聞き間違いがある

例えば「知った」を「行った」と聞き違える

学習面(聞く)背景

①短期記憶(※)が弱い  

②文字と音の変換に困難さがある

③母音と子音の聞き分けが難しい

支援のポイント

・マスクをした状態だと聞き取りにくいので、口をはっきり開けて、ゆっくりと音を出して話すよう心がける。

・指示を板書する、メモを用意するなど、言葉が視覚的にも残るようにする。

・「聞こえ」の困難さについて専門機関や、聴覚霜害特別支援学校、難聴・言語通級指導教室と連携する。

支援策「あったらいいな」サポート例

写真を撮ったり、動画に撮っておいたりして、児童生徒の聞く力が弱くても、後で見返すことができるようにする。

・前もってどのような順番で予定が進むかをタブレットやホワイトボード等で提示しておく

・聞く際に児童生徒が情報を整理して聞き取りやすいよう、口頭で伝達するのと同時にPC等を用いて絵や写真でも示す。

・文字起こし機能のあるソフト(GoogleドキュメントやWord、UDトーク等)を活用して、児童生徒が聞き取った言葉(文字)を再確認できるようにする。また、視覚的に提示し残るようにする。

・短い時間で繰り返しできる「聞く力を高めるトレーニング」をする(動画やクイズ等)。(例:果物の名前が出たら手を叩きましょう「青色 土 アイス サッカー みかん 風船 パンダ」)


動画教材

音を正確に聞き取ろう①

音を正確に聞き取ろう②

学習プリント(画像をクリックしてください)