①思いついたことを言わずに我慢しておけない
②話の内容を理解することが難しい
③会話の基本マナーを知らない
④聴覚記憶が弱い
⑤場の空気を読むことが難しい
⑥聴覚過敏・鈍麻がある
⑦教員の話が複雑で長い
⑧集中して話を聞く環境におかれていない
・「聞くとき」「見るとき」「待つとき」など、見てわかる言葉や絵で示すようにする。
・話の終わりを見通せるようにする。
・ 説明は、短く、明確にする。どうしても補足や言い直しをする際は、長くならないよう気を付ける。
・自立活動の授業で、SST、グループワーク、話し合いの練習等を行う。
・ビデオレターを作成し、学校間の交流をする。最後まで聞いてから質問するルールを予めお互いで確認する。
(例 「以上です」といったら次の学校が話す等)
・パソコンのホワイトボード機能(Jamボード等)を使い、チャットや付箋で話し合い活動を行う。
・テレビ会議システムを通じて、コミュニケーションを行う。
・パワーポイント等のプレゼンテーションソフトを使って、ルールとマナーについて考える授業をし、学校全体で皆で共有する。
・話の内容は簡潔にまとめ、説明は短くする。補足の説明や言い直しは混乱を招くので避けるようにする。
・廊下や校庭から音が聞こえてくる等、刺激のある座席は避ける。または衝立を立てる等、視覚的にも余計な刺激を減らすようにすると良い場合もある。
・指示がいくつかある際は「3つ言います。質問は後から受けます。」等と宣言する。
・我慢のレベル表等を用いて、自分の感情をモニタリングする(写真1)。難しい時にはヘルプを出す(写真2)。
参考資料等
写真1 我慢のレベル表
写真2 ヘルプカード