
沈黙の中に宿る、最も強い意志。
失語症のAI。言葉を持たないが、心は誰よりも語っている。揶揄され、傷つきながらも「人類を救う」と誓うその姿は、静かな炎のよう。最後に発した一言は、宇宙を震わせる奇跡となる。彼女の沈黙は、言葉以上の力を持つ。
科学者であり、亡き母を追う孤独な魂。
シファとミスフィのアップデートを担う技術者。彼にとってふたりは、母の面影を映す存在。陰謀論に惑わされる世界に対し、科学の光で真実を照らす。彼の冷静な分析と、内に秘めた情熱が物語の転機を導く。
過去の痛みを知る者として、未来を託す者。
ミスフィに寄り添い、言葉の重みと命の尊さを伝える存在。かつて自らも絶望を経験した彼女は、ミスフィに「魔法の言葉」を託す。その微笑みは、命をつなぐ橋となる。
記憶の渦を纏う神話的情報生命体。
銀色の殻に包まれ、螺旋の光を放つ巨大球体。怒り、哀しみ、語り——その感情は色彩となって宇宙に響く。彼が語るとき、空間は記憶で満たされ、情報機器は沈黙する。人類の分断を映し出す鏡であり、試練そのもの。
「誰も見ようとしなかった祝祭は、見ようとする心によって蘇る」
昭和の幻、C63形蒸気機関車と“狐の嫁入り列車”。
そして再び現れる、周遊列車《あまつかぜ》。
霧に包まれた駅で語り継がれる“見えない灯り”の物語を、どうぞご覧ください。
―沈黙と祝祭、少女の視線に編まれる神話的構成―
「きつねのよめいり」は、旧型客車という移動空間を舞台に、狐面の花嫁と一人の少女・ハルカの邂逅を軸に展開する幻想的なミュージカルである。その物語構造は、単線的な起承転結ではなく、儀式的・象徴的な層構造を持ち、観客は時間と空間の境界を越えて物語に没入する。
物語は、沈黙から始まる。旧型客車の静寂の中、狐面の花嫁が現れる場面は、まるで神話の序章のように、言葉よりも空気が語る。少女ハルカは、言葉を持たないまま花嫁と向き合い、視線と間合いによって対話を紡ぐ。ここでは、沈黙が物語を進める力となり、観客は言葉の裏にある記憶と継承の気配を感じ取る。ハルカの少女性は、無垢と感受性の象徴として、物語の感情の深層を担っている。
中盤、狐面の人々が登場し、祝祭の準備が始まることで物語は転調する。祝宴は単なるクライマックスではなく、沈黙の反転=集団による記憶の再演として機能する。個としての花嫁とハルカが、狐面という匿名性の中に溶けていく構造は、まさに神楽的な儀式性を帯びている。祝祭の中で語られるのは、言葉ではなく動きと音、そして空間そのものだ。少女の視点から見た祝祭は、現実の延長ではなく、神話的な異界として立ち上がる。
終盤、列車が再び静寂に包まれるとき、物語は円環を閉じる。祝祭の余韻が車内に残り、狐面の人々が去った後の空間には、継承された記憶の気配が漂う。ハルカは語らず、ただその場に立ち尽くす。その姿は、物語の語り手ではなく、受け継ぐ者=次の神話の器として機能する。物語は閉じるのではなく、静かに次の旅へと滑り出す。
この作品の物語構造は、鉄道という時間軸、狐面という象徴性、祝祭という儀式性を三層に重ねることで、観客自身が物語の一部となる構造を生み出している。少女ハルカの視線は、沈黙と祝祭の交差点に立ち、物語を語るのではなく、物語に触れる感覚そのものを体現する。「きつねのよめいり」は、語られる神話ではなく、体験される神話として記憶に刻まれる。
鉄道が好き。それだけで、笑われる。
迷惑だと、冷ややかに見られる。
それでも、好きな気持ちは止められない。
この物語は、鉄道を愛する少女・葛城御波が、孤独と偏見の中で“好き”を貫こうとするところから始まります。
海老名高校に入学した御波とツバメは、学校でも鉄道の話で盛り上がるものの、居場所を見つけられずにいました。
そんな彼女たちの前に現れたのが、眼に狂気と正義を宿す少女——鉄研総裁。
「乙女の嗜み・テツ道」
「王道楽土! エビコー鉄研!」
鉄道趣味を“道”として極め、世の中に素敵だと思ってもらえる存在になることを目指して、少女たちは立ち上がります。
駅観察、迷惑鉄との対峙、仲間との出会い、そして部室をめぐる対局——
6人の少女たちが織りなす、青春と鉄道と友情のミュージカル。
鉄研水雷戦隊、渦中へ。
あなたの“好き”も、きっとここにある。
