①言葉や文字の認識するのに時間がかかる
②文章から言葉や文節のまとまりを把握することが難しい
③文字を音に変換することが難しい
④視覚で捉えて文字を音に変換することが難しい
⑤文章を適切なまとまりで捉え、その意味を理解することが難しい
⑥1行分の文字をしっかり目で追い続けることが難しい
支援のポイント
・ICTを用いることで視線を大きく動かすことなく、拡大・縮小や補足説明を見ることで読み飛ばしが減る。
・読むことに苦手意識が増えないように興味のある文章等を読むことで自信がつくようにする。
支援策「あったらいいな」こんなサポート例
・教科書・プリント等を拡大で提示し、今どこの部分を学習しているのか、どのように記入するのかを示す。
・発表や活動の様子をタブレット等で撮影し、自分たちでも見て振り返りをできるようにする。
・タブレットで座標やグラフを書くことで、拡大したり、全体を見たりすることが柔軟にできるようにする。
・単語や文節に区切りを入れ、パッと見てわかりやすいようにする。
・文末や間違えやすい箇所にマーカーなどで色をつけて目立たせる。
・よく似た形の中にある文字を見つけたり、間違い探しをしたりするなどの認知トレーニングやアプリ等を通じて「見る力」を高める。
・文字を目で追うのが難しい場合は、ビジョントレーニング等をして動きやすくする。
・ホームページ上のフリガナを自動で付ける拡張機能を導入する。※1
・デイジー教科書を利用して、パソコンやタブレット端末で、教科書の文章を読み上げる。※2
・文章の量を調節し、1文から少しずつ読める量を増やしていく。
・読字しやすいフォントに設定を行う。※3
・リーディングルーラー (色付きのプラスチックフィルム)を使用して、パッと見てわかりやすいようにする。
・モニターの明るさ設定を調節し、読みやすい明るさに変更する。※4
・国語の教科書では、ルビ付き教科書を使用させる。(指導用教科書に付属していることがある)
参考資料等
画面の明るさ調節
(例 Windows 10)
動画教材
めのたいそう2
学習プリント(画像をクリックしてください)