①文の構成力が乏しい
②言葉で表現することが苦手である
③言語能力の弱さがある(話そうとする内容を的確に言葉で表現したり、要点をまとめたり、順序立てて話したりすることが苦手)
支援のポイント
・日頃から使用している言葉について、「これってどういう意味?」と質問する等、意味を確認したり、語彙を豊かにしたりできるように心がける。
・児童生徒が話した内容について、重複している内容等があっても、視覚的にポイントを整理して確認し、本人だけでなく、皆が理解しやすいようにする。
支援策「あったらいいな」こんなサポート例
・調べ学習などで、児童生徒がタブレットを活用し、他の子と協同しながら掲示物を作成する。
・最近の出来事等について5W1Hの話型で順序立てて話をする。
・話の内容を音声入力等で文字化して、後で見返しながら、話し方や話す内容について客観的に振り返れるようにする。
・質問をしながら絵合わせをするゲームに取り組み、質問したり、尋ねられたことに的確に答えたりする活動に取り組む。
・会話や発表等の様子を録画し、改善前と改善後を比較する。
・児童生徒の学習状況を段階的に記録(画像保存)後で成果として発表することにつなげる。
・一文ずつ短冊に書き、それを順番に話すなど、話し方をパターン化して考えられるようにする。
・「わかりやすく伝えたもの」と「そうでないもの」を実際に聞くことで、その違いからどう伝えると良いかを考えて実践する。
・本人と先生が同じ内容を話しているところを録音し、実際に聞いてわかりやすく伝えるための違いを考えてみる。
動画教材
学習プリント
実践事例