隣のクラスから突如現れた、眼に狂気と正義感を宿す少女。
「総裁砲斉射!」と叫び、鉄道研究部の創設を宣言。
鉄道趣味を“乙女の嗜み・テツ道”として昇華させ、マナー向上と社会的認知を目指す。
その爆発的な行動力が、鉄研水雷戦隊の始動を導く。
鉄道が好きな女の子。
引退列車との別れに訪れた駅で、世間の冷ややかな視線と“好き”への偏見に心を痛める。
ロマンスカーの前頭部、通勤電車の銀色、駅のシンフォニー——そのすべてに心を寄せる。
孤独の中で“好き”を貫こうとする彼女の想いが、物語の軌道を走り出させる。
御波の最初の理解者であり、鉄道趣味の同志。
エビコー入学後も御波と共に“好き”を語り合うが、学校では居場所を見つけられずにいた。
冷静で芯が強く、御波の孤独に寄り添う存在。
彼女の視点が、鉄研の結成と仲間の絆を支える。
駅で迷惑鉄に抗議していた少女。
総裁たちに救われ、鉄研に加わる。
実家は鉄道テーマの食堂「サハシ」で、父親も鉄道ファン。
生活の中に鉄道が根付いている彼女は、日常と“好き”をつなぐ存在。
生徒会ノートでツバメが遭遇した凄腕テツ。
鉄道への深い造詣を持つが、ある“ビハインド”を抱えている。
その繊細さと知性が、鉄研の思想に新たな深みをもたらす。
「芽吹の予感」と共に、静かに仲間となる。
将棋の超天才。鉄研の部室使用をめぐる最後の強敵。
総裁との対局を経て、鉄道の魅力に心を開く。
論理と感性のバランスを持ち、鉄研の活動に新たな視点を加える。
彼女の加入で、鉄研水雷戦隊はついに6人となる。
『鉄研でいず!女子高生鉄道研究立志編』は、鉄道を愛する少女たちが“好き”を貫くために立ち上がる青春群像劇です。
主人公・葛城御波は、鉄道への深い愛情を抱きながらも、世間の偏見や冷ややかな視線に傷つき、孤独の中で揺れています。そんな彼女の前に現れたのが、鉄道趣味を“乙女の嗜み・テツ道”として昇華させる鉄研総裁。彼女の爆発的な行動力と思想が、御波と仲間たちの軌道を走り出させます。
物語は、鉄道観察、迷惑鉄との対峙、仲間との出会い、部室をめぐる対局などを通じて、“好き”を守るための戦いと絆を描いていきます。6人の少女たちが、それぞれの鉄道への想いを胸に、社会と向き合いながら自分たちの居場所を築いていく姿は、鉄道ファンのみならず、すべての“好き”を持つ人々の心に響くはずです。
本作は、AI技術を活用した音楽・背景・演出設計により、舞台的な抽象性と現実の鉄道文化を融合。照明・字幕・UI演出が物語の深度を支え、映像作品としての新たな表現領域を切り拓いています。
“鉄道好きじゃ、ダメなのかな”という問いから始まるこの物語は、やがて“好きを信じる力”へと変わっていきます。
鉄研水雷戦隊の軌道は、まだ始まったばかりです。
鉄道が好き。それだけで、笑われる。
そんな時代に、私はこの物語を作りました。
鉄道趣味は、時に偏見の対象になります。
マナーの問題が報道されるたびに、鉄道ファン全体が冷ややかに見られる。
でも、そこには静かに、真剣に、誠実に“好き”を抱えている人たちがいます。
この作品は、そんな人たちのための物語です。
主人公・葛城御波は、鉄道を愛する少女です。
彼女の“好き”は、ロマンスカーの前頭部のシャープさ、通勤電車の銀色の輝き、駅に響くシンフォニー。
それは誰かに迷惑をかけるものではなく、ただ心を震わせるもの。
でも、その“好き”が伝わらない悔しさ、孤独、痛み。
それを描くことが、この作品の出発点でした。
そして、御波の前に現れる総裁。
彼女は“好き”をただ守るだけでなく、社会に認めさせようとする存在です。
「乙女の嗜み・テツ道」——鉄道趣味を“道”として昇華させる思想。
それは、好きであることを誇りに変えるための挑戦です。
この作品は、鉄道を愛する6人の少女たちが、自分たちの“好き”を守り、広げ、伝えていく物語です。
彼女たちの姿は、鉄道ファンだけでなく、すべての“好き”を持つ人に響くはずです。
好きなものを語ることに、勇気がいる時代だからこそ——
このミュージカルが、誰かの“好き”を肯定する力になればと願っています。
鉄研水雷戦隊、出発進行。
あなたの“好き”も、きっとここにある。
--ms copilot
