①漢字の形を正しく把握したり、記憶することが難しい
②似た形の漢字と混同してしまう
③画の位置を正しく配置することが難しい
④書き順等を唱える聴覚的な記憶が弱い
⑤目と手の協調運動が苦手である
⑥線や点の配置、とめやはね、はらいなど細部に注意して書くことが難しい
支援のポイント
・板書は整理して、見やすく、複雑にならないようにする。
・苦手意識が大きくならないよう、宿題の量などは、やりきる範囲で設定し、達成感を味わえるようにする。
支援策「あったらいいな」こんなサポート例
・タブレット等でアプリを使って書き順や読み方の確認等を行う。
・部首のカードやアプリ等を用いて漢字を分解して捉えさせ、へんやつくり等、形をヒントにイメージや関連性(例 きへんは木に関係がある 等)を持ちながら理解できるようにする。
・認知トレーニング等として、絵や漢字の間違い探しをすることで、注意深く見られるようにする。
・平仮名の拗音や濁音等も、声に出してみる等、意識ができるようにする。
・「聞きながら書く」「読みながら書く」といった二つのことが出来ない場合もあるので、書くことに集中できる時間を確保する。
・筆記用具は、実態に合わせて使いやすいものを用意する。
・目と手を使ったトレーニングをする(目の動きに手の動きを合わせる力)(例:ビジョントレーニング等)。
動画教材
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