①物の形を捉えたり構成したりする力が弱い
②図と地の弁別が難しい
③視覚で捉えた情報を統合することが難しい
④物のどの部分に注目すれば良いか分からない
⑤集中力が続かない
⑥視覚的な刺激に過敏に反応する
支援のポイント
・具体物に触れたり、実際に活動することを通して、体験的に学習できる場を設定する。
・注視しやすい色、形、大きさに配慮した教材提示をする。
・PCを利用し、電子データを拡大したり、色を変えたりして見るポイントを絞る。
支援策「あったらいいな」こんなサポート例
・タブレット端末で拡大したり縮小したりしながら数学のグラフ(比例)に座標を書き入れる。
・似たような形やマークの見極めに困難さのある子へ、ビジョントレーニングを行う。※1
・体育の授業において本人の動画を見せることによって、フォームの改善や修正を行う。
・コマ撮りアプリでフォームの確認を行う。※2
・机上に必要最低限の学習用具のみ置くことで、他に注意が向かないようにする。
・計算問題では、必要な問題のみ集中することができるように、デジタルホワイトボード Jamboard(※3)に必要な部分を貼り付けておく。
・授業の展開(導入、展開、まとめ)を同じにすることで、心理的な負担を軽減する。
・教師の手元を、実物投影機やパソコンのビデオ機能を用いて実物を拡大したり縮小したりして観察できるようにする。※4
参考資料等
※1 ビジョントレーニング
※2 コマ撮りアプリ
※3 Jamboard(ジャムボード)
PDF保存や印刷も可能
※4 専用の書画カメラがない場合は、アームスタンドにタブレットを取り付けてカメラを起動する。書画カメラになる。
動画教材
学習プリント(画像をクリックしてください)