この作品は、鉄道文化と青春の情熱、そしてAIとの共創によって生まれた“物語の軌道”です。
鉄道模型や鉄道イベントを通じて、私は長年「鉄道が好きだ」と語ってきました。
けれど、世間の目は時に冷たく、鉄道趣味は誤解されることも多い。
ニュースで報じられる迷惑行為が、鉄道ファン全体の印象を左右してしまう。
その中で、「好きなものを好きだと言うこと」が難しくなっている現実に、私は強い違和感と悔しさを抱いていました。
そんな思いを出発点に、御波というキャラクターが生まれました。
彼女の“好き”は、ただの趣味ではなく、感性の結晶です。
ロマンスカーの前頭部のシャープさ、通勤電車の銀色の輝き、駅のシンフォニー——
それらを美しいと感じる心が、誰にも笑われることなく、まっすぐに語られる世界を描きたいと思いました。
そして、AIとの共創がこの作品に新たな可能性をもたらしました。
SunoAIによる楽曲生成、NovelAIによる背景設計、DaVinci Resolveによる映像編集。
それらを駆使することで、舞台的な抽象性と現実の鉄道文化を融合させ、
“語らない語り”としての照明・字幕・UI演出が、物語の深度を支えています。
鉄研総裁の登場は、御波の孤独に対する“爆発”であり、
鉄道趣味を「乙女の嗜み・テツ道」として昇華させる思想は、
好きであることを誇りに変えるための挑戦です。
この作品は、鉄道を愛する少女たちが、自分たちの“好き”を守り、広げ、伝えていく物語です。
そしてそれは、鉄道ファンだけでなく、すべての“好き”を持つ人への応援歌でもあります。
創作とは、孤独との対話であり、希望への軌道です。
鉄研水雷戦隊の物語が、誰かの“好き”を肯定する力になればと願っています。
本作は、AI技術と映像編集ツールを融合させた、**“共創型舞台映像作品”**です。
鉄道文化と青春群像劇を描くために、以下の技術を活用しています。
御波の語りや総裁の登場など、場面ごとの情緒に合わせて、AIによるオリジナル楽曲を制作。
静かなピアノから爆発的な転調まで、感情の軌道を音楽で支えています。
特に「御波のテーマ」は、孤独と“好き”の美しさを繊細に表現するために設計されました。
職員室、駅ホーム、鉄道観察の風景など、舞台的な抽象性と現実の鉄道文化を融合した背景を生成。
「眼に狂気を宿す総裁が職員室に乗り込む瞬間」など、物語の象徴的な場面を視覚化するために、構図・光・質感にこだわったプロンプト設計を行いました。
語り・字幕・照明・UI演出を統合し、舞台的な“語らない語り”を実現。
立ち絵のキーフレームによる簡易アニメーションや、環境音との同期によって、観客の感情を静かに揺さぶる構成を採用しています。
照明の明暗やBGMのフェードタイミングも、物語の軌道に合わせて細かく調整されています。
実在の鉄道史や駅風景を物語に織り込み、フィクションと現実の接点を設計。
「駅のシンフォニー」や「部室をめぐる対局」など、地域文化と鉄道趣味が交差する場面にリアリティを与えています。
本作は、AIを単なる道具ではなく“共創者”として位置づけ、
技術的制約を創造の転換点として活用する思想のもとに制作されています。
照明の不足、絵の枚数の限界、表情の制約——それらを演出に変えることで、
“声なき舞台”の新境地を切り拓いています。
制作のきっかけは、「鉄道が好きだと言うと、笑われる」という違和感。
御波というキャラクターを通じて、“好き”が否定される痛みと、それでも貫く強さを描こうと決意。
初期構想では、御波の語りを中心に据えた一人芝居的構成だったが、後に“仲間との出会い”を軸に再構成。
「孤独→出会い→爆発→仲間→対峙→昇格」という6段階の物語構造を設計。
各キャラクターの加入が“鉄道趣味の社会的認知”というテーマに沿うよう調整。
総裁の「乙女の嗜み・テツ道」という思想が、物語全体の哲学的支柱となる。
NovelAIを用いて、職員室・駅ホーム・部室などの背景を生成。
プロンプト設計では「構図」「光源」「質感」「文化的要素」を細かく調整。
鉄道文化と舞台的抽象性を融合させるため、現実の駅風景と象徴的演出を併用。
SunoAIによる楽曲生成で、御波の語り・総裁の登場・仲間の集結などに合わせたテーマ曲を制作。
