①自分がしている行為に注意を向ける「セルフ・モニタリング(※)」の機能が弱い
(※周囲の状況や他者の行動に基づいて、自己の行動が社会的に適切であるかを観察し、自己の行動をコントロールすること)
②授業内容や課題に対し「注意」を向け切れていない(集中持続時間が短い)
③その場において、不快な音や匂いや視覚情報等に対する感覚の過敏がある
④バランスの崩れを感じ取る感覚がうまく働いていないため、姿勢の維持や調整に気を配りづらい
⑤身体の筋肉の入れ方や、関節の動きを感じ取る感覚がうまく働いていないため、体の動かし方の細かい調整が難しい(歩いたり走ったりといった大きな動きはできても、手指の細かい動きは苦手な場合も)
⑦集中力が保てず、ほかのことに気を取られる(気にしなくても良いことが気になってしまう)
⑧落ち着かなくなり、体を動かしたくなる(静止し続けることが難しい)
⑨大きな音が聞こえたり、急な変更で不安が強くなり、その場にいられなくなる(不安が増幅してコントロールが難しい)
⑩独特の衝動性があり、一度感情が高ぶると、それを抑えられない
⑪やるべきことが分からない(全体指示だと自分への指示だと分からない等)
⑫教室の外の音や物など、他のことに気を取られてしまう
⑮状況理解が難しく、マイペースである(まわりの状況を読みづらい)