①話し合いの見通しをもつことが難しい
②話し始めと終わりが分からない
③誰に注目すれば良いか分からない
④短期記憶が弱い(他の人が何を話していたか記憶することが難しい)
⑤周囲の音や声から必要な音を聞き分けることが難しい
⑥話し合いのスキルが身についていない
(人の話を聞く、相手の質問に的確に応答する、自分の考えや意思を適切に表現する、話し合いの手順を理解する、みんなで決める方法を理解する、みんなで決めたことに従う、意見が対立したとき折り合いをつける、相手の気持ちや立場を考える)
・話し合いをするときに一度教室全体を静かにさせる、合図を出すなど、聞く姿勢を整えられるようにする。
・話す人と聞く人の役割を決めるなど、注目する人を分かりやすくする。
・「話型」を作り話し合いを進められるようにする。
・教室内の騒音を減らす工夫をする。
支援策「あったらいいな」こんなサポート例
・GoogleFormsやチャット等を用いて、子供の意見を収集し、投影する等、言葉を視覚化して、全体での共有を行うことで、話し合いの見通しをもたせる。
・GoogleClassroomやMicrosoftTeams等のツールを活用して他の子供の意見等を共有できるようにする。チャット等を画面共有し皆で共有できるようにする。
・チャット等で思いついた時に発言でき、読み返すことで話の流れが後からでも分かるようにする。
・短い時間で繰り返しできる「聞く力を高めるトレーニング」をする(動画や聞きとりクイズ等)。(例:果物の名前が出たら手を叩きましょう「青色 土 アイス サッカー みかん 風船 パンダ」)
・「話している人は手を挙げてから話す」等の話し合いのルールを決め、注目する相手を分かりやすくする。
・メモを取ることが難しい場合は録音して理解する、音声の文字入力等を用いる。
学習動画
数字を聞いて書こう
学習プリント(画像をクリックしてください)