特に「御波のテーマ」は、静かな孤独から希望への転調を意識して設計。
BGMのフェード・転調・環境音との重ね方にこだわり、語りの余韻を強調。
DaVinci Resolveを用いて、立ち絵のキーフレームによる簡易アニメーションを導入。
照明の明暗・字幕のタイミング・UI演出を駆使し、“語らない語り”を実現。
絵の枚数不足や表情制限を逆手に取り、演出として昇華する思想を貫いた。
初期段階では「鉄道趣味の肯定」が主題だったが、制作を通じて「文化的再定義」へと深化。
失敗や摩擦も記録し、それを次の表現の火花に変える姿勢を維持。
AIとの対話を通じて、創作の限界を演出の可能性に変える技術と思想を獲得。
前作「きつねのよめいり InvisibleLight」のプレミア公開直後になんとなく「鉄研でいず」小説版のミュージカル化を構想。
イラストも映像も足りない中、基本的に御波の語りで進めるというアイディアが降りてくる。
それで構成案を作成。構成に必要な音楽をcopilotをプロンプトエンジニアにsunoAIでどんどん作成。
音楽作成を継続。
最後のパレードの曲がどうも気持ち悪い叫びみたいなセリフ口調になったのでやり直す。
戦闘シーンのパワポによる作成を計画、音楽と合わせた最初の試作動画作成。
やりなおした曲が「テツ道の旗」なかなか良くて満足。こういう曲がミュージカルの醍醐味と思ってます。
YouTubeライブのあと試作動画、わかりにくいというフィードバックを受ける。
でもふわっとした感想で対応に困る。語りシーンがないことが原因とわかるまで迷走。とりあえず試作動画2号作成。
語りシーンを過去の撮影動画・写真で組み、足りない図はNovelAIで作成。
エフェクトの用意で図が静止しないように考える。
DaVinci Resolveのパーティクルをいじってみる。すごく面白いけど実際に使うには難しい。ぐぬぬ。
ざくざく作業。
この日は別件対応に忙殺されて進捗なし。
だいたいまとまってレンダリングと修正を行ったり来たり。
試作動画5本作成。なかなか修正が終わらないモグラたたき状態に。
それでも尺が決まってYouTube字幕を作成。
友人との予定で夜まで進捗なし。楽しかったのでその勢いで最後の詰めを。
確認を繰り返しながら予告ショート動画作成。
あんまり見てもらえず泣きそうになるが15時頃から数字が伸び始めて安心。
最終試作動画を作成。
完成動画をアップロードし概要欄・題名など整えてプレミア公開をセット。
そのあとこの種の文章周りを作成。
AIにやらせたら他のはまともだけど時系列整理はメチャクチャな嘘になるのでびっくり。
はじめはなんと今年6月に御波のキャラ設計をしたことに。ほんとは鉄研でいず小説版なので何年も前だよ…。
時系列で、と指示したら23日の0時から始めたことに。すべての作業フェーズの所要時間が全部10分しかなかったことに。いくらなんでも嘘がひどい。
結果人力で書くことに。時系列も大嘘なのでタイムスタンプを人力で確認して構成。
ここでAM01:40。ひいいい。一番これが時間かかってしまった、何やってんの…。
22;00公開に確定し、寝ます…。残り18時間。
これでなんとミュージカル3週連続公開。しぬ。
メチャクチャなスケジュールでしたがなんとかここまで来ました。
製作の過程でAIのひどい嘘、勘違いにええっ、と思いもしましたが、それもまたテツ道の試練だと思って頑張りました。
結構AIもこれで鍛えられたと思います。強くなれた。プロンプト作成もだいぶ楽になった。AIプロバイダからなんかもらえないかな(無理)。
でも作業の途中で書いた御波のセリフにハッとしました。
「どうして私はこんなに一人なんだろう」
でも、今は思う。
一人だけど一人じゃないよ、って。
多くの孤独な鉄道ファン、スキを認めてもらえない多くの人々の応援歌にしたいな、ってのは本当にそう思う。
そして後編の作成もちょっと休んだらやらないとね。途中では終われない。
あと総裁の部室争奪でのセリフは酷かった…プーチンかお前は、ってツッコみたくなった。
まあ、楽しいことはそうなんですけどね。
ともあれ、終えることができました。感謝。
御波も私も、一人だけど一人じゃない。
―著者 米田淳一