①記憶の弱さから以前にあった類似した経験と結び付けられない
②言葉の使い方の弱さ(場面ごと・状況ごとに異なって使われる意味、含みのある言い回しを理解しづらい)(例:「やめて」「ごめん」などの言葉がとっさに出ない
③自分を客観視(※)することの弱さ(※「こうすればうまくいく」といった自分を客観的に感じる見方が困難)
④身体感覚の弱さがあり、自分の身体の動かし方や全体的なイメージがつかめておらず、動作が雑になったり、周りと動きを合わせることができない。
⑤情報の取捨選択の弱さ(状況の中から、必要な視覚情報・聴覚情報を取り出すことが難しいため、結果的に状況判断が困難になってしまう)
⑥行動や欲求をコントロールする力が弱い(衝動性のコントロール)
⑦感覚過敏・鈍麻(※)(※刺激に対する反応が鈍い)がある。(例:人との接触や、衣服の接触、温度等の感じ方が極端に異なることがある)
⑪やられた相手の気持ちや痛みを理解することが難しい
⑫適切に感情を表現(※)することが難しい(※感情を表す語彙の習得、感情の種類の認知、感情の程度の認知、ネガティブな感情への対処等)